「ポスターのイメージと中身がかなり違ってた」世界一キライなあなたに ジョニーデブさんの映画レビュー(感想・評価)
ポスターのイメージと中身がかなり違ってた
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ポスターとタイトルで、てっきりラブコメものと思って見始めたので、途中から尊厳死の問題がテーマの映画とわかって、鑑賞態度を軌道修正するのが大変だった。結構泣かせるシーンが多く、お涙頂戴ものとしては成功しているかもしれない。
ただ、賛否両論があるような映画らしいが、私は「否」の方だ。同じ脊椎損傷の人が見たらどう思っただろうか?あんなに金持ちで何でもできる人でさえ、脊椎損傷で以前のようには体が動かなくなったから死を選ぶなんて、あまりにも救いがないのではないか。同じ脊髄損傷の人に対して、希望を与えるような展開にするべきではないか。
個人的には、主人公がスイスへ行って、尊厳死を思いとどまらせるような展開になって欲しかった。 安易にお涙頂戴ものの映画として終わらせるべきではなかったと思うのだが・・・。
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