「こわっ!日本の政治家バカでよかった!」帰ってきたヒトラー オカマ声ちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
こわっ!日本の政治家バカでよかった!
クリックして本文を読む
都知事選ど真ん前の時期に見に行ってゾッとしたわ!
この作品をあの人達が見てなくて良かった!
まぁ、もし見に行ってたらどんな作品かは取り上げずマスコミの揚げ足の材料にされるから見ないわよね~。
よく傲慢で押しの強い政治家をヒトラーに例えるけどこの作品を見て『それはただの独り善がりな人』だと思った。
本当のヒトラーがそうだったかは解らないけど彼が作中でやっていたのは疑問を国民に問いかけ、欲しい答えを導き出させ「その通り」と言うだけ。
ハッキリと民族に対して言い切ったのはクレマイヤーちゃんがユダヤ人と分かったときだけ。ヘイトスピーチなんて一切やらない。
それ以外は話し(不満を)聞いて「なるほど。では?」と問いかける。
問われた人達は「大きい声じゃ言えないけどアイツらのせい」と答える。
ヒトラーは力で総統になったのではなく選ばれてなった。そこが怖い。
また怖いのは出世欲でなったならまだ良い、本当に国民のため(作品の中ではね)だからタチが悪い。
ああ~怖い、怖い。
作中に出てきた「選挙をやめるか?」のセリフの重いこと……。
皮肉なことに「ウチの政治家共が議席争いしか興味がなくて良かった」と思っちゃったわよ!
そして先にも書いたように都知事選前。
もし、あの中の誰かが「アナタはどうしたいですか?なるほど。アナタの言う通りこうすれば1年で出来ます。どうか力を貸してください」で
実現しちゃったら「本当にやった!私達を導くのはこの人しかいない!」ってそりゃ思っちゃう。
その後は……。
自分達の幸せのために間違った道を選ぶ先導者と国民なんかどーでもイイ先導者。
考えれば考えるほど頭の痛いことだわ。
コメントする