「「普通?面白いのか?」孤高な4人のド派手なアクション!!」ミュータント・ニンジャ・タートルズ 影(シャドウズ) 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
「普通?面白いのか?」孤高な4人のド派手なアクション!!
【賛否両論チェック】
賛:前作の知識は、最悪なくても大丈夫。人間との確執に葛藤し、ぶつかり合いながらも、巨悪を前にド派手なアクションで立ち向かっていく主人公達が、まさに痛快。
否:展開は極めてご都合主義で、トントン拍子に解決していくので、現実味はなし。CGを駆使したアクションも相まって、好き嫌いはかなり分かれそう。
人目を忍び、影から人々を守り続けてきたタートルズが、シュレッダーの脱獄に端を発し、今度は異次元からの敵を迎え撃つ様が、CGをふんだんに駆使したド派手なアクションで描かれていきます。
また、この作品に欠かせないのは、タートルズの底抜けに明るいキャラクター。ピンチの時でもユーモアを交えてジョークを飛ばすその姿は、まさに痛快そのものです。そこへ今回はおバカな敵の兄弟・ビーバップとロックステディも加わり、コミカルなシーンが倍増しているのもステキです(笑)。
そして、そんなコミカルな部分だけではなく、守っているはずの人間から「モンスター」と罵られてしまう彼らが、人間になれる特効薬を巡って仲違いしてしまう様子も描かれ、ふと考えさせられるようなシーンもあります。
とはいうものの、そこは最強の兄弟。その固い絆で悪をくじいていく痛快なアクションを、是非ご覧下さい。
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