「約1000人の子供の幽霊」ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
約1000人の子供の幽霊
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ニコちゃん映画はハズレが多いのですが、これはまだ大丈夫な作品でした。「ペイ・ザ・ゴースト」なんて言葉が謎にはなるのですが、お金を払っても解決しません。ゴーストの真相に近づき、過去に起こった事件について真摯に取り組むこと!原因となったのは1679年にニューヨーク起こったインフルエンザの猛威。それがアイルランド系ケルト文化を持ち込もうとした入植者のせいだとして、魔女狩りのように子供3人を殺されたアニーという女性の真実。なんとなくありそうで怖いです。
ただ、都合が良すぎる点は否めない。ハロウィンの夜に幽霊は3人の子供を連れ去ることができるとか、1年までだったらこの世に帰れるとか、取ってつけたような設定でした。そして、最初の入植があった時代の教会、そして息子の霊が教えてくれた場所へ。息子を取り戻すためニコちゃん大活躍です。
ここまでは大したことないB級ホラーなんですが、探し当てた小屋の地下が凄かった。計算すると約1000人の子供の幽霊がいる光景が圧巻。息子の名前を呼ぶニコちゃん。「チャーリー!」と叫ぶと、その1000人が一斉に手を挙げる。みんなチャーリーかよ!と笑う場面じゃないんでしょうけど、笑ってしまう。それでもその1000人が最後には助けてくれるので、ちょっと感動してしまいました。
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