「伝説の殺し屋・ジョナサン・ウイックのアクションだけを見る映画。相手のほとんどは雑魚キャラ。ストーリーは無いに等しい。」ジョン・ウィック チャプター2 ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
伝説の殺し屋・ジョナサン・ウイックのアクションだけを見る映画。相手のほとんどは雑魚キャラ。ストーリーは無いに等しい。
TOHOシネマズ西宮OSで映画「ジョン・ウィック チャプター2」
(John Wick: Chapter 2)を見た。
2017年製作/122分/R15+/アメリカ
原題:John Wick: Chapter 2
配給:ポニーキャニオン
劇場公開日:2017年7月7日
昨日(土曜日)も劇場に来たのだが、チケットが売り切れていて、
代わりに「ライフ」(Life)を見て帰った。
今日のチケットは昨日のうちに買っておいたもの。
冒頭からバイクと車の激しいカーチェイス。
その後延々と1対100くらいのバトルが続く。
一本背負いや巴投げなど、明らかな柔道の技を5-6個繰り出す。
バトルの場面は冒頭からラスト付近までたくさんあるが、その相手のほとんどは雑魚キャラである。
印象に残る強い相手はコモンが演じるカシアンただひとりくらいだろうか。
女の殺し屋はかっこつけているだけでたいしたことは無い。
ジョン・レグイザモやローレンス・フィッシュバーンも出演しているが、
このキャラクターたちはこの映画に必要なキャラだろうかと疑問もわく。
自分が監督ならこれらのキャラは全部カットだ。
ストーリーにしても、普通は殺し屋が仕事をする理由は金銭的な理由だろうと思うのだが、この映画ではそうでもなく、
依頼された仕事は必ず請けなくてはならない。
断れば報復に遭う。
ターゲットを殺しても、姉を殺したと言う理由でまた弟に狙われる。
(依頼者は弟なのに?)
NYの街中に殺し屋が数百人いる。
それら全員が700万ドルの賞金がかかったジョナサン・ウイックの命を狙う。
殺し屋の聖地、コンチネンタルホテルが前作につづいて舞台になるのだが、
ここの掟もイマイチ合理的な意味を感じない。
ある意味、ストーリー自体がないに等しいのではないか?
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。