世界一キライなあなたにのレビュー・感想・評価
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原作よりアッサリしてる
原作が好きで映画化も楽しみにしてた。
エミリア クラークの大袈裟な表情が少し苦手だけど、イメージ的には合ってると思った。
自分の思い通りにならない体になって、自分らしく生きられないなら死んだ方がマシと考えるウィルと、それでも生きていてくれればそれで良いと言う周囲の人達。
生きる意味について考えさせられる。
愛ってなんだろう
違う見守り方もあるのに
このタイプの映画が好き
絵に描いたような善人の26歳の主人公(エミリア・クラーク)が勤めていたカフェをクビになり、ハローワークで介護職を斡旋される。
介護するのは交通事故で首から下が不自由になり、脊椎を損傷しているため、再起が望めない大富豪の青年。
期間は6か月、暗かった青年が明るい主人公の力で心を開いていくのだが・・・。
悪人の出てこない映画は楽しい。
テーマは重いが
皆それぞれ一生懸命
解せない
う~ん
きれいではかない…
とても切なくて泣いてしまった。
お互いに愛し合うも、ウィルの気持ちは満たされようがない。ルイーザはウィルを楽しませようとあらゆることをするけれど、彼の状況は変わりようがない。愛しているけれど、ああいう決断をしたウィルには共感するところがある。事故に遭うまで人生を本当に楽しんでいたウィルならばもっともなことだろう。
ただ、ルイーザに出会えたことはウィルにとって他に変えられないほどの宝になったのではないか。自ら彼女に手を伸ばせない悔しさはあっても、そこに後悔はなかっただろう。だからこそ彼女をスイスに呼んだのだと思う。ルイーザにとってはとても残酷な招待だっただろうけれど、スイスに向かった彼女の勇気と振り絞ったような笑顔に深い愛を感じた。
シンプルだけど薄っぺらくなくてとてもいい映画だと思う。
人を受け入れ愛するとは。
どちらかと言えば女性向け
冴えない女性が、城を持ってる資産家の障害者の介護の仕事につき、自身の生き方を変えるきっかけを得る物語。
冴えないと書いたが、ファッションセンスが奇抜な事と特徴的な眉がキュートなルー。
雇い主の息子ウィルは事故で麻痺した身体で生きる事を諦めて、自殺幇助を希望している。
物語は介護者と障害者の恋愛への発展するがウィルの決断がどうなるか?が観る人の賛否両論あると思う。
ウィルのプライドの高さなら、あの状態のまま、生殺しのような暮らしはしたくないだろうし、両親ですら葛藤する選択である。
皆、自分なら…?と考えさせられる。
ラストに甘っちょろい奇蹟は起こらないが、別な意味でウィルはルーを解放した。
ルーが自分を責めず、前へ進められたのはウィルが上手くやったと言うことか。
一番可哀想なのはルーの彼氏である(笑)
切ない。
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