「献身的な愛」好きにならずにいられない JYARIさんの映画レビュー(感想・評価)
献身的な愛
最初の30分くらいは
フーシの生き方とか性格が自分と重なって
ずっとつらかったです泣きそうになりながら見ました
そしてダンス教室で1人の女性と出会う
運命ともいえる出会い
しかもその女性が自分のことを気にかけてくれてる
そりゃいつものフーシの生活感からしたら
当たり前のように好きになりますよね
初めてのご飯でタイ料理屋さん
(味は絶対だし人はいいけどもオシャレとは言えない)
に連れて行くあたりもフーシですよね
車の中でラジオ聞くシーンは名シーンというか
あの電話するときのドキドキ感、ピュアだなあ
あと近所の子供との事件とか同僚との事件とか
色々あるんですけど、
近所の子供の親は本当に普通というか
誰もがああするよね、、、
フーシもちょっと自分を客観視した方が
いいと思ったり。そりゃ優しくするのは素敵だけど
同僚とのパーティでももっと寛容になってれば
あんな風にはならなかったんじゃ?と思ったり
男同士の会ってあんな感じなのでは?
そして鬱になったシェヴンの家に普通に居座るフーシ
いやいや怖い怖い
でも彼からしたら純粋な愛なんですよね
そう思うと私にはそれが無いのかと考えちゃいました
そこからはもう完璧なラブストーリーのように
うまく事が進んでって、
シェヴンがフーシに飛びついてって行為に至る感じも凄く好きでした
ただ、映画ってこれじゃ終わらないよな、、とかこんな上手く行くはずないよとか、でも我々は彼の純真な所を凄く知ってるから本当に上手くいってほしいと願うんですけど…
まあ女の人って本当に身勝手で、シェヴンもそんな女だったんですねー(助長はあったけど)
そして最後は元の生活に戻ると。
お母さんよかったね、あんなお母さん大嫌いだけど。てか家庭環境が絶対フーシをああさせたと思うんですが。
でもわたしは言いたい…
それが人生だぞフーシ!!!!
いや、もうラストシーンの彼の表情がそう言ってましたな。
私の中ではなかなか衝撃の一本でした
そして
とにかく宣伝の仕方が気にくわない
ポスター、邦題ふざけすぎてないか?
こんな話じゃないだろ
初めて怒りが湧いた