「頭男」アクアマン うじさんの映画レビュー(感想・評価)
頭男
アクアマンは原作や過去のテレビでは、
金髪、青い眼の白人系でしたが今回は、
南の島の人系のスタイルとなっています。
かつてのアクアマンをあまり知らないので、
違和感はありませんでした。
ストーリーは、マイティ・ソーの海版という感じで、
海の王族として生まれた兄弟の確執がメインとなっています。
よくある話です。
全編アクションのオンパレードで、特に海中のアクションは
これまで観たことのない長いシーンでもあり、海中なのに
なぜか明るい照明のシーンが多かったです。
出てくる敵のキャラが、70年代、80年代の東映ヒーロー物に
出てくるようなデザイン(パクリ?)でした。
それが悪いわけではなく
物語には合っていたと思います。
アクションも海中だけではなく、アクアマンなのに陸上や
地下、空中でも大活躍です。
どこかで観たような、80年代のB級SF映画やパニック映画もの
のエッセンスが満載でおなか一杯になります。
ゴジラみたいな怪獣まで出てきます。
残念なのは、海(美しい描写も含めて)での話がメインなので
この寒い時期ではなく、夏場に公開すればもっとのれると
思いました。観たあとに外に出ると寒風で超寒かったです。
最後になりますが、ネットでも予約時に既に混んでおり、
IMAX3Dで一番後ろの席のはしっこに座ったのですが、
前に座った人が座高が高い方で、その方の頭が、
常に画面の右側にシルエットで見えてしまい
途中でしばしば気になってしまいました。
気にしつつですが、アクションシーンには目を見張るものもあり、
また、比較的好きな俳優ばかり出ていたこともあり、充分
楽しめました。
私にとっては「アクアマン」に加えて、「アタママン」
も見たということでも記憶に残ると思います。
※アクアマンのお父さんは、スターウォーズで、
「ジャンゴ・ヘッド」を演じたニュージーランド系
の俳優です。久しぶりに見ました。
※映画は、他国でも大ヒットしており、続編は
できると思います。
アクアマン役の俳優が何か事件は起こさなければ・・・
(人相的には悪役系です。)