「邦題と内容が結びつかない。」世界一キライなあなたに キッスィさんの映画レビュー(感想・評価)
邦題と内容が結びつかない。
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事故で四肢麻痺になって安楽死を望むウィルと、仕事でお世話係になった自分の感情に素直なルーの話。
腫れ物のような対応ではなく、自分の感情に素直に従いながらも感情で動くタイプはウィルには新鮮であり、心を開くには十分だった。
ウィルは頭の回転が速いだけに相手のことを分析し、嫌味もすぐ思いつくが、それがだんだん相手のことを思いやることが増えていく姿はグッとくる。
パリで誕プレでもらったタイツを履いているということは、ウィルを失いたくなかったとともに、まだ忘れることができないということもありつつ、前に進んでいこうということが伝わってくる。
映画好きの人にかなりオススメと聞いたものの、恋愛ものは苦手と思っていたが、障害者の人権、安楽死を選ぶことを尊重するのか生きて欲しいと願うのか、障害者にも感情の起伏がある、いろいろ考えさせられることが多い作品だった。
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