AMY エイミーのレビュー・感想・評価
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boring without drugs
ドキュメンタリーというか彼女の記録映像を繋げて彼女の短すぎる経歴を追いかける。ドキュメンタリーとして特筆すべきメッセージ性は少ない。巷に流れた情報と対になる秘蔵映像をお見せしますといった感じ。想定外はないが、一本の記録として纏める意味はあるかもしれない。
改めて彼女の生歌をたくさん聴けたが、それにしても歌が上手い。最初のギターソロが印象的だが、最初の方から既に完成度が高い。映画ではあまり触れられないが、歌手として覚醒していく過程に興味が湧く。
稀代のディーヴァのインサイトを深く考察したドキュメンタリーフィルム...
エイミーワインハウスという音楽に愛され、愛に生きた女性
C'est la vie …
良かったぁ〜❤️ 男運が悪いねっ(笑) でも 好きな曲作って歌えて...
● ズシリ。ボディーブロー。
歌のためなら死ねる、というが、ホントに死ぬとは思ってなかっただろう。
天才の苦悩。彼女はただ歌いたいだけなのに。セレブに祭り上げられ、プライベートはさらされる。
旦那はクソみたいな男だけど、彼女にとっては唯一の頼りだったに違いない。若気の至り。
尾崎豊を想い出した。身を削って、心を絞り上げて自身を歌う。全身全霊で。
ある漫画家が言ってた。自身の経験を作品にするのはカンタンだが、それは終着駅。創造者たるや取材して形にすべし。つまり、0を1にするスタイルはすぐに終わりがくる。100を1にまとめよ。そうすれば必然的に、よそから素材を仕入れることになる。幅が広がる。
自分の知らない世界を知ることは、時に逃げ道を作ることになる。彼女には逃げ道がなかった。度重なるSOSも、受け手にとっては吸収しきれなかっただろう。
目尻がつり上がったメイクは、ブラック・スワンのようで。
バシャバシャとフラッシュを浴びせるパパラッチはナイト・クローラーのようで。
いずれも狂気を連想させる。
年を重ねた彼女の歌声を聞いてみたかった。
生前の破天荒ぶりや逝去の報に度肝を抜かし、カムデンの自宅前やエッジ...
疑惑のチャンピオン
悲しき天才
エイミーがグラミー賞を総なめにした年、当時は他にも名曲がたくさんあったので、「なんでこんなアル中、薬中ソングが評価されてるんだろう」と思っていました。
散々スキャンダルを起こし、パパラッチに追われ、あっけなくこの世を27歳で去るなんて、どれだけ悲しい人生なんだと思いながらも絶賛されているこの映画をどうしても観ておきたいと思いました。
色々他者が彼女を愚かだと罵るのは簡単だけど、ただただ歌い、女性として愛されたかっただけだった彼女が幸せだったかどうかはわからないと思います。
先日観た『シング・ストリート』でも、何かあるたびに名曲が生まれ、どんどん少年が大人になっていくのと同じように、エイミーも大きな傷を受けるたびに観客の心を鷲掴みにする名曲を生み出してきました。それはそれで、アーチストとして深みを増すことができたけれども、あの声と曲を観客に届ける感動さえわかっていれば、ワールドツアーも実現しただろうし、節制することも厭わなかったかもしれない。
悲しいくらい弱くて、悲しいくらい寂しがり屋のエイミー、よくぞここまで映像が残っていたと感動するほど、彼女の生き方が伝わる映画でした。
RIP
抱きしめてあげたくなりました
きっと
感動しました。
予告で「AMY エイミー」を観て、とても興味が湧きました。
彼女の歌を聴いてみたい、そう思い すぐにCDを購入しました。
そして、彼女のパワフルでソウルフルな歌声に完全にやられてしまったんです。
何度も何度も聴きました。
そして今日、この映画を観て、初めて彼女の人生を知りました。
何だか泣けてきました。。。
繊細で壊れやすいハートを持った彼女は、本当に生き急いでしまったんだなぁ……と。
家庭環境が悪いのか、付き合った男が悪いのか、全てが自業自得なのか。
これが彼女の運命だったんですよね。
神様は彼女に素晴らしい才能を与えたけど、平凡な幸せを与えてはくれなかったということなんでしょうか?
そう思って聴く彼女の歌声はすごく胸に染みます。
良い映画でした。
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