シャザム!のレビュー・感想・評価
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嫌いじゃないけど少しもどかしくなります
もともとヒーロー名がキャプテンマーベルだったシャザムですが、マーベルの大人の事情でヒーロー名がシャザムになりました笑
こども達は可愛いし、見た目は子供中身は大人になって色々いたずらしちゃうシーンは少し笑えます。
かなり強いシャザムの能力を全然使いこなしてない戦いをする少年にあまりにももどかしい思いをしました笑私だったらこうするのに!となります笑
内容はすごくこどもっぽいのですが、かなり見た目が怖いヴィラン達のシーンはえげつないシーンもあるので、こどもがトラウマになる可能性もあるし、小さいこにオススメできないかも…。
すごい単純なストーリーで、ザアメリカヒーローなお馬鹿ヒーローものです。かなり深いシーンとかを期待してた人には物足りないと思います。何も考えず明るく観れます。
DC版スパイダーマン
吹き替えで・・・
映画は非常に良かったです。
有りそうで無かった、スーパーパワーを持った中身は子どもってのが最高でした。
続編製作の話も有るそうで今から楽しみです。
自分が見に行った映画館は既に字幕版が終了してたので吹き替え版だったのですが、ちょっと微妙な感じでした。
主人公は何度も里親の元から家出する位アクティブな子ども・・・声優の緒方恵美さんの声は、どうしても某ロボットアニメの内向的な主人公が思い起こされてしまう。
新しい里親の母親役の声優が三石琴乃さんってのがまた・・・。
一応シャザムの主人公も某ロボットアニメの主人公も同じく14歳との事ですが、一般的には声変わりしてる年齢だと思うのですが・・・。
今後の活躍が楽しみ
MARVELでいうアントマンみたいな
孤児の少年がある日謎のおじいちゃんに雷の不思議な能力与えられて見た目はおっさんのスーパーマンになる話。
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DCはマン・オブ・スティールしか見たことないけど、これは箸休めみたいな感じなのかな。笑えて普通に面白かった。
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このボヘミアンでQUEENにハマってる時期にQUEEN持ってくるのも最高だったね。隣の終始チューしてた外国人カップルもあのシーンはノリノリで見てたよ。
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色々あって家族全員変身できるんだけど、変身してからのフレディがただの陽気なおっさんになってて悲しかった。私の可愛いフレディを返せ(笑).
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あとおデブちゃん1番喋らないから雑魚キャラかと思ってたらなんかめっちゃ活躍してたから戸惑ったわ。
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あとな~突っ込みだしたらキリないんだけど、なんで敵やたら観覧車壊したがるん?(笑)観覧車倒しても人数人しか乗ってないって!(笑).
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ヴィランがイマイチ
予想外に楽しめました、よかった。
ほぼ敵についてだけ書きます、あんまり誉めてません。
一見すると強い敵!と期待しかけましたが、思い返せばどうもそうでもなかったかなと感じます。
まず、ヴィラン化する動機?トラウマ?がイマイチな気がしました。 根源は親や兄へのコンプレクス。
他人には針穴ほどにちっさく見えても 当人にとってはブラックホールほどの大きな闇の穴に感じてしまうのがコンプレクスというものだから、それならそれでもう少し コンプレクスの根深さや複雑さ、深刻さを納得させて欲しかった。
気になったのは、家族に疎外されてきたことが自分の不幸だと云うわりには 自身でスポンサーをやれるぐらいには大成してる、もしくは援助してもらえてる。
金銭の問題だけじゃなく、それ相応の教育や教養も受けられてる。 それなのにその長年の研究は、あのときの自分が正しかったのだと証明したかっただけ? でもそれを認められたところであの車の事故は弁護しづらい。 なんというか敵の人生に説得力を感じませんでした。
また、ヴィランの体内に最後まで嫉妬?羨望?が粘着してましたが それだと、自分が成れなかったシャザムや、自分が持てなかった(良い)家族らにヤキモチ妬いてたことになるのですが、それホントですか。 ここの些細なズレのために ヴィラン自身のもってた愛憎コンプレクスの鮮度が薄まったかな、という印象です。
敵も味方も 不遇で多難な子ども時代だった。 そりゃあ大変だった、愛してほしかった。 そこは同じなんですよね。
だから、あっちの子どもはピュアだから許されるけどこっちはそうじゃないから許されない・なんて可哀相。 敵である現在はともかく彼の過去の気持ちだけでも拾ってあげられてたら、あるいは救いはあったかもしれない。 そうじゃないから じゃあみんな全部悪魔に喰われちゃえ・ってなっちゃうし、心を救わないまま 主人公のピュアさを示すために命だけ残しちゃうから、その後も恨みを残しちゃう。
そして問題の実践。 魔術がどうのこうの云うわりには相手への攻撃は首根っこつかんで上空から落とすか 体当たりでド突くかのくり返し。
ヒーロー映画はまず敵が強いことが重要だと思うので、個人的に残念でしたよ、ポテンシャルは十分だったのに。。 悪神たちも単なる肉食獣、凄みはあるけど仕事が雑な下っぱ。 そして神セブンが全部ぬけると生身に戻るとかビックリするほどマヌケな弱点。 子ども(ヒーロー)の口車に乗せられちゃってるし。。。
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アメコミはたいてい出生や使命が根暗なんですが、この作品もそこはおさえつつ、子どもの能天気パワーで痛快コメディーにまで昇華させようとしたところは良かったと思います、いろいろウケましたし。
でも 能天気パワーな子ども=ピュアな人間かというとちょっとちがう気がしました。
てなわけで、ホントの子ども vs いつまでも子どもの腕力対決、そしてどちらも力を使いこなしきれないところでタイムアップ → 最後は魔術で決着☆てな感じですかね、おつかれさまでした。
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脱力感満載も、家族の絆にまさかの感動!!
【賛否両論チェック】
賛:ヒーローの力を得て悪ノリ全開な少年が、次第に本当のヒーローとして成長していくまでが、非常にコミカルに描かれていく。「家族の絆」というテーマにも、思わず感動させられる。
否:不気味なシーンがかなり多いので、小さい子や苦手な人には不向き。
「見た目はオトナ、中身はコドモ。」
という、どこかで聞いたセリフとは真逆のヒーローですが(笑)、予想に違わずその活躍ぶりは非常にコミカルです。最初はおバカな実験ばかりをやっていた少年・ビリーが、邪悪な力を手にしたサドといかにして渡り合っていくのか、その辺りに注目です。反面、七つの大罪達の描写はかなりダークで、メチャメチャ怖いです。なので、小さい子なんかには全く向きそうにありません。
そしてこの作品全体を通して描かれているのは、「家族の絆」という意外にも真面目なテーマです。実の母親の面影を探し、里親を転々としてきた孤独なビリーが辿り着いた、1つの大家族。初めは心を閉ざしていた彼が、困難を経験していくうちに少しずつ成長し、心を開いて本当の家族になっていく姿は、観ていてかなり感動的です。
最終的には【あの】ヒーローも登場しますので、お楽しみに。コメディやアクションが好きな人には、文句なしにオススメです。
背景はポップではない
遠い様で近い
一見異質過ぎるヒーローも
その特性を生かした見事なバトルと熱い友情で観客を引き込む
ユーモアとシリアスのバランスもよく
多様化していく映画を体現している。
それだけでなく、DCユニバースへの熱意もとても伝わりこれからのユニバースへの絡みが楽しみ。
疲弊した現代人に元気をチャージしてくれる作品。
こんなヒーロー映画を待っていた!
スーパーパワーを得た孤独な主人公。
最初は悪ふざけを繰り返してたものの、徐々にそのスーパーパワーを正しい事に使うようになっていく、成長物語。
まさに、ヒーロー映画の王道。
ただ、王道ストーリーなだけではなく、見事な笑いのセンスで笑いの連続。
普通は、後半はほとんど笑えなくなってくけど、この作品は最後の最後まで展開がある意味悪ふざけ。思いっきり笑わせてくれた(^^)b
笑えるヒーロー映画では、今までサム・ライミ版『スパイダーマン』が最高だったけど、それを超えたかもしれない。
DCのシリーズでは、キャラクターデザインがイマイチダサいイメージだったけど、シャザムのダサいコスチュームは逆に笑いのネタに( ^_^ ;)
最高のコメディアクションでした!
ちなみに、エンドロール後にオマケ映像があるので、最後まで席を立つべからず。
シャザムまた観たい!
自分の居場所探し
元々は、この『シャザム!』こそが、DCコミックのヒーローであるスーパーマンのバッタものとして、その人気に便乗して英国のフォーセット・コミックスから本家本元の『キャプテン・マーベル』として誕生したヒーローでしたが、見かけがスーパーマンのソックリの模倣であり著作権侵害だとして、和解したその後、DCコミックが版権を買い取ったという経緯がある、まさにツイていないヒーローだったのです。
その際には、当時誕生したばかりのMARVEL社も「キャプテン・マーベル」という名前のヒーローの存在には、かなり快く思ってはいなかったものの、大手のDCコミックに著作権侵害の争訟の先を越され口出し出来なかったところ、一旦、DCコミックとフォーセット・コミックス間で和解が成立し、キャプテン・マーベルの出版を停止し、コミック業界からも撤退した間に、そのキャプテン・マーベルの不在に乗じて、1967年にMARVEL社が自社名を冠した『キャプテン・マーベル』を刊行し始めるといった、一時期には、DC社にもMARVEL社にも双方に『キャプテン・マーベル』が存在する状態が続きましたが、同じ名前のヒーローの存在が非常にややこしい事態も生じたため、このツイていないバッタもののヒーローを拾った大手のDCは、元々の名前である「キャプテン・マーベル」から『シャザム!』といったヒーローにリニューアルを行ったという訳でした。
そう言った複雑な大人の事情によるヒーローの変遷の経緯はさておき、ヒーローとは、正義やその力の意義などに悩むものとして、従来からアメコミ・DCコミックの実写映画化計画であるDCEU=「DCエクステンディッド・ユニバース」においては、『マン・オブ・スティール』のスーパーマンをはじめ暗くて重いトーンがヒーローの世界を支配していましたが、今回のDCコミックが贈る新ヒーローは、突然、勇者にされた14歳の少年が活躍する底抜けに明るい『シャザム!』の登場です。
で、この「SHAZAM」とは、ソロモンの知恵、ヘラクレスの剛力、アトラスのスタミナ、ゼウスの全能、アキレスの勇気、マーキュリーの神速の、それぞれの頭文字を採った頭字語でした。
ここからも、このヒーローの特徴が分かってくるかも知れないですが、なんと、このシャザム!は、あのスーパーマンと対等どころか上回る力を持つらしいです。
幼い頃に生き別れになった実母を訪ねて三千・・・。じゃなくて、里親から里親へと転々と渡り歩く問題児ビリー・バットン(アッシャー・エンジェル)。母親を探し当て自分の居場所を得たいと願っていましたが、とうとうフィラデルフィアのグループホームに入ることになるのでした。
そこにはヒーローオタクで足の不自由な障碍者のフレディ、誰にでも抱きつくアフリカ系アメリカ人のダーラ、ゲーマーでハッカーでもあるアジア系アメリカ人のユージーン、無口でガタイがデカいペドロ、MIT工科大学に進学直前のメアリーの5人の孤児が一緒に暮らしていましたが、こんなところからも直ぐに逃げ出してやるぜと、彼らとも距離を置いていましたが、学校で、障碍者のビリーを狙ういじめっ子たちの行動を黙って見ていられずに仕返しをしてしまった後、地下鉄に乗って逃走。地下鉄が停車すると、そこは洞窟の中。謎すぎるヒゲもじゃの魔術師シャザムに出会い名前を言うように半ば強要されるのでした。
そこで仕方なく「シャザム!」と呼ぶと、なんとビリーは、スーパーヒーローの姿(ザッカリー・リーヴァイ)に変身してしまうのでした。
底抜けに明るいシャザムですが、子供たちが主役なのでMARVELで言えばスパイダーマンの立ち位置に相当するのかも知れないですが、コメディ要素が過多なこともあり、また前述したように突出したパワーを持つことからも従来のヒーロー像からは独立した感が際立っているかも知れないですね。
お話しの展開的には、この後、ヴィラン(悪役)である、また謎すぎる科学者ドクター・シヴァナ(マーク・ストロング)に狙われるビリーが、グループホームの子供たちとも信頼関係を育みながらも、予期もせずいきなり勇者にされた彼がヒーロー(シャザム)の意義を知っていくといったお話し。
シャザムの強さの程度を調べながらYouTubeにアップするヒーローオタクのフレディは、まさに今時の子供風で本当に面白い!
そのシャザムの秘めたそのパワーを引き出す練習の際の選曲がQueenの「ドント・ストップ・ミー・ナウ」というのも洒落ていて良かったです。
そして、一方、自分だけは親に捨てられたとは思っておらず、グループホームの仲間達ともいつまでも馴染もうとしないビリー。彼は、それからも自分の居場所を探していました。
また他方で、子供の頃から父親や兄からほとんど愛情を受けずに育ったヴィランのドクター・シヴァナは、はなっから信用などされずに40年以上も魔法の世界にのみ自分の居場所を求めているのでした。
この二人共に家族愛や自分の居場所を求めているという共通項目がありながらもその道が大きく分かれてしまう。
その人生の対比は鉄板ながら、「自分の幸不幸を決めるのは他人様ではなく自分自身にあるのだ。」というメッセージとして、とても説得力を持つ話となっていました。
強大な力を持つ者はその力の使い道を問われがちですが、ヒーローものにはお馴染みの主題ですが、ここでもそれが生きています。
ザッカリー・リーヴァイが演じるシャザムの見た目がダサダサめのオッサンなのも落差があって面白い。
ビリー少年が試練を乗り越えながら成長していく物語としても普遍的な輝きを魅せてくれた作品でした。
そしてDCEUシリーズ作品の『ワンダーウーマン』『アクアマン』と同様に、今作では他のDCEUキャラは乗り入れていない。
ただ、都合2回のオマケ映像には、エンディングロールで、シャザムと一緒に、ある大物DCEUキャラの首から下が映っていましたし、エンディングロールの最後には、シャザムが金魚と意思疎通を図ろうとするシーンにもニヤリとさせられましたし、何よりも、エンディングロールの背景画がジャスティスリーグのDCEUキャラとシャザムが絡んでいるシーンがコミカルに劇画風に描かれていてとても面白かったですね!
私的には、近年観たDCEUキャラものの中では、最高傑作じゃないの?!くらいの面白さでした。
デッドプールほどのブラックジョーク満載でもないし、日本語吹き替え版に菅田将暉くんや福田雄一監督の監修など彼らに頼らなくても充分にウケる映画だと思いました。
※因みに、私はもちろん字幕版で観ました。
私的な評価と致しましては、
ビリーがシャザムになれて、シヴァナがなれない根拠の部分が乏しい点で、若干減点をしますが、五つ星評価的には、ほぼ満点に近い★★★★☆(4.5)の四つ星半評価とさせて頂きます。
アベンジャーズの鑑賞前の予習なんて今からじゃ間に合わないよ・・・。という御方々は、是非ともこのDCEUシリーズの新ヒーロー『シャザム!』においでませ(笑)。
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