さざなみのレビュー・感想・評価
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シャーロット・ランプリングの表情
もう一度じっくり観ます!
全てにおいて素晴らしくそしてとても考えさせられました。物語は最後まで静かにとりわけ派手だったり賑やかなシーンもなくどこか冷たい雰囲気の映像のままでした。そんな中主演のシャーロットランプリングの演技が凄すぎるんですよ!見事でした。
この映画を観た方々と語り合いたいです。男女でも捉え方が色々でしょうね。
個人的にとても印象に残ったのはこの夫婦のラブシーンです。久しぶりのSEXに夫の「やり方覚えてるかな?」とジョークから始まりますが暗がりの中、しっかりと吐息や腰使いの描写があった事に少し驚きましたがなんてsweet!!2人とも少年少女の様な可愛らしさ!いくつになってもこうしてスキンシップ出来る夫婦っていいなあってほっこりしました♪
それとやはりラストの場面ですね!え??あれ?今ダンスしてたその手どうなったの⁇って思わず戻ってまた再生、、、
上手くまとめる事が出来ませんが本当に素晴らしい映画!なのでもう一度じっくり観ます。
平穏無事に人生が終わるなどと誰も思ってやしないよ。
年老いた妻が見せる冷たい眼差し。戸惑いを隠せぬ年老いた夫。老夫はひたすら逃げる。バカげた言い訳に終始しながら真実を口ばしってしまう。それは男にとって、地獄の火あぶり刑よりも痛々しい。シャーロット・ランプリンの演技は見事だ。夫婦でどれだけ歳を重ねようと、どれだけ時間を共有していようと、女の邪悪さは年月が重なった分だけ酷くなるもののようだ。男はサーカスの道化のように過剰な振り付けと歯の浮くような台詞でかわそうとする。でも、すでに手遅れだ。女のシブトイ憎悪を目で表現できる女優は彼女以外にいないだろう。気の弱い、過去に取り返しのつかぬことばかり繰り返してきた男にしか、この恐怖は感じることができない。
しかし、どんなことがあっても女に本当のことを言ってはいけない。
まさに、教訓映画だ。
【”シャーロット・ランプリングの眼” 結婚45周年記念を迎える夫婦に起きた”細やかな出来事”。】
シャーロット・ランプリングと言えば、”愛の嵐”のトップレスでナチス独逸の軍服を纏い歌う強烈なシーンの数々・・。
しかも、眼が怖い・・。
(近作では、”レッド・スパロー”のグレーの制服を着た教官姿が強烈だった。)
彼女が結婚45周年を1週間後に控えた元教師ケイトを演じる。
冒頭は、長閑な早朝の田園の中を愛犬を散歩に連れて行くケイトの姿から始まる。表情は穏やかだ。
だが、夫ジェフが朝食の際に何気なく口にしてしまった事から、ケイトの目が暗く、怖くなってくる・・(様に見えた。)
それにしても、ジェフさん。脇が甘すぎである。
結婚して45年を迎えようとする状況がそうさせたのか分からないが夜中に”昔の写真、思い出の品々”を屋根裏に取りにいったりしたら、気付かれますよ。
ケイトが夫がいない間に、”思い出の品々”を梯子を使って探しに行く際に吠える愛犬を一括するシーンや(可愛がってたんじゃないの?)、そこで見つけてしまったスライドをカシャッ、カシャッと送りながら観ていくシーンと映し出された女性の腹部・・。
結婚45周年パーティで、スピーチをし、最後には嗚咽してしまうジェフの横で、妖艶に微笑むケイト。
そして、結婚式の思い出の曲で踊る二人に当たるスポットライト、曲が終わった途端、ケイトはジェフの手を”振り払うように”離す・・(様に見えた。)
<男は、結婚前の”出来事”は、どんなに年月が経っても家人に漏らしてはいけない、という事を教えて頂いた作品。
シャーロット・ランプリングの眼は、相変わらず怖いことを再認識した作品でもある。>
<2016年4月23日 劇場にて鑑賞>
眼差しの強さよ〜
ランプリングの眼差し
かつて「愛の嵐」で私を魅惑したランプリング。言葉少なく静かで大げさなことを何もせずに、眼差しと表情ですべてを伝える女優であり続けている素晴らしさ。それを生かす監督、作品、イギリス。
その後、夫はスイスに行き、彼女はエルサレムに(行って欲しい。本、読んでたし)。役どころでも、夫より妻の方が圧倒的にインテリで教養がある。そして若く美しい。それに対して夫はずっとコンプレックスを持っていたんだと思う。その仕返しを45年たってしているんだろう。みえすいたスピーチと変てこなダンスで。この映画は妻の嫉妬を描きつつも、45年間ずっとコンプレックスまみれで嫉妬心を抱いていたのは実は夫であることを暴露している映画だ。と、私は思う。
想い出は捨てれない
シャーロットランプリングが出ているとそれだけで観ちゃうし、観て良か...
夫婦の日常
シャーロットランプリングが出ているとそれだけで観ちゃうし、観て良か...
愛しているからこその嫉妬だと思いたい…。
夫婦再生不可能?‼
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