「メガレンジャー世代」パワーレンジャー みうらさんの映画レビュー(感想・評価)
メガレンジャー世代
20代前半の私にとっての戦隊モノはメガレンジャーでした。
当時は朝早くからわざわざ起きて、毎週毎週かかさず見てたのが懐かしく思えます。
そんな私の気持ちに再び少年の心を取り戻させてくれたのがこの作品!
戦隊モノあるあるを絶妙なバランスで随所に詰め込み、恥ずかしげもなくカッコいいと思ったものをそのままカッコよくする。昨今の日本映画の実写化作品群も見習ってもらいたい姿勢です。
序盤のパワーレンジャーになる5人が集まるまでの、なんというスピーディーな話運び。人種も違い、知り合いでもない彼らが惹かれあい、コインをゲットする。
夢があってこっこいいです。
返信するまでの長さも、私には苦痛に感じませんでした。スーツを着なくても彼らには「パワーレンジャー」たる魅力が伝わってきます。
戦隊モノをカッコいいと思っていたあの頃に戻れた2時間でした。ラストバトルのデカブツ対デカブツも重量感を感じるシーンで良かった。
不満がないわけではないですが、映画としての出来はとにかく最高の一言です。
※多くの人が指摘していますが、合体シーンを見せて欲しかった。
もう一度私がヒーローになれる時は来るのだろうか。
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