劇場公開日 2017年2月3日

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「あなたの方こそ見間違えたわエバグリーン」ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5あなたの方こそ見間違えたわエバグリーン

2017年3月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

予告編にて「どっかで観た女優だな?」と思ったエバグリーン。
そう2006年公開007カジノロワイアルのボンドガールである。
当時、大きな目の可愛い系美人だなと思った。
月日が経つのは早いものだ。

彼女がこの映画にて登場の第一声が主人公の孫をそのおじいちゃんと勘違いし見間違えるシーンがある。
私はその表情、声を聞き「俺の方こそ見間違えたわ」と年月の経過を思い知らされました。

映画レビューに戻ります。
奇才ティムバートンの映画である。
監督の映画は色々観てきたが、最近の「チャーリーとチョコレート工場」や「アリスインワンダーランド」の様なカラフル色を基調として居らず、少し昔の彼の作品に戻った雰囲気だ。
また、アクション色も強いのは珍しい。
他は彼らしい演出そのままだ。奇妙で個性的な子供達、パペット技術、独特な演出、音楽。

物語は現代ファンタジー。童話みたいな映画であり、
後半は案の定、子供達の活躍もあり良かった。

007M役のジュディデンチや敵役としてサミュエルLジャクソンと名俳優も出ています。

ティムバートン作品は好みが凄い分かれる映画が多いのですが、コレは個人的に意外と面白かったです。
予告編でネタばらしも少なかったし。
(ティムバートンなのに他の監督作品風で無難でつまらないと逆に思う人もいるかもしれませんが)

小学校高学年〜大人向けの作品です。

だけどホント監督はガイコツが好きですよ。

巫女雷男