メン&チキンのレビュー・感想・評価
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ポスター見てコメディだと思った私がバカでした。
四つ星はテーマと表現、素晴らしい役者達に対してで、こう言うテーマの映画は過去にも有るんですがこの話は結構きつかった。マッツ目当てで来た方々はとんでもないもの見せられてちゃんと家に帰れたのか心配です。話はちょっと歪な兄弟が本当の親を探して田舎の古い建物に辿り着き、そこで兄弟と出会い、、
ネタばれになるのであまり書けませんが問題作です。
ちょっと上映躊躇するレベルかも。
顔の傷、整形、めちゃくちゃ賢い、幼稚、強い性欲、なんかが前半のキーワードで少しコメディぽく見えます、学者の父が何を研究してたのかわかってぐんぐん怖く、いや気持ち悪くなるのが後半です。マッツなかなかエグい映画でてますね、よくタッグを組むこの監督がエグいんだな。
しかしまあこんな異様な映画をマッツ生誕祭に託けて日本上映してくれて感謝します。
マッツ・ミケルセンの怪演!!
序盤から人を選ぶシーンだらけ!どうしてそんなことを??と思われるひと癖もふた癖もある登場人物だらけ!兄弟たちの生理的嫌悪も催しかねない生活習慣や環境、、フレッシュデリのスヴェンが可愛くみえるレベル。あとは兄弟対決のシーン、殴る為に使うものとテンポが良すぎてずっと笑ってた。音も秀逸。剥製って(笑)しかしその全てが伏線で、ラストに見事回収されるのをみて納得した。マッツ・ミケルセン演じるエリアスの最後の涙と慟哭は胸にくるものがあった。自分はエリアスのことを嫌いになれなかった。抱きしめたくなった。このような駄目で情けない人間臭さの塊の様な役柄もこなしてしまうマッツ・ミケルセンの演技力に脱帽だし、映画館に観にいって本当によかった。
余すところないマッツの魅力…
フレッシュ・デリとの二本立てで観たんですけれども、これもマッツの魅力満載で良かった。
うるうる涙目だったり血濡れになったりチラリあったりと、通常運転の(デンマークの)マッツが見られます。
全体的にシュヴァンクマイエルの「悦楽共犯者」ぽい狂気を浴びられてとても好み。
音楽も最高に良かった。
題材はものすごく際どいものを取り扱っているのに、ロケーションや音楽や小道具ですべて帳消しになっている感があり、狙ってやってるのかなーすごいなと思いました。
血がつながっていようがいまいがつまりは人間愛に帰着するのは、マチュアたろうとする文化なのかなと想像してみたり。
イェンセン監督作品を他のももっと観てみようと思いました。
マッツは何でも演じられる
キモいマッツ!!
ADHDのYouTuberが、こんな感じで話し聞かないなーっと思いながら鑑賞しました。
マッツ誕生祭で映画館にて鑑賞したのですが、これはもう一度見たい。バトミントン?のユニフォーム姿が、とても可愛かったです。
友人にはマッツは超イケメンと言い広めたので、この作品に辿り着かないといいなあと思います。
55点ぐらい。苦痛な世界観
とんでもブラックコメディ
マッツの作品の中で上位で好き
日本未公開の作品が今回マッツ生誕60thで上映してくれた配給会社Synca様、本当にありがとうございます。
そのため今回の生誕祭で一番観たかった作品。
監督はマッツの作品といえばのイェンセン監督。
安定にマッツのビジュ、役が変。ありがたい。
何よりも怖すぎるのが、マッツって本当に何でも演じられるのねと。
安定にあらすじを読まず鑑賞なので、マッツ演じるエリアスの状態を見て悟る。こう言う映画なのかと。
簡単に言えば“障がい者”
この演技が実際に現場で見たことあるような立ち振る舞いに驚く。
そしてエリアス自身、プライドの高い男と私は認識した。なぜならそれを表すかのような歩き方、人との距離感、発言の抑揚、動作であったから。
そのおかげでストーリーもすんなり受け入れやすかったし、エリアスの行動がいちいち可愛く感じた。
そしてブラックコメディということもあり、不謹慎なシーンは少々あるものの、しっかり笑えるところは笑えるような脚本だった。
伏線回収も素晴らしすぎて、「だからか、なるほどね」と納得いく展開。ここ最近のマッツの作品の中で上位で好き。
グロさ加減も強くなさすぎずで、A24の世界が好きな人は、好きになるような作品だと思ったし、オススメしたい。
音響も音の抑揚や生活音がとてもクリアに聞こえてきて、とてもよかった。
案の定エンドロールでDolbyロゴあって納得した。
ビジュアルがイケイケのマッツではなく、おバカなマッツが観れる作品。
円盤もサブスクもなく、元々劇場スルーされていた作品なので是非この機会に観に行ってほしい作品です。
剥製は武器じゃない
出自を知った異母兄弟である粗暴な兄と真面目な弟が、実の父親が生きていることを知り会いに行き巻き起こる話。
亡くなった父親からのビデオレターで、本当の父親の名前を聞かされた兄弟が、居場所を調べて住民が42人しかいないという離島に住む父親宅へ行ってみたら、3人の兄弟が出てきて…。
2人とも口唇裂なんですね…そしてエリアスは定期1P!?なんて思いながら観ていたら、他の3人も口唇裂?そしてエリアスにも増して粗暴というか攻撃的というか…。
更には3人もまた異母兄弟!?
ブラックじゃないコメディ要素もたっぷりだけれど、ノリの良い空気感ではないし、3兄弟vsエリアス戦の後は、動きが遅く少々面倒くささと弛みも感じる。
そして観ていなくても実は序盤からフリ捲りのそんなアホな…なブラックなオチは哀しさも感じる悪ふざけでどう捉えれば良いのか…。
決して楽しかった〜とはならない牛梟鶏犬鼠のファンタジーだった。
マッツはカレイドスコープ役者❗️
こういうマッツを生まれて初めて見てとても感動した!なんて変で可愛くて気持ち悪くて、おかしな男なんだろう!1日に一体何回トイレに行くんだ?トイレに誰かが入っていたらとりあえずトイレットペーパーをもらう。それから彼は常にトイレットペーパーを携える。トイレットペッパーが落ちていたら、それはマッツがそこを歩いたという証拠だ。目が泳いでいてちょっと狂ってる変マッツに、ワクワク、ドキドキして、なんてすごい俳優!と思った。いつも弟(唯一のインテリ。すぐにオェッ!となるのが可愛い)を思い、弟が大好きな彼の気持ちに自分も寄り添った。
言葉で意志疎通する努力をせずにいきなり暴力をふるう、人の話を最後まで聞かず口を挟んだり挟まれたり、自分の考えと趣味に固執する。一方で、お皿の柄のこだわりに理解を示したり、急に仲良くお揃いのウェアでバドミントンしたりする、変てこ「兄弟」5人組。古今東西問わずそんな人(男の子?)って結構いるような気がする!
マッツがこういう役をしてこういう演技をすることに驚きと共にもともと高い好感度が爆発的に上昇した。落ち着かない目の動き、硬そうな体の動き、全部が私が知っていると思っていたマッツと異なることに心と頭が喜んだ。面白い❗️マッツがもっと好きになった❗️
アナス・トマス・イエンセンはこの作品の監督・脚本、共に関わっている!面白くて変な訳だ!
タイトルなし
マッツ好きなら
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