「90分NOパワーレンジャー😣」パワーレンジャー 蜷川吝塀さんの映画レビュー(感想・評価)
90分NOパワーレンジャー😣
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今日(2025/07/26)観ました。
冒頭、牛を用いた場面で『狐狼の血』を思い出しました(あの映画はあの場面を観て、視聴をやめました)。畜産動物などを、モノとして扱う場面があるとそれだけで気分が悪くなります。本作は狐狼の血程ではなかったので、耐えて観ることにしました。
この映画の主人公たちは高校生?だとしたら何回留年してるんでしょう(笑)『TOKYOドリフト』と同じ匂いがします👃
無抵抗の黒人男子、彼のペンを折って威圧する金髪の白人男子。正義漢が割って入って白人男子にビンタ一発。こういう場面は様々な作品でよく見ます。
プロローグから5人が集まって、パワーレンジャーに変身するまでに時間を掛け過ぎです。ストーリーが暗くてちびっ子は楽しめないでしょうし、“殺す”“死ぬ”などの言葉も頻繁に使われています。ティーネイジャーがターゲットだったのでしょうか。だとしたら、その時点で致命的なミスでしたね。
敵役は金歯の女ひとりで、パンチに欠けます。やっぱり参謀役も必要です。
そういえば壁男ことゾルダンは『ブレイキング・バッド』のウォルターこと、ブライアン・クランストンでした。壁から出たそうでしたが、あのあとどうなったのでしょう🤔
本作はシリーズ化させたかった様ですが、大赤字を叩き出して頓挫したようです。まぁ、尺は無駄に長いし、パワーレンジャーらしさは1/4しか発揮出来てないし、仕方ないですね。ポテンシャルがあるだけに、とてももったいない映画でした。
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