「何物にもなれない葛藤」海よりもまだ深く ランニングマンさんの映画レビュー(感想・評価)
何物にもなれない葛藤
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何物にもなれなかった現実とどのように向き合うのかがテーマだと思った。
離婚した夫は、一度文学賞を取った限り目立った功績も無かった。
しかし、元妻と息子には愛情があり、再婚しそうなことに嫉妬していた。
どうにかして、息子の気持ちを取り戻そうとするが、現実は上手く行かない。
しかし、その現実を受け止めながらも生きようとする姿が描かれていた。
リアルな日常を切り取り、感情の交錯を描くのは、さすが是枝裕和監督だな~と感じた。
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