何者のレビュー・感想・評価
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自分の努力を実況中継してないと、立ってられないから
映画「何者」(三浦大輔監督)から。
就職活動やSNSへの投稿をしながら、今の自分は「何者」なのか、
そんな問いに答えを出していこうとする若者がテーマだが、
これは、もしかすると私たち、成熟した大人に向けた、
監督からのメッセージかな、とも受け取れた。
SNS投稿をしていることに対して、こんなセリフがある。
「なんか『俺はこんなにも頑張ってきた』とか、
めちゃ好かれるアピールしてな、さみしいよな、そういうの。
LINEでやってって話でしょ?」と批判する若者もいれば、
逆に「そんな観察者ぶったって、なんにもならないんだよ。
それをみんな分かっているから、痛くても、カッコ悪い今の自分を
理想の自分に近づけようとして頑張ってるんだよ。
それが出来ない、あんたの姿は、誰にでも伝わっているよ。
そんな人、どこの会社も欲しいと思うわけないじゃん。
とにかく、自分じゃない誰かに、なれる場所が欲しいんだよね。
ツィッターで自分の努力を実況中継してないと、立ってられないから」
このグサッとくるフレーズは、映画の世界だけの話ではなく、
SNS投稿しているあなた方は、本当は何をしたいの?と投げかけられた、
そんな気がしてならなかった。久しぶりに考えさせられたなぁ。
苦しんで、苦しんで、それでも進む
就活、転職、戦った人、苦しんだ人なら共感できる内容。重い内容なので就活中の人に勧めることはできない。そこを抜けた人が、活動中の自分の姿を客観的に見ることがてギル。就活中の人が見るにはそれなりの覚悟が必要かも。
山田孝之の存在感、というより存在のありがたさ。決して諦めることなく、言い過ぎることなく、主人公を応援する。こんな人がいるのはとてもラッキーだと思う。
自己顕示欲と居場所
就活を題材に現代の若者を描いた映画。何者でもない若者たちが、自己顕示欲とうまく付き合いながら自らの居場所を探そうとする物語だった。
原作も読んでいたので、うまく作られているなというのが感想。でも、自分の努力や人脈をアピールする人間を嫌な感じに描けばもっと共感できたのに。
皆が5年(休学・留学はあるが)だったこと、裏アカウントで本音をツイートしてたことが謎解きのように明かされるが、インパクトは弱い。でも、そんな宣伝の仕方には違和感がある。
これ、普通でしょ?
訴えたい事が全く響いて来ない
これまた映画館で上映中に観ようか悩んでやめ、新作の高い料金でレンタル。
まーーー!ひどい!
予告ってなんかミステリー的な謎めいたような予告動画だったと思ったから観ようかなと思ったのに。騙された。
今彼はどういう感情なのかとか、彼女はどういう目で気持ちで相手を見てるのかとか全く伝わらず。
これ映画にするか?
1チャンネル的な映画だった(分かる人には分かるだろう)
自分とは何者なのか突き詰めて考える時
まだわからないと思う
就活中の大学生五人の群像劇。
演劇をやっていた分析好きの男(佐藤健)、地味で真面目な女(有村架純)、親切そうに見えて裏切る女(二階堂ふみ)、バンドのボーカルをやっていた調子のいい男(菅田将暉)、かっこつけてるだけの男(岡田将生)、この五人が内定を取るために活動するが、次第に本音が明らかになり・・・。
みんな真面目だが、二十歳過ぎでは自分が何者かわからないと思うけど。
これから就活する年代として
就活生向けの傑作
ずっと気になっていて楽しみにして観た分、何とも言えない気分になる作品でした。
見せ方は凄く面白く期待を裏切る物語だったと思います。
けど結末もなく悪く言えば、Twitterと就活の話でした。
何も伝えたいことも感じなくて、ボーナスに入ってる就活講座みたいなのを見て正直気持ちが悪かった。リクナビの就活斡旋映画みたいに見えて凄く残念でした。
現代の若者の誰しもが抱える心の闇
Twitterというコンテンツを通し、主人公の本音が解るストーリーという、まさに現代の若者の象徴みたいな話な気がしました。
本人の前では、その人の事を励まし何でも無いように振舞って仲良くするけれど、心の中ではその人を妬み、否定し、悪くいう。
私は、Twitterというコンテンツでまさに、こういった経験があり、Twitterが怖くなってしまった人間なので、Twitterという人が簡単に見れると解っていて間接的にひとを傷つけるやり方が凄く苦手です。
話の流れはそれだけな気がして、映画の予告では、就職活動に頑張る若者の話!という紹介ですが、実際は、Twitterで悪口書いてるだけの若者の話
落ちも正直、何が伝えたかったのか解らなかったです。あれだけ、宣伝してた割には…という感じです
現代の象徴
すごくひりひりする
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