劇場公開日 2016年6月17日

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帰ってきたヒトラーのレビュー・感想・評価

全281件中、221~240件目を表示

4.0いい作品でした。

2016年6月30日
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鑑賞方法:映画館

仕事でくたくたでしたが、観終わって体調が落ち着きました。
ヒトラーありがとう❗

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かん

5.0どこの国も一緒だね!

2016年6月30日
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鑑賞方法:映画館
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Mt.ブルー

4.5オモシロイ

2016年6月30日
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U-3153

4.0いま、全ての現代人が試されている…?

2016年6月30日
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鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

難しい

笑える。けど笑えない。けどやっぱ笑っちゃう。けど…

ヒトラーが何をしたか、どれだけ冷酷な人間か、どれだけの人を死に追いやったか、なんとなくだけど、教科書や何冊かの本、いくつかの映画なんかで私は知ってる。

だけど、あの演説。
自信と信念、カリスマ性にあふれ、何かやってくれそうな雰囲気に満ちている。
時にはユーモアを交え、話に緩急があり、引き込まれる。

何をしたのか分かっているのに、「この人いい人なんじゃない?」と一瞬思ってしまって、そんな自分に気づいてゾッとした。

そうやって、おそらく「信念がありそうだからやってくれそう」「話が分かりやすくて面白いから」といった理由で多くの人が一票を投じたことで、想像もつかない数の人たちが意味もなく殺された。

テレビやメディアの向こう側から、その人の資質や本当の信念を見極め、支持を表明するなんて、果たして可能なんだろうか。
なんかほとんど不可能に思える。

…なんて思いつつ、きっと今回の選挙も日々の生活に追われて、直前にざっと公約だけ見てなんとなく投票してしまうんだろうなぁ…。

そういえば先日、BS-1でヒトラーが書いた「我が闘争」についてのドキュメンタリーを見た。

今年の1月に本の著作権が切れて、70年ぶりに再出版されたらしい。
映画と同じように、70年ぶりに蘇った“ヒトラーの信念”だ。

「二度とあの悲劇が起きないための研究材料として出版するべきだ」
「本に感化され、共闘する人々が現れるかもしれない」
激しい議論の末、注釈付きで出版された。

70年経って、私たち現代人はヒトラーをはねのける強さを持ち得たのか。
それとも再びヒトラーに感化されてしまうのか。

世界中で軋轢が生まれている今、私たちは彼に試されているのかもしれない。

…なんてことを、ゲラゲラ笑いながら思った。

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hhelibe

4.0現代社会の脆さを描く

2016年6月29日
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ふじ

4.5主人公の末路はそんな意味では……

2016年6月29日
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鑑賞方法:映画館
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Pocaris

4.5「世にも奇妙」レベルにブラックで怖い

2016年6月28日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

知的

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777

3.0ちょび髯おじさんが、やさしく君を包む

2016年6月27日
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 「みんな、最初は笑っていた。」作中のセリフですが、本作を象徴してます。
 ユーモアなのか、風刺なのか、判別しない作りは、ヨーロッパの今を、具現化しているようです。しかも、多数決が、正しい選択をするとは限らないと云うメッセージまで、織り込んであるあたり、時事ネタとリンク。御見物も、多かったです。
 「指導者は、大きな嘘をつくべきだ。群衆は、小さな嘘しか見抜けない。」ちょび髯おじさんの、迷言だったと思います。正直、自分達にとって正しいことが、世界にとって正しいことかなんて、判別困難ですよね。それでも、選挙の結果によっては、またちょび髯おじさん、現れるよと、言われたような気がしました。
 いずれにせよ、毒の効いた作品です。個人的には、本作観たら、中和剤として「サウルの息子」あたり観直したい気分です。

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機動戦士・チャングム

4.0ブラックユーモア

2016年6月27日
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鑑賞方法:映画館

笑える

知的

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にこにこぷん

4.0戦争はだれのせい

2016年6月27日
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鑑賞方法:映画館

どの国の戦争もいまでは、一人の責任や軍部の責任にされているが、それぞれを支援し熱狂的に応援したのはそれぞれの国民であり、私たちである。いつの世も強いリーダーを求めているが、あまり立派な国になる必要はないのかもしれない!そんなことを考えさせられる映画でした。

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まさ

4.0見事に騙された

2016年6月27日
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鑑賞方法:映画館

難しい

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oke

4.0ドイツ映画

2016年6月27日
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鑑賞方法:試写会

久しぶりのドイツ映画。

民衆は本物のヒットラーと気が付いていない。

メルケル首相も出ています。

面白さと考えさせられる所があります。

エンドロールでの曲が「ヒットラーを叩こう!」を連呼するので、作者の神髄が解ったような。

見て損しないと思います。

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ともじゅに

4.0キャラクターとテーマばかり語られがちだが、演出もなかなか

2016年6月27日
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鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

知的

指摘している人があまりいないようなので最初に書いておくが、物語自体はそれほど特異な何かがあるわけではない。
タイムスリップによるカルチャーギャップコメディのフォーマットをにおわせつつ、シドニー・ルメット『ネットワーク』('76)を本筋に、テリー・ギリアム『未来世紀ブラジル』('85)のオチをくっつけたような、そんな話ではある。

そういう意味では「よくあるタイプの問題作」には違いないのだが、この作品の突出した部分はなんといってもヒトラーという歴史的人物の持つ意味であり、それを見事に演じたオリヴァー・マスッチの演技力にある。

※ それらについては誰の目にも明らかだから、特に言及はしないが。

そして、これら作品のテーマやキャラクターを活かすかたちで効果的に使われていたのがフェイクドキュメンタリーの手法であった。
フェイクドキュメンタリーというのは幅の広い言葉というか、実際にはいろんな手法をさす言葉として便利に使われてしまっているが、本作におけるフェイクドキュメンタリーというのはサシャ・バロン・コーエンが『ボラット』などで用いた手法と同様の、

  役者が現実に存在しない人物を演じることで人々のリアルな反応を引き出す

というタイプのフェイクドキュメンタリーである。
この作品ではヒトラーに扮したマスッチが街に出て「君は今のドイツをどう思うか」といったような質問を人々に投げかけるわけだが、その反応が非常に興味深いのである。

このような手法は、見ようによっては「役者は作り物だが人々の反応はリアル」といえるだろうし、「誘導尋問のように無理やり反応を引き出す卑怯な手法」ともいえるのだろうが、要は

  本当の部分と本当でない部分がある

わけで、そのどこまで本当かわからない頭のクラクラする感じが、紙一重で保たれている社会のバランスを実によく表現しており、作品のテーマと見事に親和していたと思う。

もちろん、こうした手法は『ネットワーク』や『未来世紀ブラジル』の時代にはなかったわけで、作品内に登場する各種の現代らしさ(たとえば各種の IT 機器や SNS 、そして興味深いものを見るとすぐスマホで撮影しようとする大衆のリアクション等)ともあいまって、この作品が遠い世界の物語ではなく、我々の社会と薄皮一枚隔てたところに感じさせてくれるのだと思う。

そういう意味では『未来世紀ブラジル』的だと感じたオチへのくだり、急に展開が強引になったな・・・と思いながら見ていたのだが、これもやはり現実と紙一重の世界を表現していて、鑑賞後の今では一貫性があったようにも思える。

総じて、キャラクターとテーマが強烈なだけにそこばかり突出して語られがちだが、実は演出もなかなかの手腕だと感じた。

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メンチ勝之進

4.0いかん、イカン...と 思いつつ...(^^;;)

2016年6月27日
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しっかり練られた作品でした。
笑っちゃイカン... と思いつつ、ついつい笑ってしまいます。

ヒトラーは いきなり権力を握ったのではない... 大衆の手厚い支持あって最大多数の議席を得たのだ... という事実すら充分認識されていないと思われる今の日本でこの映画が上映される意味は大きいと思います。 ゲラゲラ笑いながらも ふと考えさせられる... 教訓となる映画です。 多くの映画ファンに是非鑑賞して貰いたいと思います。

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sanjoo_kusuriyachoo

4.0あの時も、最初はみんな笑っていた。

2016年6月26日
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予想以上に面白かったとおもいます。最初はコメディで、だんだんシリアスに。フィクションとドキュメンタリーが混ざり合って、最後はファンタジーも加わって。楽しめました。9時40分スタートでも満席。よく出来た映画です。
ザバツキの彼女と同居している認知症のおばあちゃんが、ヒトラーに会った時に言った言葉「あの時も、最初はみんな笑っていた。」が重い。

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フェニックス7

4.0タイムリー

2016年6月26日
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鑑賞方法:映画館

ヒトラーを題材に上手い制作、予想外に良かった。

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zurax

4.0歴史は繰り返す?

2016年6月26日
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鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

なかなか笑えるヒトラーではあった。

ガソリン臭い⇒自殺直後のヒトラー?

今作のヒトラーは背が高く、ちょっと違和感を感じるのだが、観客が鎮まるまで沈黙を保ち、やおら演説をぶるあたり、今、ヒトラーが蘇っても、十分大衆を引きつけそうな気がした。

「大衆が私を選んだ」と言うくだりは、現代にも通ずる話だ。
「ヒトラー」なる者は映画で楽しむだけに留めたい。

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kita-kitune

3.5映画って面白いだろ?って言われてるような

2016年6月26日
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鑑賞方法:映画館

フィクションとドキュメンタリーが混ざってるような演出(ホントに混ざってるのかもしれないけど)で映り込んだ人の目に黒線が入っていたりモザイクになっていたり、犬を撃ち殺したりヒトラーがネオナチに殴られたりする。ユダヤ人の認知症の老婆が、ヒトラーに向かって突然目をひん剥いてハツラツとブチ切れる。全てジャーマンギャグなんだろうが、その微妙なさじ加減を肌で理解することはぼくには出来ない。どの演出にも反応して笑えるところが多い。

イギリス人が観たら?ロシア人が観たら?ユダヤ系の人は?とまず考えてしまう自分は頭でっかちなんだろうが、少なくともドイツではスマッシュヒットを飛ばし、日本でも上映館は少ないが、土曜の21時40分の回でほぼ満席なところを観ると、誰もが学校で習った絶対的な悪人に興味があり、どこか右翼的な思想に羨望の眼差しを持っているところが興味深い。本気で今ヒトラーのような魅力的な独裁者が現れたら?この問題提起は日本に置き換えることもできる。

「大衆が私を選んだのだ」というようなセリフがあるが、これはヤられる。かつてドイツ人はホロコーストも敗戦も全てをヒトラーの責任として葬り去ろうとしたが、それを激烈にむし返す言葉だ。ユダヤ人を追いやったヒトラーと、難民を排斥する現代人は同じだよねっていう描かれ方も面白い。

ヒトラー役の俳優がパワフルで引き込まれる。距離感を持って観なくてはいけない!おもしろい!どうしよう!という変な緊張感が楽しい映画でした。

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shoz_

5.0心酔しそうになった方々はエンディングで浄化を

2016年6月25日
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笑える

楽しい

怖い

イギリスEU脱退のタイミングでした笑

ヒトラーの思想を受け入れたのは国民であるという、
全体主義と民主主義の本質を突いていたと思う。
単なるパロディーではありません。後半からは笑えません。戦争を経験した世代の後退による最近のファシズムの台頭への警鐘を鳴らしているようにも思いました。なにより世代により認識が違うはず。

発見できた他映画のパロディ部分

・ヒトラー登場の仕方がターミネーター(黒い球体で出現)

・ザヴァツキがお母さんとパソコンで動画を
確認している時の背景の「back to the future」のポスター。

・そしてそもそもザヴァツキ自体マーティー=マクフライの格好じゃね?って笑 監督ファンなんですかね笑

いい映画

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平一

4.0自分の中のヒトラーを飼い慣らすバランス感覚を

2016年6月25日
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難しい

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しろ