「大人の反抗期。」雨の日は会えない、晴れた日は君を想う DEPO LABOさんの映画レビュー(感想・評価)
大人の反抗期。
・他人に興味が持てない主人公
・自分の事だけ中心に考えて生きている主人公
→猿がお互いに毛づくろいしているように人と関わりたいけど、どうしたらいいかわからない
→妻が死んで急に周りが心配してちやほやしてくれたけど、それも居心地悪い
→嫌われたくない願望強い
→誰かに怒りを感じても抑え込む、妻に対してもそうだった
→憎しみすら抑え込んで、無感情になった
・私が死んだあとに好きになってみろという妻の仕返し
→妻は妻で葛藤している人物だった
・自分がなにに怒っているのかを分解して考えた
・妻の父に対しての怒りがあった
・妻に対しても怒りがあった
・それをぶちまけてやっと自分以外のことが見えるようになった
・すると死んだ妻が、だんだん好きになっていく
(徐々に感情が露わになっていく推移が非常によい)
・自分と同じように葛藤している、コールセンター女の親子の存在もあって、主人公は自分で自分を癒していく
・自立、自己治癒の映画
・エンディングテーマが非常に味わい深い(Half Moon Runというフォークバンド)
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