「女版デヴィットリンチ」エヴォリューション NEOlark7さんの映画レビュー(感想・評価)
女版デヴィットリンチ
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短編観てて嫌な予感はしたけどやっぱり正解を出してくれない映画でした。
その意味で短編と同時上映はナイスですね。
性行なしでも繁殖できるようになった人間(この時点でディストピア)。
もしくはそれに向けて人体実験をしていた。という感じでしょうか。
女性には謎の吸盤?
人間ではないなにかなのは間違いない?
この作品の象徴でもあるヒトデが進化したもの?または海の生物のなにかしらを取り入れた人間?
答えがないだけに考察が止まらない。
少年があの環境で知るはずのない動物、乗り物、女性を描いていたのはどういうこと?
独特の映像、音、雰囲気は映画館でしか体験できない。最近シネコンばかりだったので非常に貴重な体験。久しぶりな感じで嬉しかった。
美術館に行った感覚。
ラストの工場映像でドヨーンと終わる感じも好きでした。
短編含め、きっと監督は現代社会が嫌いなのでしょう。
81分を長く感じてしまったのはマイナス。
もうちょっとでいいからヒントが欲しい感じ。
けして普通に観て楽しめる映画ではないのでご注意。
フランス、カルト映画、ミニシアター、どれかにピンときたら映画館にgo!!
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