ザ・フラッシュのレビュー・感想・評価
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選択と成長。マルチバ-ス特有の複雑さをなるべくカットし、わかりやす...
選択と成長。マルチバ-ス特有の複雑さをなるべくカットし、わかりやすい作りに。フラッシュの出自や特性もストーリーに盛り込み、ドラマシリーズ未見の私にとっても、飲み込みやすい作品だった。
大変楽しめました。
映画ジャスティス・リーグがアベンジャーズのほぼ真似で思ったよりイマイチ(とは言ってもソレナリには楽しめましたが)だったので今回もどうかなと思いましたがかなり楽しめました。
単純にアベンジャーズの焼き直し版みたいな話ではなく話もよく考えられていたと思いますし。
バットマン、スーパーウーマン、フラッシュの戦いも面白いです。
ただ戦いに目が奪われがちですがこの話はあくまでフラッシュの話なんだと言う事だったのだと思います。
フラッシュ
の能力って早い以外にもあるんですね。って言う事がわかりました。展開は良かったですが、最近こう言ったヒーローもので有りがちなタイムスリープ、マルチバース的な展開なので、ワンパターン的な感じが否めません。
DCシリーズ総決算^_^ 笑えて泣ける家族向け作品
サービス満点というより詰め込み過ぎてて先が読めない展開が続く超娯楽大作でした。
フラッシュが主役ですが、歴代DCシリーズの総決算と言う感じ。マイケルキートンのバットマン世代はお涙モノです。
コメディ映画のように笑えるシーンも多く、お母さんを助けるという目的があるので家族で安心して見れます。
DCシリーズの過去作品がたくさん絡みますがジャスティスリーグだけは見ておいた方が良いでしょう。
クリストファー・リーブの姿が見れたのは嬉しかったです。
スピード違反‼️サービス違反‼️違反キップで10点プラス‼️
最近はタイムスリップするのも大変です‼️高速の速さを出さないといけないのですから‼️BTTFのデロリアンは140キロで良かったのですが・・・そのBTTFのテーマは "未来は自分で変えられる" だったと思うのですが、今回の「ザ・フラッシュ」のテーマは"いくら悲しくても現実を受け止めよう、そして前向きに行動しよう、その先には幸せが待っているはずだから" ということだと思います。ラストのバリー・アレンの決断にそんな想いが感じられました。今回のザフラッシュはバリーアレンの成長の物語‼️映画が始まってからは、ジャスティス・リーグのメンバーであるにもかかわらず、バットマンやワンダーウーマンの助けを借りて何とか活躍していました。この冒頭のアクションシーンは、バットマンのバットポッド、そしてフラッシュの赤ん坊救出作戦を含めてヒジョーに見応えがありました‼️しかし自分のミスで現実が変わってしまってからはバットマンとスーパーガールの協力の下、リーダーシップを発揮、強敵ゾッド将軍に立ち向かう・・・主演のエズラ・ミラーも二役を演じ分け、一人のキャラクターの中に潜む善と悪をうまく表現していたと思います。マイケル・キートンのバットマンも31年ぶりの再演とは思えない安定さ。サッシャ・カジェ演じるスーパーガールも危うさの中に力強さを感じられてヒジョーに魅力的‼️この一作だけではなく、彼女のスーパーガールをもっともっと見たいですね‼️DCの凄いところは、マイケル・キートンのバットマンみたいなレジェンドだけではなく、今回のスーパーガールみたいな新たな魅力的なキャラを登場させているところ‼️全てが懐古趣味に陥っている「スパイダーマン/ノーウェイホーム」のマーベルは見習うべきですね‼️劇中のパスタのミートソースをマルチバースに例えるウンチクじゃないですが、パスタがザ・フラッシュ、ミートソースがバットマンとスーパーガール、そしてチーズにあたるサプライズの数々‼️最近のDC映画の事情を考えるとワンダーウーマンやアクアマンの登場も充分サプライズと言えるのですが、今回のサプライズはマーベルとは比べ物にならない歴史を持つDC映画ならではのものでした。クリストファー・リーヴのスーパーマンとヘレン・スレイターのスーパーガールのツーショットに涙しないDC映画ファンがいるでしょうか。そして企画だけで消えてしまったティム・バートン版スーパーマンで主役を演じるはずだったニコラス・ケイジ。そして自らバットマン役を黒歴史と語っていたジョージ・クルーニー‼️数々の魅力的なDC映画キャラに囲まれ、既存のDCEUシリーズの終了と新たなDCUシリーズの出発を示唆した今回の「ザ・フラッシュ」‼️DC映画のみならずアメコミ映画の新たな傑作としてその名を刻んだのではないでしょうか⁉️
知識なくても楽しめる
予備知識なし、DC作品もほぼ見てませんが(マイケルキートンのバットマンはうっすら記憶にある程度、クリスチャンベールのバットマン3部作は好き。あっ!最新のバットマンも見てた)十分楽しめました!
普通のヒーロー物としても良し、家族愛を描いた物語としても良し、笑いあり、涙を誘う場面もありで見応えはありました。
ただ、本筋に辿り着くまでに、過去のバリーの奔放さをちょっとしつこく描きすぎてる感がありました。あれじゃキャラクターとして好きになれない。後半持ち直したましたが、結果として、最後のあれに辿り着くわけだからそれが正解なんだろうけど…。とはいえ、現在と過去のバリーの演じ分けはさすがエズラミラーといった感じです。
バッドマンはやっぱりカッコいい!!戦闘シーンはワクワクするーしびれるー!!あのメカ達は何度見ても憧れるわー(о´∀`о)
そしてバットマンに関しては最後までサプライズが。
スーパーガールもカッコ可愛い◎
初代スーパーマンの姿もちよこっと拝めるし、歴代ファンにはたまらない作品だと思います。
バットマンが最後ああいった形になった以上、続編はあると思うので楽しみに待ちます!
うまい、はやい、やすい(かるい)‼️
なにしろ、冒頭からの掴みが上手い❗️
予備知識がない人(私のことです)でも、カフェでのやり取りを通じて、主役のキャラクター情報がユーモアを通して伝わってくる。
と思ってたら、大物俳優が続々と(色気まで携えて)登場するわ、みんな大好きクイックシルバー系の人助け活劇で引っ張るわで、スクリーンに釘付けとなります。
その後の展開も、あちらのアメコミ系ライバルに比べると格段に軽いというかチープなので妙に親近感が湧くのです。
傷んだ髪の毛のように枝分かれだけで済んだはずのものが、二本の線の交差になり、挙げ句の果てはミートソースをかけられたパスタになる。
マルチバースの説明がこれですよ❗️チープでしょ?
でもこの軽さがいいんです。
今までの関連作品を、時系列や系統立てて網羅的に見てない私のような人間にはありがたい。
クリストファー・ノーラン監督のダークナイト系三作品やワンダーウーマンは覚えてるのに、ジャスティスリーグ?それ、見たかな?という程度の浅い映画ファンの私には、重苦しくない乗りの作品とは相性が合うのです。
出演俳優のギャラだけで、日本映画一年分の製作費が賄えるんじゃないかと思えるほどの豪華建築なのに、お邪魔してみたら、敷居が低くて遠慮なく会話のできる風通しの良い部屋でした。
もちろん、その部屋の冷蔵庫にはよく冷えた缶ビールが一人あたり2本くらいは行き渡るようにちゃんと用意されていて…
そんな印象で、後腐れのない軽やかな映画。
なかなか良かった
フラッシュマンにはあまり馴染みがなくてあまり期待せず見たが、なかなか新鮮で良かった。
役者がフレッシュで若めだからか??
バットマンやワンダーウーマンも見れてなんだか得した感じ。
マルチバースものは複雑で理解できなくなりがちだけど、今回は割とわかりやすかった。
アントマンっぽいなとも思ったけど。
スーパーガールが1回も勝てないのは悲しかった。
フラッシュはジャスティスリーグではMARVELにおけるスパイダーマン的な役回り?
ファン向けの映画
ファン向けで初心者というか映画を普段あまり見ない人は何が何だかわからないと思う。
その代わり映画を普段かなり見る人は面白い映画だったと思う。
個人的にはここ最近のDCの中ではかなり上位に入る映画だと思った
なんでもアリ
大変優れたタイムパラドックスものであると同時に、マルチバースもの。
DC版『Dr.ストレンジ』『アントマン』の様相。
歴代スーパーマン、歴代バットマン好きである私にブッ刺さり。
だって、過去作品の邂逅があるんだもの。
面白かった、たまらん。
ただ、観終わって少し経ち、冷静になると……
なんでもアリすぎない?(^^
心の中のビートきよしが「いーかげんにしなさい」とツッコミを入れたりして。
俳優の交代に便利な設定ではあるけども。
また、冷静に考えると「なにもせんほうがよかった」ってことでしょ?
フラッシュの盛大な独り相撲。
スーパーガールの立場は?
というのに少しモニョった。
ところで、主演のエズラ・ミラーは、幼女虐待疑惑や、女性への暴力訴訟ってどうなったんだっけ?
ディ●ニーじゃないから、疑惑の段階だけではお蔵入りしなくてよかったな、と思いはしましたが。
ジャスティスリーグ観てから行きましょう
今回の内容に関係する作品で事前に見ていたのは、ザック・スナイダー版ジャスティス・リーグとマン・オブ・スティール、バットマンvsスーパーマン、ワンダーウーマン2作ぐらい。
視聴前から、DCのごたごたとかスーパーマンをもうヘンリー・カヴィルを演じないこととかヘンリー・カヴィルに対する扱い、エズラ・ミラーの度々のお騒がせ騒動で心配してた。時間が余ってレビューが割と高評価なので見ることにした。
結果としてめちゃくちゃ良かった。ザック・スナイダー版ジャスティスリーグが4時間あるのを見ててよかったと心から思えた。期待値がかなり低めなのを考えてもかなりいい。フラッシュ単独の映画だけど、ジャスティスリーグありき。マルチバースものとは知らなかったけれども楽しめた。この映画の直前スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースを見ておりマルチバースものは、ヒーローである葛藤の中に必ず付きまとう犠牲についてに焦点を当てているところが共通してた。フラッシュは事実を受け止め前に進むを選択する。でも、やっと救えた愛しい存在を目の前にいるのに諦めなければならない。なんて苦しいんだ。
バリーが母に教えられ、身を持って体感して時間軸の別の自分へも言う「答えが出ない問題もある」という台詞がとても心に残りました。人生ってそんなのばっかりだな…髪が長いバリーがなんとか救えるはずだって諦めずタイムループを繰り返すところが同じバリーとしても葛藤するよなって救いたいよねでもできないものはできないんだよとロングヘアバリーにやめようと言うところが本当は主人公バリーも諦めたくない気持ちもあるんだとわかって泣いた。
アクションシーンについてはちょっとうーんという感じ。フラッシュの走り方がなんか早く見えないけど、早すぎてそう見えたりダサい走り方しそうなキャラで片付くけど、スーパーガールと敵の戦闘シーンがなんだか前のスーパーマンと比べても軽いと言うかなんか足りなかった。バットマンは良かった。フラッシュの撮り方はザック・スナイダー版ジャスティスリーグが凄すぎたのか??
吹き替えについて、細谷さんのフラッシュとても合ってた。細谷さんのイメージは頼れるマッチョで優しい人だったけど、きょどるバリーがいて違和感が全く無かった。スーパーガールの橋本愛さんも素敵。
スーパーマンをもうヘンリー・カヴィルが演じることはもうないということが更に残念。一部のニュースでヘンリー・カヴィルの出演シーンカットとあったので撮ってるなら見せてくれよと喚きたくなるような…同じくカットされると聞いていたガル・ガドットのワンダーウーマンのシーンは少しあったので良かったかな。
昔演じられたバットマンが出てきて、元映画見とけば良かったと後悔。観ていたなら感激できたかも知れない。それでも、知らずともバットマンは相変わらずかっこいい。バットモービルもかっこいいし渋いブルース・ウェインが3人見れるとか最高だ。更にバットマンが好きになった。
DCが好きだからもっと頑張って欲しい。素晴らしいザ・フラッシュを作ってくれてありがとう。エズラ・ミラーはもっと素行注意してほしいまじで。
『マーベルが失いDCが手に入れたもの』がはっきりした、まさにフラッシュポイント的な作品
栄枯盛衰という言葉がある。どれほど栄えたものでもいつかは廃れ、新しいものにとって変わられるという意味だ。本作の原作はアメコミ好きならご存じのDC界最大の事件と言われる「フラッシュ・ポイント」と言われる作品が原作である。過去を変えようとした地上最速の男が、ちょっとしたミスでバタフライエフェクト的に世界の歴史そのものを大きく変えてしまうという壮大な物語である。世界のバランスとは、ちょっとした選択で大きく変わってしまうものなのだ。そういう意味では、少なくとも本作でDCとワーナーは正しい選択をしたと言えるだろう。
冒頭から始まるバリーのカフェのシーンはザック版ジャスティスリーグを見た人へのサービスだし、最後のウェインが登場するシーンに至るまで、全編を通してすべてのDC映画ファンへのサービス精神に溢れている。これはかつてマーベルがエンドゲームやスパイダーマンNWHで持っていた、時代を超えたファンサービスであり、製作者がうまくファンのニーズを掴んでいることがわかるシーンである。
長らく続いていた迷走から、やっとDCが辿り着いた《答え》がここに見えた。一方のマーベルは作品の質の低下やラインナップの迷走、役者の不祥事(これはDCも一緒)、ポリコレ問題などに悩まされまさに迷走状態である。アベンジャーズから次々とヒーローが去っていったように、かつてのマーベルの栄光は今はもうない。そんな、すでに衰退が始まったように見えたヒーロー映画界に、まさに本作は「フラッシュ・ポイント」を起こしたと言っても過言ではない。
ヒーロー映画の時代は衰退を始めているのは仕方のないことだろう。しかしヒーローを愛している我々は知っている「ヒーローとは追い詰められた時こそ真のパワーを発揮するものなのだ」。本作がマーベルやDCを問わず、新たなヒーロー映画の新時代を切り開いてくれることを私は心の底から祈っている。
しかし、マイケル・キートンのバットマンの安定感は半端なかったな。
よくやってくれた
完璧です。ありがたいことです。
笑いあり涙あり興奮あり。
俳優たちは終始名演。
音楽の使い方も素晴らしい。
DC好きだな〜って人向けの映画であって、
ゼロ知識では厳しいでしょうが…。
個人的には完璧でした。
ワーナーありがとう。
エズラ・ミラーをキャンセルしなかった点も、
素晴らしい判断だったと思います。
DC映画の今後に期待が持てます。ありがたいことです。
✖️DCアクション ○普通にSF
あーコレを「勧善懲悪アクション」として見ると、「不完全燃焼」で暴れたくなるかも知れないですが。普通にSFです。しかも切ないヤツです。宣伝ほどは泣けないけど、キュッと来ます。
結果的にですよ。
彼のその行為は、母親に死を運ぶ訳ですから。だけどだけどだけど。少しだけ。ほんの少しだけ、過去を変えてしまった事で時間軸に歪みを作り、微妙な違いが生じます。本来とは、違う未来になっているかも知れないけれど、枝分かれの中では、最大限に幸せな未来だと思えるかも。
って言う、情緒に訴えるSF建て付け。
個人的には好きですけどね。
DCアクションとしての見せ場が足りない、ってのも間違いありませぬw
楽しかった。
泣けはしなかったけどw
初代バットマン俳優!ボケかましすぎのフラッシュ 78点
初代バットマン役の俳優が出演するということでこれは観なくてはと参戦しました!
皆さんそれが目的な方多いじゃないかな?客層もおじ様が多く、これは期待!するしかない!
が、フラッシュマン凄くボケかますじゃないですか。。子供向けとはいえおじ様笑うのかしら。
初回は面白かったが後半難しく、ん?と思う場面もあり、やっとバットマン登場!やはりカッコイイ。これが全て。スーパーガールも可愛く胸も大きくて最高しかない。
それに比べ、フラッシュはダサくて面白い。笑
これがまた良いのかもしれない。
各キャラクターがお互いを活かしあっている映画だと思います!
あとパンフレット買うとストーリーが分かりやすい。時系列も書いてあり、これは買ってよかった!
ちなみにスーパーマンは1度も見た事がないです。
バットマンは全て見たことがあります。
頭を動かさず、身体で感じろ!
マイケル・キートン版バットマン、そしてマン・オブ・スティールは予習済み。本当は「バットマンvsスーパーマン」と「ジャスティス・リーグ ザック・スナイダーカット」を観てから本作に挑もうと思っていたのですが、同日公開の「スパイダーマン:AtSV」の時間に間に合わなかったので、それほど予習が必要な作品では無いという噂を信じて、急遽変更。
トム・クルーズも大絶賛していましたし、《この映画が世界を変える》だなんて大口を叩いていましたから、相当期待してこの日を待っていたのですが、確かにめちゃくちゃ面白かったです。だけど、色々と物申したいことがあるのも事実。MARVELが擦りに擦っている、このマルチバースというジャンル。DCでは本作が初の試みとなったわけですが、とても成功とは言えないのかも...。
気分的には星4.5か、それ以上あげたいくらい。
エズラ・ミラーが一人二役で最高にいい表情しているし、フラッシュを最高の演技で魅力溢れるヒーローに仕上げていて、どんな人物か知らなくとも一瞬にして大好きになれます。よく言う言葉だけど、このフラッシュという役はエズラ・ミラー以外考えられない。DCのキャラって、正直バットマンしか好きになれなかったんだけど、こんなの見せられたらフラッシュ推しになっちゃう。愉快で人間味がありながら、ヒーローしている時はめちゃくちゃカッコイイ。どんな事よりも先にメシ!
マイケル・キートン演じるバットマンのおよそ30年振りとなる復活は、感動で涙が出そうになるくらいカッコよかったし、今回初登場となるスーパーガール演じるサッシャ・カジェは、あまりの美貌に惚れそうになった。スーパーガールという役柄がスーパーマン以上にハマっていて、もっといっぱい彼女が活躍するシーンが見たかった......そう。本作の大欠点、それはフラッシュ以外のキャラクターの扱いがあまりに雑であること。ベン・アフレックのバットマンも、マイケル・シャノンのゾッド将軍も同様。もう、あんたたちに払える予算は無いんだ!ごめんよ!という感じで、大した活躍もないのに退場。
本作画公開される前に、マイケル・シャノンが本作でゾッド将軍を演じたことに関して、全然納得がいっていないとインタビューで答えていた。本作を見る前は、「んなこというなよ!別にいいじゃん!」と思っていたのだけど、見た後だとその気持ちもすごい分かる。スーパーガールを登場させるための踏み台に使われたキャラクターだったし、スーパーガールとの関係性も取ってつけたようで恐ろしく粗い。一応、マルチバースの脅威とタイムループの真理という形で片付けられているけれど、オチは無いようなもの。本当に可哀想だった。
本作はエズラ・ミラーによる、映画好きのための、フラッシュ独走映画。ハイスピードなキャラでありながら、駆け足になることなく、作品を綺麗にまとめられているのは素晴らしい。アクションも音楽も、全身に響き渡るほどカッコイイし、圧倒的な映像美と造形美には心が奪われる。Dolbyで見てよかったと思える、何度もしつこいが、“カッコイイ”映画。いい意味でも悪い意味でも、それ以外の言葉は思いつかない。
頭を使わずに見れば、めちゃくちゃ楽しくてテンションのあがる作品。DCの歴史を大きく変えると思う。だけど、DCUとしては不安が大きく残る。本作で今までのを一掃するとのことだけど、果たしてこの規格外な計画は上手くいくのか?マイケル・キートンのバットマンやスーパーガールを登場させるならもっと出番欲しかったし、そんな落とし方にするならその先が見たかった。しかしながら、めちゃくちゃ安定感があって、身を任せれる作品でもあったと思う。アンディ・ムスキエティの実力が顕になった気がしました。
アクション、そしてフラッシュの単独作品としてなら言うことなしの満点でしょう。前半も最高に面白かった。ただ、最近はくちゃくちゃになりつつあるけれど、計画立ててやってきたMCUにマルチバースで対抗するのはあまりに無謀。また別のバットマンを作るみたいだし、観客置いてけぼりにならないか心配。とにかく楽しい作品だったけど、DCはマルチバースが苦手なようで、色々と懸念点が残る作品でもありました。
「ジャスティス・リーグ」の汚名を返上する快作
マルチバースというよりは、タイムトラベルによる歴史改変の物語で、昔から何度も使われている題材だけに入り込みやすかったし、(スパゲッティーを使った説明も)分かりやすかった。
光速より速く移動することで時間を巻き戻すという「技」も、過去にスーパーマンが使っているので、そんなに違和感はないし、ある意味、(DCユニバース内での)理論的な整合性も保たれている。
歴代のバットマンやスーパーマンが出てくるところは、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の二番煎じと言えなくもないが、それでも、マイケル・キートンの活躍は嬉しいし、彼が「いくら悪人を倒しても、両親は戻ってこない」と語る場面は、人生の年輪と戦いの虚しさのようなものが感じられて、しみじみとさせられる。
クリストファー・リーヴやニコラス・ケイジのカメオ出演にも、すでに亡くなっていたり、企画が幻に終わっているだけに、やはり胸が熱くなった。
そうしたゲストだけでなく、主演のエズラ・ミラーも、過去のトラウマがあり、ネクラで神経質なバリーと、そうした辛い経験がなく、天真爛漫て脳天気なバリーとを巧みに演じ分けていて、友人同士のようでもあり、師弟関係のようでもある2人の掛け合いには、バディ・ムービーのような楽しさがある。
それにしても、どんなに過去を変えても変えられない未来があるというのは分かるのだが、ヒーローたちが命を落とし、ヴィランが勝利するというバッドエンドが確定してしまうのは、この手の映画では極めて異例であるし、どこか釈然としないものがある。
「バズ・ライトイヤー」の時もそうだったが、過去に囚われた自分自身がラスボスだったという展開にも、やりきれない思いと後味の悪さが残る。
ただ、それだけに、主人公が母親の死を受け入れるという苦渋の決断に説得力が生まれるし、スーパーマーケットでの別れのシーンに目頭が熱くなるのだが・・・
何よりも、こちらの時間軸でのハッピーエンドには、予想通りとはいえ、やはりホッとさせられる。
ラストでジョージ・クルーニーが登場するに至り、「彼にとって、ブルース・ウェイン役は黒歴史ではなかったのか?」と驚くとともに、だったら、昨年の「トップガン マーヴェリック」のように、ヴァル・キルマーにも出演してもらいたかったと、少し残念な気持ちになったのであった。
不可避の交差
久しぶりにアメコミらしい映画作品を鑑賞できた しょうもないギャグ有り、スペクタクルな哲学的世界観のイメージ画あり、懐かしいシーン有り、そしてチョコチョコ出てくる本人登場有りと、一時も飽きさせずに進むストーリーの疾走感は、正にスピードスターが主人公の映画らしい構成である
結局は、今ストーリーは一番大事な事は解決はしていない でも、それでもあれだけ痛い目にあっても、それでも生きている人の為に性懲りもなく改変するその人間的な泥臭さに今作のテーマが差込まれているような気がする
別の時間軸の主人公が死んでしまうこと、別のジャスティスリーグも死んでしまうこと等、これが運命なのかもしれないが余りにも辛いプロットではあった あの世界は新しいクリプトン星としての運命を選んでしまうのだろう そういう世界線もあり得るというバッドエンドもマルチユニバースではあり得るというほろ苦さも今作の白眉である
追記
二人の主人公がウェイン邸に忍び込んだ時に掛かっていた曲『25 or 6 to 4(邦題 長い夜)』は自分的にはVince Neil経由のシカゴの曲 なんでこんなに高揚摺るんだろうって思ったらコピーしたんだったw
これから観る方へ!ネタバレなし!
これから観る方は過去作を観てなくて大丈夫?と思う方いると思いますが、
正直、観といた方がベストです。
ジェームズ・ガンCEOは、観なくて大丈夫と言ってたけども、いやキツイ(笑)
マン・オブ・スティール
バットマン vs スーパーマン
ジャスティス・リーグ
最低これだけ観とけば…
あと、1989年から始まる過去のバットマンを誰が演じたか知っといた方が…
スーサイド・スクワッド
ハーレイ・クイン
シャザム
ブラックアダム
は観てなくても大丈夫です。
ネタバレになるので語れないけど、
すごく面白かった♪♪
序盤から全開で持ってかれます♪♪
この続き、気になる!!
DCバンザーイ!!
大迫力のアクションで、画角の広いIMAXがオススメです。
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