「クリント・イーストウッド監督の上手さは人間を描けるところにある。」ハドソン川の奇跡 星組さんの映画レビュー(感想・評価)
クリント・イーストウッド監督の上手さは人間を描けるところにある。
邦題に「奇跡」と付くが、原題は機長の名前「SULLY:サリー」
奇跡の物語と思って観ると監督の意図する方向を見失う。
2009年の事故を2016年には映画館で観ていた。
結果は分かっていたが、椅子に座る体は硬直していた。
155名、全員の命を守ったという事実に魔法は無い。
やるべき仕事をやり遂げた人と人達の物語があった。
映画館で観て、ビデオで観て、
やはり、これは「奇跡」の物語では無い
「人間の物語」だ、と再確信した。
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