「なぜか笑いがこみ上げる」ジョン・ウィック チャプター2 幸ぴこリンさんの映画レビュー(感想・評価)
なぜか笑いがこみ上げる
銃+カンフーでガンフー・アクションってなんやねん。と鑑賞前からほくそ笑んでしまうチャプター2。
キアヌ扮するブギーマンの泥仕合のような殺し合いに胸踊る。バーで鉛筆1本で3人殺したという伝説は静かに確実にヤる、というものではなく鉛筆1本使ってネチネチと諦めず遂行したのだろうという事がよく分かる。いやはや、よ〜く分かる。とにかく被弾が多い!何で生きてるのか謎なくらいだが、執念で立ってる。ちょっと笑えてしまうw
意味の分からないタトゥーや、ローマの美しい歴史的建造物で繰り広げられる何の魅力もない厨二ライブ・シーン、7億円の賞金に魅せられて集まってきた殺し屋達の雑魚っぷり(その程度で殺し屋やってたの、という大味さ)がネチネチとしたウィックをカッコよく見せるスパイスになっている。よく分からないけどこれはこれでアリ!とか思っちゃうから、私はこのシリーズが好きだ。3作目を楽しみに待とう。
コメントする