「・・・」雨の日は会えない、晴れた日は君を想う そんぼさんの映画レビュー(感想・評価)
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ぼくは彼がすきじゃない。
どーしてかな、ブロークバック・マウンテでホモを演じたからかな?(笑)、それとも複雑な性格な役柄をいつも演じているからかな?。こればっかりは仕方が無い。きっと、多様なひとへ対する、ぼくの好みの問題だ。
理由はない。ただ、偏向した自分、つまりひととしてそうなだけだ。そのことに対して彼に申し訳ないと思っている。
映画のはなしへ戻ろう。
こうしたオトコはたくさんいる。つまり、根本的な何かが欠けている。自分に正直になれば、カタチを壊すって、そういうことだ。
オトコ達は社会性を期待されるから、結局のところソレをかくして社会性を身についているように見せる。
それをやめたら、より苦しくても質の良い世界が待っている。ベストじゃないけど、ベターな世界だ。最悪よりもっと良い。
自分もそうだが、彼等もあらゆる意味において「自分がしたいことをする」を選択している。
ひとは迷うのだ。未来を間違えるのだ。
予定を変える勇気のある判断が現実の自分を救う。失敗が、世界への理解を深める。
たった1年の森の暮らしが自分を変え、主義主張や何かではなく、ただちがう場所で生活をする、身を置くことが必要な時がある。
きっと、そうだと思う。
その閾値が彼のダンスで、ダンスで解放される。
「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」
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