劇場公開日 2017年2月18日

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「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」雨の日は会えない、晴れた日は君を想う しょうちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0雨の日は会えない、晴れた日は君を想う

2017年10月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

妻の突然の死で心が壊れ、
ふとしたきっかけから破壊衝動を抑えられなくなった男の再生への道のりを見つめたヒューマン・ドラマ。
妻を亡くした男がいろいろあって心を取り戻すお話。
デイヴィス演じるジェイク・ギレンホールは、
本作でも鬼気迫る熱演を見せてくれます。
妻が死んだというのに悲しむ様子もなく、
手当たり次第に物を解体してしていく、
デイヴィスの奇怪な行動は気味が悪いようにも見えるが、
それ以上に奇怪なのはカレンでした。
クレームの手紙をもらって感動し夜中にお客さんに電話しないと思うけど。
原題「DEMOLITION」は映画のテーマ(破壊・解体)そのものを指しているに対し、
邦題「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」の詩的な長いタイトルは、
妻が車のサンバイザーに残した付箋(妻からの愛の言葉)でした。
本作はデイヴィスが自分の心を修理をする為に、
一度オーバーホールして本当の気持ちに向き合う物語でした。

しょうちゃん