「サリーと名づけたい」ハドソン川の奇跡 hideaquiさんの映画レビュー(感想・評価)
サリーと名づけたい
映画を見たときの自分の反応は、そのときの気分や体調に左右される。いままでもっとも動揺したのは多分「ダンサーインザダーク」で、当時とてもスランプで、でもなんでこんなに泣くんだろうと思ったのだけど、最近たまたま見た「怒り新党」で「共感性羞恥」を知って、どうやらそれだったかもと思ったということがあった。見てられなくなるわけではなくて、むしろ目が離せなくなってしまって、涙がこらえられなくなる。
この作品でもきっと似たような感じで動揺したんだと思う。
「ヒーローというのは自分の一生と、自分の命を懸けて何かを守る、そういう存在だ。」イビツァ・オシム
「ようするに、何が起きていたかなんて、その場にいなかった人には分からないってことよね。」 伊坂幸太郎(SOSの猿)
もし僕が合衆国市民だったら、下の坊主はサリーと名付けてたかも。
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