「ティム・バートン版X-MEN」ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち バスト・ラーさんの映画レビュー(感想・評価)
ティム・バートン版X-MEN
世間から身を隠して特殊な能力を持つ子供ばかりを集めた孤児院と同じような能力を持ちながらも永遠の命と権力を求めて子供たちの目玉を狙うクリーチャーの戦い
タイトル通りティム・バートンが味付けしたX-MENといったところ
登場人物や古い洋館などはティム・バートンワールド全開のダークファンタジーだがストーリーは結構王道の成長物語
はじめは守られるだけの存在だった子供たちもそれぞれの能力を活かして敵と戦うし、主人公の男の子もイマチイ自信無さそうな少年から自分の意思で行動する青年に、ミス・ペレグリンさえ厳格にルールを作り子供たちをある種縛る存在だったのが(それが守るためだったとしても)信頼できる仲間と見なして子供たちの自主性を信じ、文字通り広い世界に漕ぎ出していくのを上空からそっと見守るラストシーンは希望に溢れている
ループの設定もよくあるファンタジーに時間制限を加えていて緊張感が増して良いと思う
コメントする