「満腹感」アクアマン にょむさんの映画レビュー(感想・評価)
満腹感
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楽しめるか否かは実は"気付くor気付かない"だけのことかなって気もするんですよね
小難しい理屈じゃなくて料理や酒の好き嫌いとあまり変わらないシンプルな感受性ですよ
気付かなかったらなんじゃこりゃ?で終わります
個人的に本作は半々といった印象でした
やはり昨今のCG作品、特にヒーロー映画(洋画)では"いかにも合成ですよ感"が消えて「でもこんな映像ありえないから特撮だよね」というのが頭の中でいい感じの刺激になっているわけです
それが当たり前になると映像美自体が食傷気味になり、クオリティは高い筈なのに初見な筈なのに"既視感"を抱いたり、物語の設定や構成などに気を取られる事になりかねない
しかしながら個人的には食傷気味なんてなんのその!
これ位の映像美があればそれだけでも満腹
かつてのフランス映画の映像美にも匹敵すると思います
アクアマンのストーリーラインは複数あって、それがまぁなんとかうまいこと絡み合ってはいくのですが、飽きはしないものの、やはり長いなあ^^; って感じはしました
一番好きなエピソードは、アクアマンが、父の仇を討ちにきた息子から得た"教訓"ですね
敵とは言えども恨みをかってしまうのは結果的に損しかしないわけです
許して助けるかその場で息の根を止める
そういう判断力も立場的に必要になるんだなあと
あとはもう何て言うかドタバタしてましたね
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