帰ってきたヒトラーのレビュー・感想・評価
全211件中、1~20件目を表示
エンタメ転生ヒトラー
タイトル通りの帰ってきたヒトラー
事実通りだとこの時のヒトラーはヤク漬けだが、このヒトラーはあくまでもエンタメ
扇動力が高く柔軟に適応できる有能ヒトラーとして復活している
ヒトラーの立ち姿、凄まじくそっくり
ただ立っているだけでヒトラーだと一発でわかる再現度
演説セリフもかなり練られていて、鋭くかつわかりやすい言葉で人々を扇動していく
インタビューシーンなども言葉選び、間の取り方、皮肉が絶妙で聞き入ってしまう
取り扱う問題としては主に移民問題
どの国も思っていることは同じなんだなって
ヒトラーと移民問題に関しては緻密に練られていたが、周りがちょっと甘いなと感じた
最後までヒトラーに似ている芸人だと全員思い込んでいるのはだいぶ無理があるなと
歴史が好きでヒトラー映画が好きなら存分に楽しめる
パロディもがっつりやっているので他のヒトラー映画を観てからだと尚楽しめる
退屈する時間もなくメッセージ性とヒトラーを存分に楽しめるいい映画
これぞヒトラーの恐怖だ!
おもしろくはあったけど、
社会派コメディ
シュールな作品。
「今年一番の面白さ」
ドイツでヒトラーをコメディタッチで描くとは、ビックリ。
ポーランドはどうした?
こんなセリフが次から次へと出てきて、ハラハラするが多くの人がヒトラーに注目していく。当時ヒトラーは選挙で選ればれたのだ。
現代の世界情勢の行く末を案じるに、この映画はとてつもなく風刺が効いて面白かった。
民主主義を大事にしろと
リアリティラインの有無🙌
生き方を考えさせられる名作
彼に気を許してはいけない
かなりの社会派だった。
まさかこうも巧妙に仕掛けて来るとは思わず、
果たしてどういう気持ちで観ればいいのか。
むしろ気のゆるみを引締めなおす契機に。
登場するヒトラーのカリスマ性がすごい。
そしてまさか現代にいるわけないなら、半笑で対応しているうちに
そのカリスマにノックアウトされて行く人々。
いやこれこそ第二次世界大戦当時、ナチスが台頭したあの頃の再現ではなかろうか。
思わずにはおれず、
だからこそ鑑賞するうちに笑ったり、聞き入ったりして
知らず知らずのうちに感化されている自身にも、ちょっと恐怖を覚えた。
(そう、これがどういう気持ちで観ればいいのか、の原因である)
国民の反応もドキュメンタリー風に挟まれ、
これがツクリバナシなのかリアルなのか翻弄しているようで、
ヒトラーに対して自身の態度を問われている気分になりヒリヒリした。
そしてなによりドイツ本国がこの作品を撮っている、という自己批判精神たるや。
笑いとセットであればあるほど、鋭い知性を感じて止まない。
ロシアとヨーロッパが移民でもめている、とニュースが流れる昨今、
その至る所にあのヒトラーの影は潜むと、人々の心を盗む時をうかがっている。
力むことなく柔らかに啓蒙する傑作だった。
次にヒトラーになってしまうのは、あなたかもしれません....
恐ろしい
見始めは不愉快でしかなかった。ヒトラーをコメディにする? 彼の残虐な部分を隠し、アイコンとしてコメディにする? ドイツでは未だに当然ながらセンシティブな話題であり、よくこれが制作できたなと驚いた。
だが中盤から後半にかけて、物語は微妙に色合いが変わってくる。EUにあってメルケル政権下のドイツは積極的に難民を受け入れている国である。増え続ける難民、移民にドイツ国民の不満が高まっている。ヒトラーがドイツ各地を回り、国民の不満を聞いていくドキュメンタリー調の映像は、実は真実を捉えているのである。ヒトラーはその不満を巧みに突く。そして、TVを通じ、民衆の支持を得ていく。因みに、現ドイツの移民政策は、ナチス時代の反省のもとに採られている。
おそらく、この映像を観たドイツ国民は、ヒトラーが焚き付けるアジテーションにどこか説得力を感じ、空寒さを覚えただろう。1933年当時もそうだったのである。ヒトラーは民衆の支持を受け、かなり裏工作をしたものの、選挙を経て政権に就いた。
この映画はただのコメディではない。毒気を含んだ強烈な風刺映画である。
2013年に原作を読んだか?2016年に本作を見たか?2020年に〜
いつ?本作に触れたか?でレビューは大きく変わると思う。
2013年、アラブの春を始め、世界は民族自決の多様性に向かっていた、確かに向かっていた。
2016年、何かおかしいのでは無いか?と早い方々が気付き始め?その年の冬、トランプ大統領が生まれた。
2020年、世界は良く無い方向に向かっている。
勘違いした移民難民、居丈高な少数派や社会的弱者。
優しいのと甘やかすのは似てるようで違う。
世界は、努力しない/向上心無き者らを甘やかしてしまったのだ。
戦後75年。
いわゆる、戦争を知っている世代は居なくなった。
それが良い事か悪い事かは分からない。
けど?
欧州の難民問題/支那の肥大化/朝鮮半島の不安定さ
イスラエルやパレスチナ/ウクライナのクリミアetc
御破算で願いましては!!!
小さな腫瘍なら漢方なり薬です散らせよう。
だけど?
ある程度の大きさの腫瘍は、開腹手術が必要だ!
今の世界には強烈なリーダーシップが必要だ!!!
移民排斥/民族主義/信賞必罰/新自由主義
ヒトラーの政治は、現代にこそ必要なのかも知れない(アメリカにも日本にもEUにも!)。
本作を?コメディと取るか?ホラーと取るか?
納税者/有権者がウマシカになれば、政治も朽ち堕ちる。
ヨブトリユニヒトを選んだ国民の自己責任。
ヒトラーに心寄せる度】☆⑤
不当な移民は排斥すべき度】☆⑤
(*帰化するなら認める度】☆②)
民族衛生/優生学を支持する度】☆⑤
考えよう!脳味噌にシワを刻もう!
誤ちを犯さない為に!!!
風刺作品
ブラック過ぎるコメディ
一見コメディ調のタイトルとジャケットなので、蘇ったヒトラーが現代を見て慌てふためきの、どんちゃん騒ぎ映画かな?と思って観たらとんでもない社会派映画だった。
確かにコメディ調ではあるが、そのネタはなかなか攻め込んでおり、よく製作の許可が下りたなと感じた。
我々日本人からすれば、ヒトラーという人間を説明される時『独裁者』『ナチス』『ユダヤ人』『ホロコースト』など、ネガティブな印象かつ恐怖の象徴の様に伝えられます。
逆にヒトラーがドイツにもたらした功績ももちろんたくさんあるだろう。
ただ日本人にはなかなか伝わり難い。
歴史に詳しい人を省けば大半の日本人がそうかも知れません。
そのヒトラーが現代に蘇ったら?
と、また面白いこと考えるななんて思うが、この作品の本質はもっと深いところにあると気付かされました。
ラストのヒトラーのセリフ『誰もが心の中で私に共感してる』『私を消すことは出来ない。皆の心に居る』
ガツンときました。
これが言いたいのか、、、
ドイツには問題が山積みで、その中でも移民問題は深刻でしょう。
その国民たちの反発感や憤りをヒトラーという人物を現代に置くことで伝えている。
この作品が全てではないがドイツ人の本質的な物をすこし垣間見ることが出来た気がする。
それを含めよく製作許可が下りたなと思った。
全体的に面白おかしく時には深い闇を描きつつ、映画としてのエンターテインメント性もあり面白かったのだが、ラストだけモヤモヤします。
上にも書きましたが『私を消すことは出来ない』のセリフ。
これはヒトラーが自分が何故現代に蘇ったか知っていないと辻褄が合わないセリフ。
制作側はこの台詞を伝えたかったのだろうが、それにより少し都合がいい脚本になってしまった。
だとすれば中盤あたりに蘇った経緯をヒトラー自身が知る場面が必要だった気がします。
エンドロール手前ドイツ市民のヒトラーを見て喜んだり、嫌悪感を出したり。いいカットだった。
娯楽として戒めとして
ヒトラーを演じる俳優さんの見た目と芝居は自分が知る中で最高峰
現代にヒトラーがいたらどうなるかをユーモアセンス抜群のコメディとして再現し終始退屈させない
そしてこの映画を楽しんでる中できっとその危険性に気が付くはず...
SNS等が発展して様々な著名人や情報に触れる事が出来るようになった現代人へ娯楽として戒めとして観るべき映画だと思います
いいね!光源氏君の設定のヤバいバージョンみたいな映画。大衆操作みた...
いいね!光源氏君の設定のヤバいバージョンみたいな映画。大衆操作みたいなことする奴いたら身元調べられたりするんじゃないのだろうか。生放送の番組なら出演前にいろいろ調べるだろうに。
あと、よく途中で人を殺さなかったなとか思った。道中、敵意を剥き出しにしてくるオッサンいたのにスルーしていたのが何で?と思った。
コメディだけど笑いよりも、感心してしまいそうになるような内容。
全211件中、1~20件目を表示