「それぞれの言葉がどこまでも響く」夏美のホタル うめさんの映画レビュー(感想・評価)
それぞれの言葉がどこまでも響く
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特別先行上映会に参加した。
主演の有村架純さん、原作者の森沢明夫さんも登壇してトークショーも開催された。
映画についてまず言いたいのは「響く」ということ。
シナリオについてはとても良くて、原作本があるからなのか流れがある自然的。だけど夏美の父親と地蔵さんが会ったことある、という設定はなくてよかったのでは、と思う。この作品は観客を泣かせようとするのではなくて、心に残すように作っていると思った。
キャストについてだが、どれも完璧。夏美役の有村架純さんは勿論、他のキャストも演技が素晴らしかった。でも一部だけ不自然な演技とかあったような…。一番演技が良かったのは吉行和子さん。ベテランだからかすべて自然的で映画に一番合っていた人。
最後にこの映画にはあらゆる教訓とか言葉が秘められている。様々なキャラクターの悩みについてそれぞれがいろいろな言葉や行動で変えていく。最後は切ないけどどこか温かいような、そんな物語だった。公開後また見てみたい。
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