ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちのレビュー・感想・評価
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ティムバートンファンでなくても楽しめる作品
ティム・バートン作品の中でもすごく好きなものの1つ。とても楽しかった。エヴァ・グリーンが美しく子供たちは個性的でみんなかわいい。特にエマ。風景も映画にぴったりで、あの邸宅はベルギーのBredabaanにある古いお屋敷だとか。また海辺はイギリスコーンウォールのPorthollandという場所でロケをしたらしい。衣装はアリス・イン・ワンダーランドや最近ではファンタビで知られるコリーン・アトウッド。ミス・ペレグリンの衣装がいかにもハヤブサっぽくてステキ。展開もおもしろく最後まで夢中で観た。
奇人の考えは常人には理解できないのか
少年が特殊能力集団と同居して外敵を倒す話
見終わった直後しばらく考え込んでしまった。
話全体の筋道は理解できたのだが、時間ループの設定がよくわからなかったのでピンとこなかった。
映像や衣装などティム・バートンの雰囲気は健在でそれを楽しみにしている人には楽しめると思う。
話に興味があった自分としてはつじつま合わせや所々の展開が不自然に思えて全然のれなかった。
一次大戦ごろの白黒写真から着想してできた原作のため、衣装なんかは戦時下の服装だったり、レトロでかっこいい物がたくさん出てくる。少し不気味だったり、現在とは違う価値観なので異世界感があったりする。
古い写真を見ていると色の想像や人物の顔つき、服などで色々妄想してしまうのは誰もが経験している事だろう。
本作では奇妙な子供たちの居る家としてそれらを一筋の話に乗せているのだが、見ていて感じたのは「画以外は空っぽ」という印象だ。
服装や雰囲気はしっかりしている、個性豊かで特殊能力がそれぞれあって、言わばレトロなXメンな訳だがそれぞれのキャラクターの背景、人物像がはっきりしない姿だけの存在に思えた。
各所の設定もはっきりしないし、時間ループのややこしさなどで、単純に楽しめる作品ではなかった。
勢いでなんとかごまかされたのか自分がの理解力が足りないのか、もう一度見ればわかるかも知れない。
まさに奇妙な体験だった。
今作での心に残るセリフはなし
強いて書くなら
「息が臭うぞ」
ティムバートン監督、楽しそう
ティムバートン監督が楽しそうに撮っていると感じた。特にガイコツの戦いとか、好きそう。変わった子供たちも魅力的に描けてました。
仔細なところは二度くらい観ないとわからないなと思ったが、ストーリーもすんなり。
エマになりたい
なんだか妙にテンポが悪かったり、そのくせ世界観や設定を理解できないまま話しがどんどん進んで行くのでちょっとがっかりしてしまった。
能力者が力を発揮している映像はやっぱりワクワクして面白い。
力持ちの女の子が可愛くてしょうがなかった…
ジェイクとエマ、ペレグリンもビジュアルが最高に綺麗で良かった。
ただ、サミュエルLジャクソン率いる敵側が普通にショボくてびっくりだし、もっと言うならジェイクの作戦は良いけど能力もった子供達もわりとショボい…
もっと色々生かしてスリルと非現実的なバトルが味わえるのかと思ってた。
あと最近目玉食べる映画多いな…笑
ループ・ファンタジー
祖父と主人公ジェイクの覚醒遺伝による特殊能力の結び付きを中心にミステリアスかつファンタジックな物語に仕上がっています。ループする世界を新たな視点で描いた秀作だと思います。
是非映画館で。
ティム・バートンらしさ
摩訶不思議な世界観は、ティム・バートンが奏でるファンタジー映画ですね。
主人公のエイサ・バターフィールドは「ヒューゴ…」の頃の可愛い印象だっただけに、随分大人になりました。
エバ・グリーンもこのところ、こんな役柄か多い感じです。
内容的には確かに面白いけど、「ビースト…」とカブるかな…、いまひとつ現在と過去の鍵となるループの意味がわかりにくかった。途中、少し中ダレで眠気が襲ってきた(笑)
愛おしい時間
少年の成長譚、秘密を共有することで生まれるおじいちゃんとの緊密で親密な関係(あ、ダーティー・グランパと同じだ!)、ややダークなファンタジー、コミカルなアクション、分かりやすく魅力的なキャラクターと敵役、映画でしか味わえない特撮(っていい方は古いかな?)、色んな要素がてんこ盛り。
家族や友達と鑑賞して、どこが良かった?、あれはどういう意味?、なんであそこでこうしなかったの?、あなたは誰がお気に入り?どんな能力が欲しい?などとあれこれ話し合うのにとても適した映画だと思いました。
え、あそこはそういう解釈なの⁉︎と子供や彼氏や彼女から教わったりするのも結構楽しそうだな〜、羨ましいなぁ。
映画館を出たあとも、そんなふうな、これってループの中に閉じ込めたいな、と思えるような愛おしい時間が過ごせるといいですね。
子供達、バンザイ。
ファンタジータップリな久々に楽しめたバートン作品。子供達だけでなくジュディデンチやサミュエルジャクソン達のベテラン名優の妙演もみもの。
憎らしさや正義感の中にもちょっとした笑いありで楽しませてくれます。
子供達の反逆のシーンはみもの。応援しながら見たくなります。
ワクワク楽しめた。
詰め込みすぎた おとぎ話
満足ではないけど、不快になるほど退屈ではなく、仕事で疲れた頭をファンタジーで一掃するには充分な映画でした。
ティムバートンお得意の世界観やキャラクターは楽しかったけど、要素が詰め込みで、それぞれが活かしきれていない印象。
両親から離れて、異世界に迷い込み、異界の者たちと交流する、という点やミスペリグリンが鳥に変身する辺りは、千と千尋を思い浮かべましたが、主人公の心理描写をそんなにしていないので、成長を描いているのではなく、あくまで、あの世界観を映像化したかったのでしょう。
お決まりのドタバタ劇も、テンポが悪く、あえてのわざとらしさ、あえての手作り感、が、ただのわざとらしくクオリティの低いものに見えてしまう点では、最近の三谷幸喜の映画のようでした。
亜人のようなキャラクターのせいで、フリークス的な子供達のキャラクターの良さが半減してしまっていて、もったいなかったです。
ただ、それぞれのキャラクターの能力が中途半端で、あまり強くないのは、良かったと思いました。みんな強かったらX-MENになっちゃうので。
ティムバートンに何があった??
ハードルを下げてたのに、さらにその下を来た感じ。
プロットはいいのに、キャラの深ぼりもなく、テンポもひどすぎる。
前半はダラダラしてて、それも後半のカタルシスのためかと思いきや、最後の決戦もお粗末過ぎて見るに耐えなかった。
ビートルジュース、ナイトメア、シザーハンズ等々、名作を撮ってきたティムバートンも近年は駄作ばかり。今までも勿論当たり外れあったけど、年々質の水準が低下してる気がする、、、
ティム・バートンらしい!
嫌いでは無いのですが、どうしてもキャラクターアイデア先行で、話がわかりにくかったり、登場人物の動機が不明瞭だったりと、
つじつまを考え始めると何か引っ掛かったカンジになってしまいます。
もちろん、それも含めてティム・バートンらしい!ということなんでしょうが…
ツッコミ出したらキリがないカンジが私には今ひとつ合いませんでした。(すいません、私はティム・バートン作品は毎回同じような感想を抱くタイプの人間です。)
世界観はgood
ティムバートンらしい世界観で、見ていてあきない、楽しさ。ストーリーの流れは、ありきたりだけど、子供達の能力もありがちだけど、奇妙な組み合わせと、楽しみすぎなんじゃないか?っていう、サミュエルLジャクソンで、楽しく見れた。時空の話は、理解するのに少し時間がかかる。最後も、急展開過ぎて、一瞬意味理解出来なかった。
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