「家族それぞれの役割。特に愛犬クーが大活躍!」ソング・オブ・ザ・シー 海のうた kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
家族それぞれの役割。特に愛犬クーが大活躍!
灯台守の家族。6歳になったばかりのシアーシャはいまだに喋れない。兄のベンはいら立つことが多く、妹に意地悪してばかりだったが、お祖母ちゃんの家に預けられることになり、そこで大冒険が始まる。といった感じのファンタジー作品。シアーシャもベンも丸顔だけど愛くるしい。シアーシャが特に可愛くて、チコちゃんから怖いイメージを取り去ったと言えるかもしれない。ちなみにチコちゃんより一歳上だ。
吹替版で見たけど、歌があまり上手でないためか最初は感情移入できなかったけど、ベンが徐々に優しくなり、妹を守ることに命を懸けるようになるところが勇ましくてよかった。母親も妖精セルキーで、シアーシャを産んだと同時に海に消えてしまった。母からもらった大事な貝も妹に取られながら文句を言わなくなったのはエラいよ!
アイルランドの神話をベースにしているらしいけど、どことなく昔の東映アニメを見ている気分にさせられた。いろんな動物にみな妖精がついているんだね・・・ちなみに母ブロナもシアーシャもアザラシの妖精。ファンタジックな場面は子供だましだけど、最後はちょっと泣けた。お父さんの気持ちにのめり込んでしまった。
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