劇場公開日 2016年10月1日

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「思いやり」世界一キライなあなたに てててさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5思いやり

2020年4月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

難しい

幸せ

この映画を見て私が感じたのは人を思いやる心だった。ルイーザ、ウィル、両親それぞれの思いがあり他人の思いは受け入れられないこともあるだろう。
だってみんなそれぞれ違うのだから。
でもそこを少しでも理解しようとするだけで世界の見方が変わると思う。
この映画は尊厳死に賛成とか反対とかではなくて人生をどう全うするか、どれだけ人を思いやれるかを考える映画だと考える。
ウィルが自ら死を選ぶことに関して批判する声もあるがそれも一つの選択であり本人が決めた人生だ。
ウィルの過去の描写から現在とのギャップが大きすぎたのだろう。
それだけウィルは人生を楽しんでいた。
でも失ったものもあるが過去の自分では気付けなかったことに気付けた。
確かに周りは悲しむだろうし、自分勝手な選択だろうと思うかもしれない。
そういうことも考え抜いて彼は死を選んだのだと思う。
それを批判するのは違うと思う。
ルイーザもそれを受け入れて前に進んで行くのだろうなと見て取れるような終わり方で私的には終わり方も良かった。
私はこの映画をみて自由に生きていることの有り難さを改めて感じ、出来る限り挑戦し続けようと思った。

ててて