ザ・フラッシュのレビュー・感想・評価
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ラストにビックサプライズ
今まで鑑賞したDCの中でベスト級。ブラックアダムでの迷走ぶりが嘘のよう。人間ドラマもあるし、ユーモアセンスも抜群。何度も笑わずにいられない。
フラッシュが疾走する時のハイパードライブな映像は、光の世界が体感できる。ダブルフラッシュとなったことで、オレンジと青の2色の軌跡がスクリーンを駆け抜ける。
過去改変や過去改変による時間軸の分岐は、題材としてありきたり。そこを逆手にとって自らいじっちゃう。分岐した世界線ではBTTFがあるんだけど主役が違うから話がかみ合わない。バットマンやスーパーマンにいたっては、人や性別が違う。
新型バットポットのデザインにはしびれた。前輪が2輪で重量感たっぷりのど迫力フェイスで街を爆走する。マントが、車輪に巻き込まれないか心配するくらい風にたなびく。
ラストのビッグサプライズにはやられた。意表をつくにも程がある。
めっちゃ楽しかった。
こんなDCを待っていた!
リーヴのスーパーマンから観てきた世代としては、映画館で声を出してしまうほど、白黒テレビから企画倒れ、そしてまさか出てくれるとはの俳優までファンサービス満載で、それでいてストーリーも面白く、エズラ・ミラーもマイケル・キートンも最高でした。
マーベルのノーウェイホームと同じマルチバースと言われるけれど、コロナの影響で公開が後になってしまったはず。
それから、最後の青いスーツを着たブルース・ウェインは以前見た撮影中の映像ではマイケル・キートンだった気がしますが変更したんですかね?
改めてスナイダーバースのDC映画を見返したくなりましたが、ジャスティス·リーグ·スナイダーカットを観た自分としては、ノリの似たウェドン版のジャスティスリーグも意外に良くみえて、今鑑賞してます。
また今作品をガンとトム・クルーズが絶賛したのも頷けます。
今後のDC映画の予定にフラッシュはないけれど、新バットマンの監督がムスキエティに決定したらしいので楽しみです。
スパゲティの話
変えるのは過去ではなく、未来だ!新たなDCユニバースに相応しい出発点
マン・オブ・スティールから始まった新生DCコミックヒーロー映画だが、その後はパッとせずに低迷。ジャスティスリーグの失敗も響き、地続きでない単発のヒーロー映画は売れたもののユニバース構想のその後を不安視されていた。企画に10年以上もかけたと言われるMCUと比べられるのは流石に酷だと思うが、それを差し引いてもあまり芳しくない成績続きだったのは間違いない。
そんなDCだったが、体制を新たにして再調節の末、流行りのマルチバースの概念を取り入れて(もともとコミックにマルチバースの概念は出てくるのだが)、再出発。その第一号、あるいはマン・オブ・スティールからジャスティスリーグまでの世界と、あらたなシリーズの架け橋となるのがこのザ・フラッシュ。ドラマシリーズも好調で申し分ない知名度と話題性を持ってのスタートだ。
内容はこれまでのあらすじ的なことをやるのかと思えば、全く違う展開を見せ、ゴチャゴチャにならないようにフラッシュの活躍に焦点を合わせておりとても観やすい。これが大変に良かった。マルチバースの構想はとにかくややこしくなりがちで、結末もご都合主義になりやすいのだが、本作は安易な逃げ道を選ばずに走りきった感があった。
一方で、イマイチな部分も多々ある。例えばヴィラン。戦いはするのだが盛り上がりに欠けており、フラッシュがもともと戦いに適したキャラクターではないのもあって画的にパワー不足が否めなかった。
とはいえ、ゲスト出演のあの人や、ウワサにあったあの人のスーパーマンや、まさかのあの人の登場など、マニアならばクスッとしてしまうポイントが沢山あり、観ていてとても楽しいひと時だったのは事実。新体制のDCに今後も期待だ。
マルチバース・・・
マルチバースという言い方ではなく、時空を歪め過去へ戻ると別の世界が発生するというのはパラレルワールドなど名称は違えど昔からある概念だが、近年ではマーベルが散々使っている設定にも関わらず、ライバルであるDCが追従するというのは正直言って残念だった。
確かにフラッシュの光速移動はマルチバースとの相性は良いし、DCはマーベル以上に歴史があり、過去にヒーローを演じた役者が多いのでそれを別ユニバースであるという説明は便利なのかも知れないが、脚本やアイデアが枯渇しているのかなと心配してしまう。
若いヒーローのやらかしによってマルチバースが発生し、先輩ヒーローが収束のためヘルプするという大筋も「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」と全く同じと言うのもいただけなかった。
一方、過去に戻る概念描写に過去DCヒーローを演じたクリストファー・リーブやヘレン・スレイターが出て来たのにはテンション爆上がりだったし、企画が頓挫したティム・バートン版のスーパーマン役でオファーされていたニコラス・ケイジがしれっとキメ顔で出て来た時はひっくり返ったw。
また「アース89」の世界ではBTTFの主演がマイケル・J・フォクスではなくエリック・ストルツという話も、確かに当初そういう話があった事を知るマニア達の心をくすぐる楽屋落ち的な設定にはついつい楽しんで観てしまった。
フラッシュを演じたエズラ・ミラーは思ったより上手にバリー・アレンの童貞感?みたいなピュアさを出せていたと思うし、素行不良で今後のキャリアを捨てることがない様にして欲しいと思う。
ガル・ガドットもう少し観たかった。
DC初心者です
そこでは腹減らないの?
自身に時間をさかのぽる能力があると知ったフラッシュが、両親の悲劇をなかったことにしようとしてパラレルワールドに行ってしまう話。
幼い頃に母親が何者かに殺された上に、容疑者として捕まっている父親の無実を証明出来ない悲しさから走り出したら…あれ1日戻ってね?
ってことでそれならばと過去に戻って仕込んだ帰り道、乱入者により強制的に走るのを止められて…。
あんまりしっかり特報を観ていなかったけれど、フラッシュ2人なんですね?それよりもマイケル・キートンの「I'm Batman」がアンパンマンに聞こえて仕方ないのばかりが気になってました。
能力駆使すりゃ実はフラッシュ無敵じゃね?なんてことも思ったけれど、そういえばスーパーマンも時間戻れる程の高速移動出来るんだったw
そんな状況下でのテラフォーマーなゾッド軍との戦いはちゃんと見どころはあるものの案外あっさりで、あくまでも時間をさかのぽれるフラッシュのドラマがメイン。
設定がチート過ぎて活かしきれていないとは感じたし、泣き所は判らなかったけれど、DCにしてはなかなかキャッチーだしとても面白かった。
お部屋のポスターは今更な恐竜100万年?なんで?
母へのレクイエム
DCコミックの地上最速ヒーロー・『フラッシュ』を主役にフュチャーした、SFアクション。そこに、マーベルのアベンジャーズに対抗する、ジャスティス・リーグでお馴染みのバットマン、スーパーガールと共に、嘗てスーパーマンに倒されたはずの、悪役のクリプトン星人・ゾッド将軍との死闘を繰り広げる展開。
最近は、『スパイダーマン』や『ドクター・ストレンジ』等、この手のSF作品では、マルチバーサスの世界が描かれることが多い。本作も、殺されたフラッシュことバリーの母と、母殺しの無実の罪を着せられた父を助ける為に、その事件が発生した過去に遡り、その忌わしい過去をやり直そうとする、マルチバーサスの世界での物語。
当然、バリーの若かりし頃の自分とも遭遇し、母も生きているが、過去を変えようとしたばかりに、時空が歪んでゾッド将軍が復活させ、地球の危機が訪れるという、ある意味、自業自得な内容とも言える。しかし、ラストに涙の家族愛の物語として、終止符を打っているのは、こうしたSFアクションには珍しい結末。
また、本作の見所としては、現代ではベン・アフレックが演じるバットマンも、過去の世界では、なんと80年代にバットマンを演じた、懐かしいマイケル・キートンが務め、新旧2人のバットマンが観られるのも、粋な配役設定だ。
そして、フラッシュを演じているのが『ファンタスティック・ビースト』でクリーデンスを演じた。エズラ・ミラー。決してヒーローの顔立ちではないが、その分、シュールな笑いを、あちらこちらに挟み、他のヒーローとは違うキャラクターを生み出している。更に、性格の違う過去のバリーと現代のバリーの2役を、巧みに使い分けて演じている。
その他にも、ジャスティス・リーグの面々が、チョコチョコと登場するのも、見逃さないで欲しいし、クレジットロール前に登場するブルース・ウェインを、ベンでも、マイケルでもない大御所俳優が登場させるのも、サプライズな演出。マーベル作品に負けず劣らず、豪華ラインナップな俳優陣と言える。
フラッシュクラッシュ!!
近年最高のDC映画かもしれない
足が速いヤツがカッコ良いのは小学生までじゃない‼︎
最初から最後までとても楽しかった。
エズラ・ミラーは影のある青年をやらせたらピカイチ。
大好きです。
小学生男子は足が速い子がモテるけど、
それは小学生までじゃない!いつまで経っても足の速い
男に男は憧れ、女子は惚れるのだ!
足が早過ぎて過去に戻り、
そこからの展開が全く読めずに
ワクワクドキドキしました。
まさか小学生からバットマンを観てきた自分にとって、
こんな最高の展開が待ってるなんて思いもしなかった。
マーベル作品はマルチバースが開いて、
なんとなく製作陣も頭がこんがらがってんじゃない?
となんとなく、この先乗れるのかな?
と不安になってたけど、
DCはそこを過去作に絡め上手い事やった!
とテンションが上がりました。
長らくDCはマーベルの後塵を拝して来たと思ってた
けど、今作によってそれに並び、
ジェームズガン含め、期待感で言ったらそれを抜いてしまった感すらあります。
最高でした。
まさかの猿の惑星みたいなオチも素晴らしかった。
鍵を握るのはエズラミラーのプライベートだと思う。
今作のテーマでもある、過去は変えられないので
しっかりケアして最高のジャスティスリーグを期待しております。
いい意味で期待を裏切る会心作
「ジャスティス・リーグ」で登場した地上最速のヒーロー、フラッシュがメインということで「線が細過ぎないか?」と危惧したけど、、、これ最高じゃあないですか。
幼いころに亡くした母と無実の罪を着せられた父を救おうと、過去に戻って歴史を改めたが、歴史を変えると色々弊害があるみたいで、、、スーパーマンに殺されたはずのゾッド将軍が地球を襲った。
自分的にはブルース・ウェイン(=バットマン)を演じる役者さんがツボだった。現在をベン・アフレックが演じ、過去では『バットマン(‘89)』と『バットマン リターンズ(‘92)』のマイケル・キートンにバトンを渡した。
時を戻すと昔のキャストになるという発想、これメチャクチャおしゃれだと思う。まあ、40歳だったキートンが70歳になってしまったのは致し方なし。
更にエンディング近くで登場した第三のブルース・ウェインにクスッとした。こんなユーモアが好きだ。
楽しい、面白い(気楽)
わかりやすいヒーローものを期待するか否かで割れるかも?
大変楽しめました。
DCシリーズ総決算^_^ 笑えて泣ける家族向け作品
知識なくても楽しめる
予備知識なし、DC作品もほぼ見てませんが(マイケルキートンのバットマンはうっすら記憶にある程度、クリスチャンベールのバットマン3部作は好き。あっ!最新のバットマンも見てた)十分楽しめました!
普通のヒーロー物としても良し、家族愛を描いた物語としても良し、笑いあり、涙を誘う場面もありで見応えはありました。
ただ、本筋に辿り着くまでに、過去のバリーの奔放さをちょっとしつこく描きすぎてる感がありました。あれじゃキャラクターとして好きになれない。後半持ち直したましたが、結果として、最後のあれに辿り着くわけだからそれが正解なんだろうけど…。とはいえ、現在と過去のバリーの演じ分けはさすがエズラミラーといった感じです。
バッドマンはやっぱりカッコいい!!戦闘シーンはワクワクするーしびれるー!!あのメカ達は何度見ても憧れるわー(о´∀`о)
そしてバットマンに関しては最後までサプライズが。
スーパーガールもカッコ可愛い◎
初代スーパーマンの姿もちよこっと拝めるし、歴代ファンにはたまらない作品だと思います。
バットマンが最後ああいった形になった以上、続編はあると思うので楽しみに待ちます!
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