「好きな映画」世界一キライなあなたに jedaimasterさんの映画レビュー(感想・評価)
好きな映画
似たシチュエーションの「最強のふたり」を連想した。どちらに共感するか? どちらにも一票。答えは簡単に出ない。ただ、設定上お金に糸目をつけない環境ながら、身体が不自由という共通項。誰に感情移入しながら見るか?で、また、ずいぶん答えが違いそう。ところで、あちらは、また、人種問題を絡めた解釈もできそうだけれど、それは、人種差別意識がないつもりでいながら案外激しい差別意識が強い「日本人」には、判定しにくいと思う。そこにめんどくさい善意も絡むとさらにめんどくさい。それに、それは、また別の話かな。
富裕層と庶民という極端な設定に関しては異論もあるけど、映画だからね。仮に実話があってそれが違っていたとしてもそれはそれで良いと思うし。
ただ、「最強...」は、立て続けに3回見た。彼らの生きる姿勢に学びたかったからではないかと自己分析。これは、続けては、辛くて見れない。でも、こういう生き方の選択も否定できない。
同じ不自由をかかえる人に、ただただがんばれ!とは、なかなか言えない。一方、五体満足でも死の淵を超える人もいる。誰もがホーキング博士ではなく、やっぱり一人一人、それぞれの問題だと思う。そういうことをはっきり考えさせる映画だと思う。
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