イエスタデイ(2014)のレビュー・感想・評価
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見つけた。自分自身の声を。
オスロの3人の少年と
リバプールの4人の青年のおかげで
主人公のキムが自身のidentityを
見つける話。
まず
北欧の街並みや風景に
ノスタルジアを感じて
引き込まれます。
主人公達の年代に皆が通る
心情が作品から涌き出てきます。
自分の存在価値を問いつづて
カッコ悪いことをたくさんして
だけど、性懲りもなく
次のチャンスにはなにか盛りかえす
ために計画をたててー
なんかこんなのあったな。
背中がムズムスする。
あれ、夢かな?
みたいな、出来事が
記憶の引き出しの奥に
しまわれる前のなんともいえない
せつない年代。
本作は、
素敵なセリフがたくさん
でてきますけど、
一番心に残ったのはXmasでの
キムの母の言葉。
内なる声を聞きなさい。
外の声だけを聞いてはだめ。
ラジオと思えばいい。
頭のなかの声はたくさんある
放送局と同じ。
その中から、正しい局を
見つけるのは難しい。
ぴったりの声、自分自身の声をゆっくり見つけなさい…
私も子供の時に言って欲しかった。
言ってもらってたかな。
忘れました。
最後に
後半好きなシーン。
Let it beをバックにして
キムのセリフ
君がいれば何でもできる気がする
良く言った‼️
なかなかこの一言が言えないんだな。
実社会では。
しかし、
この子達、キスが上手。
唇をあま噛みしてるのが
エロくない。
ハッピーエンドが
気持ちいい。
気持ちが軽くなって、
ギアが一つ上がります。
おすすめ
張りすぎた伏線の回収ができずに2時間終わりました
期待値が高かっただけに、残念の一言。
唯一良かったのはキャストが美男美女でオスロの雰囲気が良く、画的にかわいかったところ。
以下、文句。
ネタバレ含みます️
ビートルズ好きだから観たけど、ビートルズに無理やりくっつけすぎ
なんでタイトルがイエスタデイなのか不明
演奏シーン少ない
ベトナム戦争のシーン軽く入れすぎ、ない方が良い
セシリアの秘密がなんなのか分からないまま映画が終わる
セシリアのお母さんとか一家の意味深なところも解明されず
と、まぁ、映画見てるときは伏線を感じ、「ラストに何か起こるのかな」と期待してたけど、
それが解明されずに2時間終わりました。
最後がムダに可愛くまとまってるのもイラッときました。笑
主人公が、ニーナの時はバスを眺めて終わったけど、セシリアの時はバスに乗り込んで行ったところが成長だったのだろうけど、それだけかよ。
ノルウェーの映画のレベルを疑う映画ですね。
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