「締めが良かった」ハドソン川の奇跡 kita-kituneさんの映画レビュー(感想・評価)
締めが良かった
結果が分かっている、ある意味、安心して観られる作品。
イーストウッド作だし。
着陸や不時着水に失敗しても機長の責任になるなら、成功した場合も素直に称賛すればいいものを、たとえ奇跡の成功であっても反対の視点から調査すると言うのはアメリカらしいところ?調査側の根拠が左エンジンが作動していたと言うことだが、ボイスレコーダーを解析すれば、状況として分かりそうなものなのに、ちょっと不思議。
鳥の飛来を予測できなかったのか?などの管制側の責任追及は?と、思わなくもないのだが・・・
まるで、飛行機発進時における緊急時の対応ビデオでも見ているかのようなシーンが繰り出され、参考?になった。
トムハンクスの白髪と髭が馴染めないのだが・・・配役としては妥当なところか。本当はイーストウッドで見たかった気も。
ラスト、機長と副操縦士の締めの言葉が良かった。
緊急不時着水時の警告音、日本人的には9.11より、JAL123(御巣鷹)を想起させる。
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