神様メールのレビュー・感想・評価
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神様ってすぐそこにいたのね(笑)
ずっと観たかった映画の一つ。
神様ってパソコン使えるのか…(笑)
パソコンで人間界の人々の人生を操り続ける独占欲の強い神様。
彼のワガママ放題の操作によって、人間たちはことごとく不幸な人生を送っていました。
そんな状況に痺れを切らした神様の娘は、父のパソコンからこっそりと、人間たちの寿命が書かれたメールを送信するのです。
激怒する父に相反して、冷静に人間たちを見つめ続ける娘。
横柄な父からこんな素敵な娘が生まれることが不思議です。
私が神様メールを受け取ったなら、残りの命をどう生きるべきか考えてしまいました。
僕の家のドルマルおじさんの変な映画
ここ最近、『トト・ザ・ヒーロー』、『Mr.ノーバディー』とジャコ・ヴァン・ドルマル監督作品を観てきているわけですが、そして今回、この『神様メール』を観て、ようやく私の中で出来上がったドルマル評が、このコメントの題名でした。そう、ジャコ・ヴァン・ドルマル監督の作品って、親戚の変だけど面白いおじさんが作ってる変な映画って感じがピッタリなんですよね。
「おじさん、また、変なの作ってるんだからぁ」「もっとカッコいいの作りなよ、おじさん」「まだ映画なんか作ってたの、おじさんは。もっとちゃんとしなきゃ駄目だよ」「もう、あいかわらずダサいなぁ、おじさんは。もっとあそこは、こうしなきゃ駄目だよ」。こんなことを笑って言ってる自分の姿が目に浮かぶんですよね。でも、もちろん、大好きなんですよね、このおじさんのことがね。
あぁ、なんかこの僕の家のおじさんイメージが出てきたら、妙にすっきりしちゃいましたよぉ。これで私の中のジャコ・ヴァン・ドルマル評は完成した感じです、はい。
ラスト10分。
神とか使徒とか。宗教系っぽい作品は日本ではなかなか難しいけど、
神がPC使ってるとか、洗濯機の中に入っていくと、一般社会にでられるとか。結構砕けていて、入りやすかったですね。
余命を知った人々の話が淡々と進み、最後はどう持っていくのかなと思ったら。
最後の10分で「そうくるかー」の展開。終わりよければすべてよし。
女神さま、グッジョブ。
私の中の音楽、何だろう。教えてほしい気がします。
キリスト教世界でも笑えるのか
新・新約聖書に使徒6人追加
イエス・キリストの妹が親父(神)が嫌で家出とは
ブラックコメディ
何にせよ男がダメってことね
最後にケヴィンでオチるのでエンドロール最後まで見ること
嬉しい
なんで仕事だけの人生?なんで愛する人を傷つけてしまうの?なんで戦争がなくならないの?
様々な問題を抱える現代は、そもそも男性中心の社会が原因だからなんじゃないの?だったらさ、女性が世の中再起動して明るく変えちゃえば?ということをさらっと可愛らしくポップに見せてくれます。
「女性達、自信を持ちなさい」とポジティブなメッセージを受け取って、とても嬉しい気持ちになりました。そして、ジャコ・バン・ドルマル監督が大好きになりました。
原題に留意すると2度おいしい
ダメ親父に反発して人間界へ転じたキュートなエアちゃんの大車輪の活躍を楽しむ痛快ファンタジーコメディ!
こんな邦題視点でも 十分楽しめる
けれども、
やっぱり、原題の
Le tout nouveau testament
が最後に効いてくる
ブランニューテスタメント
新・新約聖書!!
旧約聖書・新約聖書の価値観=ダメ親父の価値世界
新・新約聖書=エアちゃん活躍後の価値世界
の対比を意識しながら観るとさらに楽しめる
旧約聖書 →ユダヤ教とイスラム教
新約聖書 →キリスト教
に対する、風刺があることがぼんやりと見えてくる
キリスト教信者ではないので
ぼんやりレベル。
欧米では、もっと輪郭ハッキリして捉えられそう
新・新約聖書
クソ親父(神)にキレた娘(神)が下界へ降りていって一悶着起こそうとする話。
絵面は可愛いけど、内容はフランスっぽい(?)ブラックコメディ。無駄なくソツなく、皮肉で笑える。広告のイメージとは全く違うけど面白かった。
神のみぞ知る、お話。
神様はブリュッセルのアパートメントに住んでいた、というとんでもない設定から物語は始まる。しかもパソコンで人びとの「人生を弄ぶ」という人となり(神なり)である。
神一家の家族構成は、神と神の妻、そして息子と娘という設定で、神との折り合いが悪く下界に降りた息子(JC : イエス・キリスト)に続き、娘(エア)も神である父に反抗し下界へ。娘が神のパソコンを乗っ取り仕掛けた「人びとへの余命宣告」という時限爆弾が人間の運命を思わぬ方向へと誘い、デトックス的な効果をもたらしていく。
使徒が18人に増えていくという突拍子もないお話に加え、ちょっと天然で摑みどころのないキャラクターである神の妻(女神)が無垢過ぎたりして、この映画は、神というモチーフに人間的なエッセンスをひと振りふた降り加え、ファンタジックな味付けで語る「人間賛歌」であると思う。
妻を演じたヨランダ・モローの怪演と、ゴリラと愛し合う老婦人を演じたカトリーヌ・ドヌーヴがとくに印象に残った。
創造主たる神は実はブリュッセル在住の引き篭もりDV親父で、デタラメ...
創造主たる神は実はブリュッセル在住の引き篭もりDV親父で、デタラメな法則を作って人々を不幸にしては喜ぶ様に激怒した娘エアは、父に反旗を翻して父のPCから人類に対して余命を告げるメールを一斉送信後人間界に逃亡。兄イエス・キリストにならって、自身の使徒6人を見つけて彼らの言葉を綴った新たな聖書を編纂すべく旅に出る。
原題が『新・新約聖書』という意味なので全編かなりきわどい風刺に満ちていて、人間の心が奏でる音楽を聴き取ったり、ハムサンドを一瞬で2個に出来たりとささやかな特殊能力を持つエアが、余命を知ったことから自分の人生に奇妙なテーマを与えた風変わりな使徒達の人生に光を与えていく様と、エアを追ってブリュッセルの街に降臨した神が自分で作った法則で足を掬われるドタバタの対比がとにかく面白く、彼らを待ち受ける驚天動地のオチがスカッと爽快。
不死が実現した遠い未来を舞台にしたSFだった前作『ミスター・ノーバディ』とは真逆の世界観の中で炸裂する奇才ジャコ・ヴァン・ドルマルの無邪気なセンス・オブ・ワンダーに脱帽です。
しんどかった…
正直見ているのがしんどかったです。
というのも、映像も内容も少々飽きやすい…
素人ながら、この映画を題名から惹きつけられて
楽しみにしていた身としては
かなり残念だった…
この時代のものなの?
原作があるのですか?
調べ不足ですが、男性社会的な背景が伺えたし
女は黙って、男が一番みたいなのがベターでこの時代には、ん????っと思ってしまった。
神様がパソコンを使って人間を操る、
なんていう発想は面白いなあとおもったが
そのあとの話の展開がもう、見てられなかった
疲れてしまった
後半頭に入らなすぎてあまり印象に残っていない、、、(ごめんなさい)
神様っていうイメージが、こんなにも人間の格好姿として現れてやっている…
元は違ったけど自分に似た人間に姿を変えて…
とかちょっと内容がガバガバで
頭に入りにくい…
あと、画の撮り方、カットがキャストを正面から撮るシーンが多くて
カメラ目線で語るシーンが多かったのが特徴的…
神様の娘がカメラに語りかけるシーンはまだ良いとしても
他の登場する人もほとんど真正面からの図で
飽きてしまう…
映画は漫画とか本とかと違ってカラーで美しいのがいいのに
人を真正面から撮りすぎてて何が何だか分からなくなってくる…
あと集めた涙は?
なんか、私は泣けないから集めてるみたいなこと言ってたけど…
あれも、ただ単に神様っていう人間と違うっていうのを強調?アピールしたいだけのセリフだったのか?と…
あーいうのも話の展開に持ってきたら面白いのに
ハリーポッターでも涙を集めたりするけど
とても無意味な涙集めだったのでは?
せっかく面白い設定だったのに…
私には理解しがたい…
残念だった…
花柄は苦手
終始、整合性のないストーリーと笑えないジョークで疲労しました。
最終的にただ単一の「しあわせ」を押し付けられただけの印象で、とても排他的でひとりよがりな筋書きだと感じてしまいました。
伏線もとくに回収されないまま。老人の寿命の話のフリは?集めた涙は何のためだったの?
映画は感性と、それに引きずられない知性を備えたものであってほしいです。
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