「重いテーマを最大限明るく描いた珠玉のラブストーリー」世界一キライなあなたに いけいさんの映画レビュー(感想・評価)
重いテーマを最大限明るく描いた珠玉のラブストーリー
「あと1センチの恋」でのイケメンぶりがとても印象的だったサム・クラフリン主演ということと、我が愛娘のお気に入り逸品ということで鑑賞。
娘の手前本作をズバッと評価することに抵抗を感じずいぶん鑑賞を後回しにしてきたが、観始めてすぐにそんな心配も杞憂に終わる。おとぎ話のようなきれいな景色と心洗われるストーリーに、一気に引き込まれる。特にエミリア・クラークのお日さまのように明るく温かい演技と、カジュアルでもフォーマルでもキュートに決まるファッションはとても魅力的で、彼女の一挙手一投足に目が離せなくなる。そしてそのまま落涙を禁じ得ないラストシーンへ。
結論、本当に観て良かったと思える作品だ。珠玉のラブストーリーと言っても過言ではないと思う。
本来は娘の言う通りじゅうぶん100点満点に値する作品だとは思うのだが、個人的には本作の肝の部分にどうしても共感しがたく、残念ながら星5つはつけられないのが正直なところだ。
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