好きにならずにいられないのレビュー・感想・評価
全46件中、21~40件目を表示
ラストがイイ!
ジャケットに惹かれて観たものの、全く内容がイメージと違って少しがっかり。
主人公フーシは、途中ツッコミを入れたくなる気持ちはあったものの。好感持てる良いキャラクター。
日本向けのポスターは、ここまで書かなくても良いのでは⁉︎と思ったけど。
心温まる映画とは、言わないまでも面白かった。
あのエンディングは好き!
個人的には好きな映画だった。
切ない気持ちが胸いっぱいに残る作品。 ジャケットだけ見てコメディラ...
切ない気持ちが胸いっぱいに残る作品。
ジャケットだけ見てコメディラブストーリーかなと思いきや、切なさいっぱいの物語でした。
振り回される側からすると、身も心も持っていかれるけど、自分が変われるチャンスにもなったのかな。
どんな仕打ちを受けても、「気にするな」って言えるフーシは、大人だなって思いました。
無邪気なフーシに幸あれ
晴れる日が稀なほどに雪が吹き荒れる極寒の雪国のなかで、彼はまるで暖炉のように、まわりの人々を静かにそっと温めてくれる。
身体の芯から冷えきって震える手足に、その優しい温もりが、落ち着きを与えてくれる。
震えが治まるとそれに気づく。
フーシの優しさは、心地よくて、有り難い。
まさにタイトルの通りです。
好きにならずにいられない。
この結末をどう見るか
個人的には「あ、終わってしまった...」というエンディングであり、確かにあれでこの映画で描きたい部分は完結したのかもしれないですが、どうしてもサッと幕が降ろされてしまったような印象でした。
しかし、物語の中ではいくつも身につまされる思いを抱かされ、理不尽や自身の不器用さに苛まれながらも淡々と強く生きる主人公フーシの姿には惹きつけられるものがありました。
演出のよって制作側が伝えたいことを視聴者に分かりやすく表現するというよりは、観る側の視点に任せているといった印象があり、人によって解釈が180度違うような映画だと思います。
観たよ。 いい人の話だった。 太った人を見る目が変わる。 ひたすら...
観たよ。
いい人の話だった。
太った人を見る目が変わる。
ひたすら、いい人の話だった。
この映画の評価が高いってことは、けっこう幸せなことかもしれない。今日も満席だったしな。
彼の何がいけないんだ!
好みのタイプの男性が「優しい人」って言う人にはお薦めです。是非あなたの周りにも彼のような優しい男性はたくさんいるはずなので、今一度見直してみて下さい。きっと、一生を掛けてあなたを愛してくれるはずです。
男の矜持
初めて好きになった女に対するフーシの献身な行動(度が過ぎた所もあったが)
それは、フーシが男としてのプライドに目覚めた結果だったのか
デブでもハゲでもオタクでも優しく行動力ある男フーシはカッコいい!
劇中、陰湿なイジメのシーンが出てくるがイジメも世界的な問題なんだな
イジメはイジメてる側が全面的に悪いんだよ!それを傍観してる奴もイジメてる側だな!
「イジメられたらやり返せばイイんだよ」と
言う意見もあるが、フーシのように誰も傷つけたくないという想いが強い人ほどイジメの標的にされてしまうという現実・・・
イジメっ子もイジメられッ子もこの映画を見て優しさや強さを欠けらでも学んで欲しい。
飛行機マニアにもたまらん映画です(笑)
ポツンと島国ゆえ、ハリウッドともヨーロッパとも違う感情表現を持っているのかしら。ふと思う。
階下の父子家庭の父がビョークそっくりでビックリ…。
毎週金曜日にひとりでタイ飯パッタイとジオラマにシリアル+牛乳だけの生活から脱却。
ハリウッド映画みたいにハッピーエンドの形にはならなかったけど、フーシの世界は恋によって広がったね。エジプトでさらに彼なりの成長があるに違いない。
きっかけを作ってくれた母親と別れたカレシに感謝だ。
しかし、どの国でもイジメはあるもんだね。イジメた同僚はイケスカンけど、クリーンセンターの外国人労働者たちはいい奴ばかりだ(ドゥシャン?と聞こえたからセルビア人か、スラブ系の人たち?かな)あとタイ飯やのタイ人らしきオーナーとか。
フーシという男の話。
原題はFusi(フーシ)
その名のとおりフーシという名のデブ、ハゲ、オタク、童貞の43歳独身の男の話。
子供の質問は直球すぎて笑えるし、フーシがイイ人すぎて同情を通り越し思わず好きになりかけた。
フーシの人生が一歩だけ前に進み変化したかのように感じられるんだけど結果コレ誰も救われてないよね…
これからという感じで終わる。
それをやったらアカンやろうって事を全て優しさから、やってしまうフーシ。
容姿も含め差別されてしまうフーシ。
あんたどこまで優しいんじゃい!
フーシの優しさと純粋さに心の中がかきむしられた…それはもう無茶苦茶に…
誰も成長しない話
ポスターを観た時はコメディー映画なのかな〜と思ったのだけど
ああ、何と悲しい映画だろうか〜。
途中まではとても良かった!
始めて女性と接する童貞男のためらいや淡い期待が
画面の中に溢れてて、ワクワクし、思わずフーシ、頑張れ!
と呟きそうになった。
大男で、見た目は全く冴えないけど
大事にしている戦争ゴッコのおもちゃが
丁寧にパッキングしてある様子や
同僚の車のエンジン音だけで調子を聞き分けるなど
本当はとてもとても繊細な男である事が解る。
料理だって上手いし、大工仕事も起用にこなす。
なんでも出来る男なのに
優しくする事しか出来ない彼は最後まで優しさしか見せない。
自分の立場が悪くなっても言い訳も出来ない〜〜
そのせいで、犯罪者扱いされてしまう。
優しさ故にストーカーまがいの事をやらかす辺りから
ヤバイんじゃね?と言う空気が漂う。
優しい事は大事なのだけどもう一歩進んで、
優しいからこそ、時には強くなって
何かを動かせなければ、優しさの意味が無い。
ヒロインが途中から何も努力しなくなるので
全く魅力が無くなって、単なるぶち切れ女に成り下がる。
そこも、入り込めない所なんだけど
この映画の様な、男は黙って〜〜みたいな終り方が
カッコ良いと思ってる事自体が男性目線の映画なんだよな〜〜
女にとっては、優しいだけの男では、ダメなんだよ…
面白いと思って観ていたんだが
最近多いかな?アイルランド映画。
狭い世界で、自由に生きている独身貴族の主人公。
自分に甘すぎる(太り過ぎ)が、存在感はある。
しかし、後半からは感情移入でき無くなってきた。
彼女の魅力が分からない・・・・
とても美しいとの設定の様だが?
フーシよりもフーシの親友が良かった。
無償の愛・無性の愛
気になる人がいる。
その人に近づきたい。
話しかけたい。
自分のことを見てもらいたい。
自分のことをいい人だと思って欲しい。
自分を良く見せたい。
いい人と思われたい。
フーシと自分を見比べてみた。
自分はこれほど
無償に人を好きになれるか?
無性に人を好きになれるか?
このレビューを書きながら
なぜだか涙が止まらない。
フーシを通して自分を見たような。
そんな感じ。
60点
フーシいい奴!
非モテおたく、頼りないけど周囲からそれなりに愛されてる。女ていう最高にノイジーな存在によって収奪/同時に贈与を覚え、日常が少しずつ変化していく。Happy/Badでないラストが詩的
フーシはフーシ
40過ぎて童貞、親と暮らし、同僚にいじめられ、趣味の世界を大事にするフーシ。
限りなく狭い彼の生活に、意味を探してしまう。
良いことはないし、恋の行方も分からない。
彼のような人生は送りたくない…かな?
でも、誰も彼の人生に口出しなんてできやしない。彼は、人に同調するでもなく、いじめられても相手を恨むでもなく、好きな女性のためそこまでやらなくてもというとこまで尽くす。
フーシはフーシ。
だから意味なんて探す必要ない。
私は原題のvirgin mountainの意味を知る前、彼にとって初めて自分以外の人と向き合うという山を越えようとすることなのか、とおもいました。
そんな風に深読みしなくても、フーシはフーシなのですね。
ビバ映画。
フーシがいい人すぎて切ない
淡々とした日常の中で、それぞれが抱える不安や不満を、フーシはその巨体で跳ね返す強さと優しさを持っている。
けれど躁うつさんに振り回されて同情してしまう。彼にとってはこの「振り回されが社会への、大人への第一歩になったのだが。
またもや邦題がダメ。
凄烈な優しさに感動した!
人の根っこにある優しさを現代の生活の中で表すと、こうなるよな。実際には表しきれない自分を分かりつつも、心が揺すぶられる。
見て良かった。
それにしても、北欧系の映画に心が洗われることが多い様な気がする。物や金の存在感を軽くして、人間を真正面から描いているからかな。
全46件中、21~40件目を表示