ジョン・ウィック チャプター2のレビュー・感想・評価
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アクションに対する純粋なまでの情熱がこの映画の命
鮮烈なキャラクターと世にも特殊な世界観。そして豊富なアクションのアイディアを具現化する力こそがチーム『ジョン・ウィック』の命だ。一作目は設定とインパクトだけでも十二分に楽しませてもらったが、その続編となると当然ながら世界観の拡大と物語の展開力が不可欠となる。そこに時間を費やすとスピード感は落ちるというジレンマを当然抱えながらも、しかし再び召集されたチームは、前作以上の複雑なアクションを構築し、序盤に炸裂する車の連続ぶつかり稽古から中盤やクライマックスの息の長い肉弾戦に至るまで、全くもって手を抜かない。欧州の歴史的町並みを借景し、さらに『マトリックス』とは真逆の衣装に身を包んだローレンス・フィッシュバーンとの邂逅も描かれるなど、これはいろんな意味で見所が満載。何よりも本作からは作り手の「アクションって楽しい!」という嬉々たる思いが伝わってくる。この大人たちの純粋さもまた、醍醐味と言えそうだ。
第2作は「承」にして「転」。第3作でどう結ぶのか今から楽しみ
ジョンのキャラクターとコンチネンタル・ホテルを核とする闇コミュニティーの掟を提示した第1作を「起」とするなら、その世界観を引き継いだ本作は当然「承」。しかし、序盤から中盤にかけてさらに拡充して描かれる闇社会の掟は、終盤の一発の銃弾で破られるので、同時に「転」でもある。第3作はこの揺らいだ世界観の中、ジョンがどう戦い生き抜くかが「結」の要になるはずだ。
大ヒットした「マトリックス」連作でネオのイメージが強烈に焼きついたせいか、キアヌは10年ほどネオを超えるキャラに出会えずにいたが、遂にジョン・ウィックという当たり役を得た。前作のヒットを受け三部作化が見えた時点で、「マトリックス」でモーフィアスを演じ似たような境遇にあったローレンス・フィッシュバーンを、やはり「マトリックス」以来の盟友チャド・スタエルスキ監督と共に本作に呼び寄せたのではないか。そんな舞台裏の友情を想像してしまう。
2も素晴らしいほどの神映画だ
1を踏襲しつつパワーアップ
またもジョンウィックが大暴れ
車を取り返すために、車をボコボコにする(?)シーンから始まる。かわいそうに、自宅にグレランを撃ち込まれてしまうジョンウィック。犬が!と思った束の間、無事でホッとする。
とにかく平穏な生活はできないジョンウィック。今回も復讐のために大暴れ。関取を含め色々な暗殺者と対峙し、お馴染みのガン・フーアクションが炸裂。
アクションシーンはケチをつけようもないが、相変わらずジョンウィックは行き当たりばったりすぎる。ローレンスフィッシュバーンとの邂逅は面白かったけど。
字幕の演出は確かにダサかった。
コンチネンタルホテルを追い出され、全暗殺者から狙われる存在になったジョンウィック、次回が気になります。
概ね前作と遜色ないアクションシーンが目白押しではあったものの、ストーリー面で無駄がありそうに見えたのでこの評価。
前半の地下墓地くらいまでは面白かったけど後半がちょっと。 町中の殺...
前半の地下墓地くらいまでは面白かったけど後半がちょっと。
町中の殺し屋に狙われて市街地で殺し合いとかやり過ぎなんよ。
あと装填に時間かかるライフルとかよりハンドガンのマガジンいっぱい持って行けって。
あの金のコインはどういう価値があってどこで手に入るんやろ。気になる。
格闘シーンは緊迫感無くダンスみたい。
マトリックスのタッグ再び
アクションシーンが満載
ドニーイェンを見るために笑
ニューヨークを飛び出し今度は古代ローマへ!そしてマトリックスコンビ再び!
妻を失いロシアン・マフィアに愛犬を殺され愛車を盗まれすべてを失った伝説の殺し屋ジョン・ウィック。彼の復活は裏社会を騒然させ、そしてロシアン・マフィアをたった独りで壊滅させたあの日の夜から5日後。なんとか愛車を取り戻し、新たな愛犬と共に平穏な生活を送ろうとした矢先、イタリアン・マフィアの幹部でありゲス野郎のサンティーノから暗殺の依頼を受けるがジョンは断る。しかし引退と引き換えに誓印を交わしていたためその掟により依頼を断ることができなくなってしまうがジョンは再び断るどころか断固拒否したため、サンティーノはジョンと亡き妻の思い出が詰まった家に問答無用でグレネードランチャーをド派手にぶっぱなし爆破させた。何とか愛犬と一緒に生き延びたジョンはサンティーノへ復讐を誓うがその一方サンティーノはジョンに懸賞金を掛けたためニューヨーク中の暗殺者がジョンを標的に。伝説の殺し屋は追う者から追われる者へとなってしまった…。
大人気ノンストップバイオレンスガンアクションムービー第二弾。
元々続編を作る気はなかったが前作の大ヒットにより
制作された。前作に引き継ぎ刺激の強い銃器による殺傷流血描写があるためR15+指定。本作からシリーズを重ねるごとにだんだんバイオレンス描写が過激になっていく。続編ということもあり世界観や程よいコメディ要素はそのままにスケールアップしニューヨークのみならずローマまで舞台を広げ、いきなりカーアクションから始まるようにアクションシーンは前作よりもやや多め。防弾仕様と引き換えに痛みを感じる特殊スーツや武器ソムリエそして主席連合など後に出てくる独特なジョン・ウィックワールドはここから始まったのだが本作からストーリーにやや陰りが見られる。しかしつまらないわけではない。特に鉛筆を使った伝説のシーンやジョン対スモウ、地下鉄での銃撃戦、美術館で鏡を有効活用したガンアクションシーンなど前作が大ヒットしたことにより今まで見られなかったかなりの制作費を注ぎ込んだ美しくも迫力のあるアクションシーンがたくさんあり、観ていて楽しいし退屈しない。本作の目玉はなんといっても盟友ローレンス・フィッシュバーン。もう揃うことはなかったであろう「マトリックス」コンビがまさかの共演。これだけでも一見の価値があると言いきれる。
復讐にとらわれた男
更にスケールアップしたバカアクション
死者128名
結局は
初めて観たのは機内上映。
Vol.4公開記念であらためてVol.3までビンジウォッチ。
機内での限られた環境での時間潰しには、もってこいのコンテンツ。時間経過とともに’今’を追っかけておけば理解できる作品というか。あと、マトリックス好きというキアヌきっかけも大きいかも。
初めて観た時にアクションがユニークだったことを思い出す。ブルースリー、ジャッキーチェンとは一線を画す戦いぶり。特に至近距離で撃ち続けるのは、これまでのアクション映画にはないパターン。接近戦のキアヌは合気道のような動きで相手を倒すものの、歩き方や動きに機敏さが乏しい。
さらに、アクションもののシリーズの中では、バットマンにおけるゴッサム以来のNYが舞台。バットマンのようにNYの暗部を描くかのように、青暗く冷たいノイズのない世界観が広がる。この記号性も大事な要素。
観返してみて知ったのは、このシリーズは、妻が亡くなり、生前の妻からの贈り物である犬を殺され、殺し屋に復活してから、途切れなく続く物語だということ。キヌアが死ぬまで続くのでは?
追伸
フィッシュバーンが出てきたら、それはもうマトリックスじゃーん。
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