素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店のレビュー・感想・評価
全6件を表示
生と死の問題をダンスするようにかろやかに
以前、「世界一嫌いなあなた」というイギリス映画で、愛し合っているのに
自らの障害を苦にして尊厳死を選ぶ男性が出てきた。
今回の映画も、尊厳死の問題をかるく扱っている。
この映画では、「世界一嫌いなあなた」とは逆に、最後に愛する人と生きることを選ぶ。
ほっとして、ちょっぴりしあわせな気分に。
しかし、最後まで、尊厳死を望む人は絶えない、、
さらっと楽しく見られるが、そのあと
いろいろに議論ができそうな映画だ。
これは素敵な映画
感情を無くしてしまった大富豪があれやこれやの末に 人を愛するいい話。主人公が恋するヒロインがとにかく格好いい!
執事長が丹精込めてお世話している庭も素敵。しかし住まいが城ってすごい。持ってる車もすごい。何度観ても面白い。
重要な示唆あり…
オランダ映画は初めて。何不自由ない富豪が、心を取り戻す様が小気味良かった。一方の女性も立場を乗り越えて本当の理解者を得て、丸く収まりめでたしめでたし……なんだけど、この葬儀屋の親父が裏家業の必要性について語る内容が恐ろしく的を射ておりブラックコメディのたわごとではすまなくてゾッとした。悲しいことだが、このビジネスは超高齢化社会問題のひとつの解決策として、あり得ないことではない気がする。考えさせられた。
暇つぶし映画
安楽死を題材にしていますが、それが受け入れられる人には単なる安いラブコメでしょう。
ポスターだけ見て「大人の恋愛映画かな」という印象うけ前情報なく観たので、序盤の自殺できない男が安楽死させてくれる会社をみつけるという面白そうな設定に期待感MAX。さらに、「死」を「次の階」と言うアンネ。印象的で、生死について描いた深みある作品なのかなと思ったら、結局1つ1つを膨らませるのを断念し、色んな要素混ぜすぎてごちゃごちゃしてる作品でした。設定が面白いだけに残念。安いラブコメになってしまった。重い題材をラブコメで描くならばそれだけでいいのに。「ムラー」とか「感情をなくしてしまった男」とかごちゃごちゃアイディアいれすぎ。そこいれたいならコメディとかドライブシーンいらない。
コメディで泣かせたいならもっとシンプルにすべき。
期待はずれ
ほのぼのとしたコメディで、細かいこと言いっこなしなのかもしれないけど、ちょっと期待はずれだった。
自殺志願の2人が愛し合っちゃって、自殺やめたいけど止められない!どうなっちゃうの?という展開を期待してたけど、だんだんどうでもよくなっていって、感情をなくした男が人間らしい心を取り戻していくところに重心が移っていってから、自分の興味からは外れてしまった。
悪者にされた秘書?についても、それまではほとんど相手にされず、急に屋敷を売るというからいろいろ手配したのに、直前になって契約破棄とかもういい加減にしろ!ってちょっとかわいそうになっちゃったり。笑
悪い映画ではないけど、好みとは違ってた。
わかっちゃいるけど
原題のままで良いのにアンネが登場した時点で…内容からも邦題からも始まって直ぐにどうなるかが大まかにみえ、そこにどう向かって行くのかという流れ。
それでもハラハラ、ドキドキ、コミカルに、テンポも良く、意外な展開もあり最後まで楽しめたし、「サプライズは選ばなかった…」には熱いものが込み上げた。
全6件を表示