AMY エイミーのレビュー・感想・評価
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万国残酷ショー
才能をフックアップして、成功の可能性があれば、アメリカデビューをする。アメリカで売れることで、世界中でビジネスが可能となる。確立した音楽ビジネスのシステムの中で、人生を取り返したいと思う女性が翻弄される。人格的に信頼するに足る人たちが周囲にあったとしても、システムの中ではいかんともしがたい場合があることを、この映画は教えてくれる。
トニーベネットとの競演は、ジャズを愛した彼女にとって、苦労の末に漸くたどり着くことのできた場所であったに違いない。
200年後、この映画を見た未来人は、現代を大衆が才能をすり潰す残酷な時代であると断罪するかもしれない。
思わず目をそむけました…
劇中に流れる曲を聴いて、「なんて歌が上手い人なんだろう」と感動した。
こんなにも才能ある人が、わずか27歳でこの世を去ることになったのは、なぜなんだろうか?
ろくでもないボーイフレンドのせい?
いや、本人にとっては「かけがえのない人」だったんだろう、きっと。
仮に周りが止めたって、聞く耳を持たなかったんだろうな。
枡野浩一の著書が示唆するように、「愛のことはもう仕方ない」のだ。
徹底して「自分が経験したこと」を歌ったエイミー。
平和に幸せに暮らしていたら、“Rehab”は生まれなかったわけで。
なんて皮肉なことなんだろう。
パパラッチの所業は許しがたい。
「読者が求めるから」っていう大義名分があるんだろうけど。
ネットニュースの芸能ネタをクリックしている自分も、その原因の一部を背負っているんだよね…
アーティストのオフステージのことは、もう放っておこうよ。
ステージから生まれる優れた作品だけを味わおうよ。
スキャンダルもゴシップもいらないよ。
そうやって、輝く才能を叩き潰して、いったい誰が得するっていうんだろう。
27歳の女性の人生を見るも無残なものにしてしまったのは、自業自得なんだろうか?
失われ命は、決して戻ってこないのに。
そうやってまた、新しい才能を見つけて、非情なまでに消費して、叩き潰して、また新しい生贄を探すことになるのかな。
光が強ければ、それだけ影も暗くなる。
でも、こんな悲劇は二度と見たくない。
27歳でしたこの世を去ったのは余りにも惜しい
予告編も観ていなかったし、彼女のことも全く知りませんでした。前日の夜にJーWAVEの特集番組を聴き、ソウルフルな歌声に惹かれて観ることにしました。観終わって、何故今迄知らなかったのかと後悔することに。若くしてスターダムにのし上がるも酒とドラッグに溺れて27歳でこの世を去った彼女の生涯が、ソウルフルな曲の数々と共に語られます。ドキュメンタリーとしての、作り込みの鮮やかさに関心。
歌いたかったから歌い続けたけど、、、、。本当に望むむのだけを手に入...
歌いたかったから歌い続けたけど、、、、。本当に望むむのだけを手に入れるのが、いかに難しいことなのか教えてくれる素敵な作品でした。
恋愛体質で不器用な普通の女の娘
グダグダに終わらせるステージ裏の様子やエイミー自身を観たかった。
もっと音楽の趣向を彼女自身から知りたかった、JAZZやSKAなどについて。
プライベートな映像が沢山で興味深かったがLIVEシーンが少ないようにも。
贅沢でしょうが彼女を観れないからこその不満でもある訳で。
後にも先にもA・ワインハウス。
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