世界一キライなあなたにのレビュー・感想・評価
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君の裸を見ても抱けない
「裸の君を見ても抱けない」
首から下が付随になった自分を愛してくれる女の子を抱けない辛さがひしひしと伝わってきた
感動ポルノとか言い出す奴もいそうだが、素直に泣けた映画
"きっとうまくいく"が大好きなのでこの映画も好きだった
しかし、個人的に"きっとうまくいく"には勝てなかった
なぜなら心に残るシーンがなかったことと、
誰にも心を開こうとしない障害者との心の交流が始まる描写がイマイチだったこと
の二つがデカイ
この映画も綺麗な景色こそあったりしたのだが、この二つのデカイ柱で勝てなかった
主人公の女の子の彼氏が気合入りすぎて所々エセ松岡修造みたいだった
松岡修造でも、から回っている松岡修造なのでうざいことこの上ない
そりゃ嫌になりますわ。
最後のシーンで、好きになった男を亡くし、その男が遺産を残してくれ、新しい一歩を踏み出せたはずの主人公の
幸せって何だ!?!?
と問いかけてきそうな微妙な表情がとてもよかった
進むにつれてどんどん主人公がかわいく見えてゆくので星プラス0.5個
幸せとは。生きることとは。
Sam Claflinさんの演技が大好きなので、予告からずっと見たいと思っていた作品です。やっぱりSamの演技は人を惹きつけるな〜と。Emiliaちゃんも可愛すぎてこんな友達欲しいです(笑)
原作を読んでいなかったので、初めの段階ではこの手のやつはハッピーエンドだろうと(自分もハッピーエンドの方が好きだし)思っていたのですが、途中から苦しすぎて涙が止まりませんでした。タイタニックとまではいかないですが何日か引きずってしまいそうな位私には堪えました。(実際今2人のインタビュー動画見て心を落ち着かせてます笑)
どうしてその選択をしてしまったの?2人で生きていく時間は彼にとって生きるに値しないのかな?と色々考えました。けれど見終わって色々なことに気付かされた気もします。
彼には一番幸せだった頃のあの思い出と時間があって、それは変わることはない。ある意味ウィルも呪縛から逃れることはできない運命。でも気付けばルーはウィルにとってかけがえのない存在になっていた。それはルーも同じ。
ルーにとっては彼と一緒に生きていくことこそが幸せかもしれない。けどウィルは世界がどんなに広くて人生がどれほど鮮やかか知っている。だから彼女を自分という存在に縛り付けたくない。あんな彼女だからこそ自由に目一杯人生を謳歌してほしい。それこそが彼の願いであり幸せなのです。特にこの2人は”恋人”というより”人間対人間”の絆みたいのが感じられて、人間一個体のレベルで相手を想う姿勢がグッときます。
ルーの気持ちを考えたら本当に本当に苦しすぎて、、私なら生きる希望を失ってしまうかもしれない。というか普通の人ならそんな選択受け入れられないし、卑怯だと思ってしまうかもしれない。ルーは身体が動かなくても自分と生きて欲しかったと思う。それくらいの愛だったと思うし、それはきっと伝わってた。けれどウィルの意思は固かった。と同時に、その苦しみを超えてでもルーに本当に幸せになってほしかった。そしてルーはその想いを受け止めたんだな、と。
もちろん、愛する人を抱きしめることすら出来ない、命の危険が常にあって普通の人のように生きることの出来ない自分への苦しみもそれを超えるくらい占めていたと思います。その気持ちは当事者たちにしか絶対に知りえないことだし、軽々しく口にできるものじゃない。ウィルにとって「生きることとは何なのか」ということです。これは考えても考えても答えが出ない。
尊厳死については日本と欧米の文化や価値観の差もあると思います。これに関しては彼らの生き方だから違いがあって当然だと思うしそれがストーリーに反映されるのも当たり前です。文化の違いを感じられました。
あとは欲を言えば、もう少し丁寧に描いてほしいな、とかもっと人間くさく描いてもいいのにな、と感じるところも少しありましたが、映像も綺麗で何より美しい2人の素晴らしい演技が光ってます。あ、もう1つ言うなら若い人ウケするキャッチーな邦題はいいから原題のままにして欲しかったかな。笑
けどこの物語は愛する人にとって、そして自分にとって幸せとは、生きることとはなんだろうと考えさせてくれます。辛い話かもしれない。でもこれを敢えてハッピーエンドにしなかった理由もきちんと考えるべきなんじゃないかなとも思います。
苦しいですが胸を打つ作品です。ぜひ。
極端な描写とか展開の早さがイマイチ。 主人公イケメンすぎたし、車椅...
極端な描写とか展開の早さがイマイチ。
主人公イケメンすぎたし、車椅子でイチャイチャするシーンはキュンキュンした。
キスシーンは絵に描いたように美しすぎるから見ものですよ。倫理の授業で扱われそうな題材です。
切ない
ストーリーとしては涙あり笑ありの素敵な作品ですが、ラストでもわかるようにもどかしい思いになる人も多いのかなと思いました。
映像や、ファッション、海外らしい映画の作りなので、個人的にはオススメの作品です。
いまいち、泣けず。
主演の女優さんが、めちゃキュート。笑顔が顔グシャグシャで可愛いし、全身で、笑ったり泣いたりして、すごく生命力に溢れていて。素朴で純真な役に合ってた。
が、お話はうーん。お涙ちょうだいにしろ、なんか感情移入しずらい。首から下が動かない人の介護ではなく、話し相手は相当大変だし、なかなか素人が出来るものではないし、怖すぎる。
ラストもなんか唐突。
彼氏ぃ…
最初はあまり良い印象は持てないけど、関わっていくうちに惹かれあっていくというありきたりなストーリーでした。
でも、とても現実味のある映画だと思います。
普通の恋愛映画では、最後は死なず2人で未来を歩いていくという終わり方が当たり前だと思います。
しかしこの映画は違いました。
男だから愛する人を抱きしめたい、でもそうすることが出来ない苦しみが伝わってきました。だから死ぬことを選択した彼をだれも止めることが出来なかったと思うと、少し悲しいような気がしました。
ヒロインの彼氏がちょくちょく登場するのですが、なんか、当て馬感がすごいです
彼氏必要だったかな?
主演のエミリアクラークが好きで見に行きました。
彼女の感情的で喜怒哀楽を全面に出すキャラクターにとても好感が持てました。
突然自由から切り離されたウィルの境遇が可哀想すぎて…それに裏表なく真っ直ぐ向き合ってく主人公にぼろぼろと涙が…。
”最後はハッピーエンドがよかったなぁ、でもウィルは健常であったころと現状とのギャップが苦しさもあり、こんな自分ではルイーザを幸せにできないし抱きしめることもできないと、ルイーザを思っての決断でもあったんだよなぁ。彼女の幸せはウィルと一緒にいることだったのに…。”と、物凄く感傷に浸っていたとき一緒に映画を見に来た友人が一言「これイケメン男に釣られた浮気女の話じゃん」
それは私も共感できるところがありました。この映画彼氏の扱いが物すっっごく雑なんです。その存在すら必要だったのか分からなくなるレベルです。ほんとに蛇足です。
7年付き合ってる彼氏という情報に加え、旅行に友達大勢連れていこうとする彼氏 プレゼントが微妙なセンスの彼氏という描写をされたら何でこの2人が7年も付き合ってたのかも謎です。
最終的には振るような形になってましたが、ルイーザ恋愛感情抱いてるのにはっきりさせないでウィルと旅行行こうとしてたし、ちゃんと振れよと…。
ウィルとの恋愛に焦点を当てたいのでしょうが、中途半端に彼氏出すのならいっそこのキャラいない方がいいと思いました。
どうにも彼氏が2人の引き立て役的な役割にあてがわれるように見えて少しもやもやが残りました。
日本では…
尊厳死どころか、本人への病名や余命の告知がやっと受け入れられるようになった日本では、このラストは今ひとつなんじゃないかな…。犠牲が美徳と受け入れる人も多いしね。お金使って色々と手配して、ルーの負担を少なくして一緒に生きていくって選択があるのにな~と私は思いました。
主演女優のスペシャルな笑顔がメロドラマに蹴りを入れる。
ニコラス・スパークス映画かと誤解しそうなほど、感傷的でメロドラマ的なラブストーリーだ。作り手も、この映画を感傷的なメロドラマとして作り、観客に大いに泣いてもらおうという意図で作られたであろうことが想像できる。しかし、そんな感傷に蹴りを入れる人物が現れる。主演女優エミリア・クラークがそうだ。
顔全体で笑い、怒り、泣き、悩み、体全体で喜び、楽しみ、燥ぎ、生きるその姿は、メロドラマの枠からはみ出すエネルギーに満ち溢れていた。とてもキュートで可愛らしい女優だが、本来ならばラブストーリー向きの女優とは違うかもしれない。あまりにも小柄だし、すこしぽっちゃりした体型も、所謂メロドラマのヒロインのイメージとは少し違う。けれども、ミツバチのタイツを履きこなせるのはクラークしかいないし、柄に柄にさらに柄、というようなあまりにも奇抜なファッションを「個性」として魅力に繋げられるのもクラークしかいなかったはず。心を閉ざした青年が、彼女と出会って思わず笑顔になってしまう気持ちが本当によく分かる。それくらいに、溌剌として屈託がなく実にチャーミングなヒロイン像をメロドラマの中に築き上げた。
クラークの起用はメロドラマにとっては前向きな誤算だ。もし美しいだけで魅力の薄い女優がヒロインだったりしたら、感傷に錘をつけて涙の海に強引に沈め込むような映画になっていたはずだ。メロドラマの行きすぎた感傷に溺れる前に、クラークの明るさが作品に爽やかな風を吹き込んで余分な湿り気を拭い去ってくれる。
しかし・・・それに負けじと作品はメロドラマを押し通す。全編に亘りセンチメンタルな音楽が無粋に垂れ流され、展開はより悲劇的で悲観的な方向へと脚を引っ張り続ける。そもそも、メロドラマに従事するあまり、身障者のケアをする過酷さや苦悩と言ったものの描写は完全に排除されているのは大いに不満だ。ヒロインはただ身障者の「友達」にさえなればいいのであり、労働も介助もしなくていい、という特別免除のような立場に置かれる。そして描かれるのは徹底的なまでにご都合的なメロドラマ。まったく現実が見えていない設定だ。
一番の議論は結末だろう。個人的にはナシだ。彼が下した結論に辿り着くまでの説得力がまったく伝わらないのだ。同じ結末でも、観客に納得させてくれればいい。観客に問題提起を投げかけるのであればそれもいい。しかしこの映画の場合は、ほとんど反則技のように強引に力でねじ伏せて悲劇を作り上げたかのようだ。この映画の結末は、社会問題や命の尊厳にも通じるもので、実にデリケートな題材である。それを安易にメロドラマに利用されるのは快く思えない。ここでも作り手はまったく現実が見えてない。
欠点は多いのだけれど、エミリア・クラークのビッグ・スマイルを見ると、すべて許したくなってしまうんだよなぁ。本当に一挙手一投足が可愛い。唯一無二の愛嬌。彼女には今後、コメディあるいはロマンティック・コメディの世界で大いに活躍してもらいたいし、ハリウッドはすぐさま彼女をヒロインに据えたロマコメを撮るべきだ。絶対に。
最後の10分は涙なしではいられない!
久々に感動する映画でした!
実家もお金持ちで彼自身バリバリ働き、彼女も美人で友達も多く趣味はスポーツのウィル。
それとは対照的な貧乏だけど家族愛が強くまっすぐ素直なルー。
しかし、バイク事故でウィルは首から下が動かない身体へ。
ルーも6年間続けた仕事がクビとなる。
ルーは、次に介護の仕事をすることに…
それがウィルの介護だった
最初のファーストアイコンタクトはお互い印象が悪く、他人に心を閉ざしたウィルはなかなか心を開かない。
しかしルーのまっすぐで素直な言葉や行動により、壁を作っていたウィルも打ち解け合い仲が深まる。
そんな中、ルーはウィルが決心した『死』があと半年であることを知る。
ルーは、不器用ながら懸命にウィルの命を繋ぎとめようとする…
ウィルにとってルーは、かけがえのない存在になったことは間違い。ルーにとっても同じだが、ウィルの選択は悲しく重く受け止めきれない。
だがエンディングでは、ウィルにとってもルーにとっても、悲しく重く終わるのではない。ルーにとっての未来が見えてくるような希望が見える良い結末であったと思う。
尊厳死を前向きにとらえた映画。
ストーリー展開はとてもベタ、雰囲気もとても軽い映画です。
ただ扱ってるテーマはとても重い。
同じような境遇の人が見たら不快に感じる話しかも。。
ただ僕個人としてはとても感情移入ができる映画だった。
自分が同じ境遇だったらとつい考えてしまいます。この選択がけして正しいとは思いませんが、自然と感情が溢れて涙が出てきました。
そういう意味では良い映画だったと思います。
この結末は最悪だ!
これが、ラブストーリー?
尊厳死を扱ったものと知らずに観た。
キャスティングは魅力的。
でもこのストーリーは最悪だ。
感動?なんてするはずない!
ルーのお母さんの言葉の通り。
こんなの、ありえない。
この映画を観てどれだけの人が傷つくだろう。
私にも車椅子の友人がいる。
絶望の先に明るい光を信じて生きている。
このストーリーは、誰も幸せにしない。
今まで観た映画の中で、最も無知で、浅はかな
ストーリーだった。
これを観て同じように死を選ぶ人がいたら。。
そう考えるだけで、ゾッとする。
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