世界一キライなあなたにのレビュー・感想・評価
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好きな映画
似たシチュエーションの「最強のふたり」を連想した。どちらに共感するか? どちらにも一票。答えは簡単に出ない。ただ、設定上お金に糸目をつけない環境ながら、身体が不自由という共通項。誰に感情移入しながら見るか?で、また、ずいぶん答えが違いそう。ところで、あちらは、また、人種問題を絡めた解釈もできそうだけれど、それは、人種差別意識がないつもりでいながら案外激しい差別意識が強い「日本人」には、判定しにくいと思う。そこにめんどくさい善意も絡むとさらにめんどくさい。それに、それは、また別の話かな。
富裕層と庶民という極端な設定に関しては異論もあるけど、映画だからね。仮に実話があってそれが違っていたとしてもそれはそれで良いと思うし。
ただ、「最強...」は、立て続けに3回見た。彼らの生きる姿勢に学びたかったからではないかと自己分析。これは、続けては、辛くて見れない。でも、こういう生き方の選択も否定できない。
同じ不自由をかかえる人に、ただただがんばれ!とは、なかなか言えない。一方、五体満足でも死の淵を超える人もいる。誰もがホーキング博士ではなく、やっぱり一人一人、それぞれの問題だと思う。そういうことをはっきり考えさせる映画だと思う。
人生
青年実業家で、すべてが順調で楽しく完璧な人生を過ごしていたが、不運な事故で恋も生活も性格も一転したひと。
明るく人と関わるのが好きで夢はあるが、家族の仕事難で苦労が絶えず、ただただ働く日々を過ごしているひと。
偶然の求人で出会った2人。
はじめは、事故によって体の自由が効かなく、今までの生活とのギャップで日々苦しみ、周りに対して悲観的で皮肉な態度を取っていた青年。しかし、その女性のひたむきさと正直さによって、少しずつ心を開き始める。
また、女性の方も今まで出会ったことのないタイプの青年と出会い関わっていく事で、新しい世界に触れ、自分のやりたいことを見つめ直していく。
しかし、青年が半年という猶予期間のあと、人生を閉じようとしていて、自分が自殺防止を兼ねた監視人として雇わられていたことがわかり・・・。
何が幸せで、その人にとって何が生きるということなのか。それぞれの価値観の違いや生きる道を考えさせられる映画。悲しい部分もあるのに、ひとの暖かさや想いの尊さを感じさせられ、見終わったあと、不思議とスッキリとした気持ちになる。
原作よりアッサリしてる
愛ってなんだろう
違う見守り方もあるのに
このタイプの映画が好き
絵に描いたような善人の26歳の主人公(エミリア・クラーク)が勤めていたカフェをクビになり、ハローワークで介護職を斡旋される。
介護するのは交通事故で首から下が不自由になり、脊椎を損傷しているため、再起が望めない大富豪の青年。
期間は6か月、暗かった青年が明るい主人公の力で心を開いていくのだが・・・。
悪人の出てこない映画は楽しい。
テーマは重いが
皆それぞれ一生懸命
解せない
う~ん
きれいではかない…
とても切なくて泣いてしまった。
お互いに愛し合うも、ウィルの気持ちは満たされようがない。ルイーザはウィルを楽しませようとあらゆることをするけれど、彼の状況は変わりようがない。愛しているけれど、ああいう決断をしたウィルには共感するところがある。事故に遭うまで人生を本当に楽しんでいたウィルならばもっともなことだろう。
ただ、ルイーザに出会えたことはウィルにとって他に変えられないほどの宝になったのではないか。自ら彼女に手を伸ばせない悔しさはあっても、そこに後悔はなかっただろう。だからこそ彼女をスイスに呼んだのだと思う。ルイーザにとってはとても残酷な招待だっただろうけれど、スイスに向かった彼女の勇気と振り絞ったような笑顔に深い愛を感じた。
シンプルだけど薄っぺらくなくてとてもいい映画だと思う。
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