劇場公開日 2016年9月22日

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「なんでもアリのドンデン返しに唖然!」真田十勇士 hiroさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0なんでもアリのドンデン返しに唖然!

2016年10月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

怖い

アニメの導入からのオープニングに驚かされ、迫力ある合戦シーンに圧倒され、ラストのどんでん返しは呆気にとられ、後日談に呆れてしまった・・・。
ストーリーの進行は、幸村親子が死ぬところまではほぼ史実?に沿った流れ。(もっとも、十勇士自体が創作なので、全て架空のストーリーと思って間違いではないんですけどね)
 幸村凡将説を下敷きにしてのストーリー展開なので、創作が所々に散りばめられ物語は進行し、大阪冬の陣、夏の陣、そしてエンディングへとなだれ込んでいく。
 紙芝居風にエンディングに流れる後日談には「何もそこまでやらなくても」って感じ。あれはやりすぎ。正直シラケた。
 薩摩藩に行くところまでで締めればまだ救われたんだけど。実際にもそう言う風説が鹿児島には残ってるみたいだしね。
 で、生き残った猿飛佐助と霧隠才蔵が、家康に毒を盛って暗殺して欲しかった。
 演者は猿飛佐助役の勘九郎が熱演。霧隠才蔵の松坂桃李もクールで格好いい。名前がわからないけど、由利鎌之介役の人の声が渋くていい感じだった。笑福亭鶴瓶の息子も頑張ってたな。
淀殿の大竹しのぶは、迫力ありすぎで怖かった。ちょっと違うかな~?オレの個人的なイメージだと、池上季実子がぴったりなんだけど・・・。

hiro