ニュースの真相のレビュー・感想・評価
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報道とは…
裏を取らなければならない。それが新聞やテレビの報道番組の使命であり、だからこそ人々の信頼を得られているのだと思う。この映画はその裏取りが十分に信頼を得られる結果でなかったことから、そのニュースを伝えた側が一方的に叩かれ、社会的に抹殺され、本来伝えたかったブッシュの軍歴詐称疑惑の真意や、さらなる追及がなくなってしまったことを描いている。メディアの責任としては当然だが、実話だけに仕方ないだろうが、エンディングがやるせない。
トランプとブッシュの政治討論見てみたいな!
2021年1月11日
映画 #ニュースの真相 (2015年)鑑賞
#ジョージ・W・ブッシュ アメリカ大統領の若い頃の軍歴詐称疑惑のスクープを追ったチームのお話
何が真実か分からないが、推定無罪が守られたのはよかったな
いづれ歴史が真実を明らかにするだろう
#ロバート・レッドフォード はもうおじいさんだな
レッドフォード好演、見応えあり。
ロバートレッドフォードらしさを感じる誠実な演技が印象的。報道、表現、真実へこだわり、執着、このようなテーマの作品が骨太なまま映画になるのが素晴らしい。XXでないこと、例えば、本物ではないこと、を証明する難しさ。信念と信頼、などを考えさせられる。
結局、真実はわからないまま
ジャーナリストの信念と意地が描かれていて、興味深かったです。それにしても、なんでそんな簡単にみんな騙されてというか、いいように操られてしまうんでしょうか。私も民衆の1人やけど、ちゃんと考えて行動したいと思った。そして、なにより真実はなんだったのか、みんな気にならないのだろうか。うちは気になる…
調査委員会での最後のセリフとニュース番組の最後のセリフが凄かった。
ユーモア成分の欠如
うーん、あんまり楽しくなかったなあ。
ダン・ラザーに思い入れのあるアメリカの観客ならもっと楽しめたのかも知れない。
輝かしいTVジャーナリズム時代の終焉を描くことと、この誤報騒動との食い合わせが良くなかったのかなあ。
主人公が無駄に頼りがいのあるケイト・ブランシェット様なのも逆効果のような。意外とめそめそしたキャラクターだし。。
保守とリベラル、濃いなぁ…
良い題材だと思う。
現代の商業ベースメディアの没落に焦点を合わせているのだろう。当時は、まだまだ取材ありきの時代であり、ネットの噂を真実かのように思い込んで裏も取らない、現代のメディアへの序章なんだろうなと感じる。
文春の記事を元に報道するような人達がいるなら是非観たら良い映画だと思う。
主演の二人はさすがの演技です。
BS-TBS吹替版鑑賞。 最大の衝撃、R・レッドフォードの真相。て...
BS-TBS吹替版鑑賞。
最大の衝撃、R・レッドフォードの真相。てっきり老けメイクかと…
そういやこんな事件ありましたね。真実を追究するって感じでハッピーエンド風だが、これって完全敗北ですよね。権力には逆らえない。なんか世の中の汚い部分を知るようになり実感してます。悲しい現実。
完全に誤報扱いされてるようですが、私はこの原作、ある程度真実味があると思います。ブッシュの大統領としての働きを見るとそう思わざるを得ない(笑)
チャレンジは称賛されるべき
近年、日本において、自衛隊の日報隠蔽、「桜を見る会」の名簿廃棄、森友、獣医大といった、政府の公文書管理が問題となっている。
それを踏まえて本作を見ると、面白いかと。
本作で扱われている、ブッシュ大統領が兵役逃れのため、州軍にコネで入ったのか、その州軍で適切に任務に就いていたのか、は分からない。
だが、権力側が、自分に都合の悪い情報を隠蔽することは常に起こりうることは間違いない。
で、ジャーナリストがそれを明らかにしようとすることは、当然であり、それ自体は称賛されるべきことである。
ただ、本件については、ハメられて偽情報を掴まされたのか、詰めが甘かったのか、とにかく失敗した。
でも、そのチャレンジ自体は否定されるべきではない。
ある意味、科学における「実験」であったり、ビジネスにおける「投資」と同様のモノであると思う。
だからこそ、再チャレンジできる余地があるべきだと思う。
ビジネスで失敗しても、業界から追放されることはないが、
ジャーナリズムの世界では、実質追放されてしまうのは、フェアじゃないかな、と。
ニュース帝国の死んだ日
実名で登場するメアリー・メイプス自身の回想録をもとに映画化されているだけに当時の花形報道番組が置かれた状況がつぶさに描かれる。
メアリーの部下のCBS記者は皆無で契約スタッフが3人程度、放送枠が5日後しかないので裏どりも不十分なまま放送に踏み切るのは拙速すぎる。
選挙に絡んだスキャンダルや怪文書の流布など当たり前だがまんまと罠に嵌ってしまった。
CBS報道以前にくすぶり始めていた軍歴疑惑に終止符を打つためあえて誤報を掴ませたのだろう。本作のキリアン文書のほかにもイラク大量破壊兵器隠匿疑惑でもニューヨークタイムズ紙のジュディス・ミラーが嵌められている、ブッシュ政権にはメディアに精通した策士がいたようだ。
肝の据わった社主でもいる昔の新聞社ならともかく政府に人事や予算を握られた公共放送やスポンサーあっての商業メディアでは圧力には端から抗えない、ニュース帝国と言われたCBSですらこの体たらくだから他は推して知るべしだろう。劇中のダン・ラザーの嘆きが全てを語る。
火中の栗は拾わない優等生ばかり、データ改ざんや隠ぺいなど政管ばかりか名だたる企業も例外ではない、権力者にとって不都合な真実は陽の目をみない時代に入っているのだろう、ジャーナリズムの衰退は国民の耳目を失うことに等しいのだが・・。
良くも悪くも米の事実を未来へ残こうとする傾向は好き
2004年に実際に起きたジョージ・W・ブッシュ(息子さんの方)米大統領が再選を目指していた頃のCBS(アメリカTV局)で実際にあった報道がドラマとなっている。
今ではアメリカ大統領選挙の加熱ぶりは日本のネットTVで報道されるなどして有名だが、本格的に知り渡ったのはこの時期からかも知れない。
大統領候補が貶し合い、足の引っ張り合いをする様な報道。このブッシュjrに関してはホントおぼっちゃま大統領で、そのイメージは当時強かった。
そのジュニアの軍歴詐称疑惑だから、私的に「やりかねないなぁ」と思ってこの映画を観た。
CBS報道班はスクープとしてこの疑惑を報道するが、当時のネットや世間から偽造と断定され、事態は一転報道班がやり玉に。
報道班のツメも甘い事は確かだが、ネット社会が本格化した世間の目線の速さも見事である。
「嘘を見抜け。」
「真実を捕らえろ。」
但し、目線が速いとは云え、真実がどうかについてはこの事件では解明されておらず、今も尚である。
解明されたのはニュース化された「真相」だけである。
(この事件に関してだけ言えば軍歴詐称疑惑に一番真相に近づいたのはこの報道班だと思われる。)
好演している主役ケイト・ブランシェットが後半放つ言葉。
「いつの間にか主旨(ターゲット)が変わっている。」
主旨がいつの間にか変わっているのは、誰かがその主旨に対して逃げているに他ならない。
都合が悪い。
伏せておきたい。
日本の報道もそう言う事が多々ある。
例:ある人物メディアにて袋叩き。
えっ、、だけど、、どう言う本元でこの人叩かれているんだっけ?
2ヶ月前なんで忘れちゃったよ。知らないよ。
そんなもの。
風化するのは早い。
本元は「シメシメ」とニヤニヤしているだろうに。
この報道事件に関してはブッシュ大統領には追い風になった。現在も表沙汰には「軍歴詐称疑惑」なんて出てこない。
しかし、(しつこいと言われるかもしれないが)アメリカは後々でも映画として、またはドキュメンタリーTVとして残しておく傾向にあり、私はそこが好きだ。
日本も見習って記録として残して頂きたいものです。
FEA
ジャーナリストは尊敬できなくて大したことない恥ずかしいような奴が多いと思うが、その中にも一握りの信頼できる奴もいると思う。 真実だろうが何だろうが、マスゴミはマスゴミ
Courage は響いた 素晴らしい男もいる
報道のあり方
R・レッドフォードとK・ブランジェットの演技力の高さが改めて感じさせられた。ストーリーはブッシュ大統領の軍歴詐称報道に関する実話。オチではやはり、マスメディアが政治的圧力に敗北している。真実にはすべてをかける価値がある、マスメディアの本来あるべき姿勢を示してくれた。実話映画では傑作作品だ。
2004年アメリカ。ネット叩きの走り
プロデューサーメアリーメイプスの自伝が元ネタ。
ジャーナリストは「質問する」のが仕事。
他人のスクープを報じるのが報道番組なんてお笑い草。
1時間15分頃FEAが何の略か分かるかと思ったら、取材される一般人が感じる気持ちが。
実の父親にまで裏切られるなんて。
FEAが何の略か分かるのは1時間45分頃
“Fuck 'em all”
くたばっちまえ
私は私よ。最後の最後で我を出す。
でも本質を見失わんかっのはどちらかは明白。たとえ解雇されようとも。
ドラマニュースルームシーズン2で同じテーマをやってた。
皆さんに「勇気を」 今作のロバートレッドフォードは控えめ。
政治物、難し。
番組メンバー以外に、証言をする人たちがたくさんいたり。加えて政治がらみの話なので、正直難しかったです。
報道というのは、時間との闘い。ネタの裏を取ったと思ったら実はそうじゃなかったりと、主人公が築いた「真実」だったはずの砂の城が崩れていく様は、とほほ。
レッドフォード御大。大丈夫かなあと思ったけど、20年以上務めたアンカーマンという重鎮ぶりがぴったりでした。
映画からの離脱or残留も象徴が必要・・・
【われらのケーン】のような編集宣言、
または表現の自由を本当に観客や読者やユーザーは望んでいるのか?
望んでいると信じて、あえてボブ・ウッドワードとサンダンス・キッドを動員してまで、
このセリフは言い、決めようとし、納得させようとする心意気に落涙。
別格永久欠番殿堂入りに値する作品。
映画からの離脱or残留も象徴が必要!?
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