何者のレビュー・感想・評価
全444件中、141~160件目を表示
これ、普通でしょ?
人間と人間の関係の中に
ネットが介在している世の中で
これが普通だし
日常を見ているようだった。
主人公の気持ちもよく分かるし
オシャレな現実逃避彼氏の気持ちもよくわかる。
「俺は他の奴らとは違う」
それを映像として見ても
なんにも楽しくなかった。
わかる~!って感じだった。
団塊世代には、新鮮に映るのではないかな。
まあ、観た後に言うでしょう。
「イマドキの子って・・・・・」と。
訴えたい事が全く響いて来ない
これまた映画館で上映中に観ようか悩んでやめ、新作の高い料金でレンタル。
まーーー!ひどい!
予告ってなんかミステリー的な謎めいたような予告動画だったと思ったから観ようかなと思ったのに。騙された。
今彼はどういう感情なのかとか、彼女はどういう目で気持ちで相手を見てるのかとか全く伝わらず。
これ映画にするか?
1チャンネル的な映画だった(分かる人には分かるだろう)
自分とは何者なのか突き詰めて考える時
就活を期に演劇を引退する、バンドを引退する。
今まで打ち込んでいたものから離れた時に、自分はどんな人なのか考える。
会社を受けながらも、演劇を続ける友人のことが気になる。
自分はこれで良いのだろうか迷う。
SNSを通して、簡単に他人の様子が分かってしまうので、相手の良いところばかり気になる。
内定が早く出た友人となかなか出ない自分。
就活を経て、得るもの失ったものを描いていく。
まだわからないと思う
就活中の大学生五人の群像劇。
演劇をやっていた分析好きの男(佐藤健)、地味で真面目な女(有村架純)、親切そうに見えて裏切る女(二階堂ふみ)、バンドのボーカルをやっていた調子のいい男(菅田将暉)、かっこつけてるだけの男(岡田将生)、この五人が内定を取るために活動するが、次第に本音が明らかになり・・・。
みんな真面目だが、二十歳過ぎでは自分が何者かわからないと思うけど。
これから就活する年代として
まだ就活というものを経験したことがないがずっと気になってた作品。
あの5人の就活部屋のシーンを見る度に「何もないのによく集まるなこいつら」という目で見てしまっていた。
ラストの方で一気に主人公の裏垢ツイートが紹介されたが罵ってはいるが文章が上手い。脚本家目指せばいいのになんて思った。
この映画で伝わってきたこと、教えられたことは就活は「個人戦」だと言うこと。いちいち内定もらった友人のお祝いなんてしてられない。「早く決まって気楽で羨ましい」という感想だ。
就活を通じて、自分が何者であるかを模索する大学生5人のドラマ。自分...
就活を通じて、自分が何者であるかを模索する大学生5人のドラマ。自分以外の他者を冷ややかにツイートするが、自分自身も結果の出ない状況…人間の嫌な本音の部分が垣間見れ泥臭い。で、何?って印象が残った。
就活生向けの傑作
ずっと気になっていて楽しみにして観た分、何とも言えない気分になる作品でした。
見せ方は凄く面白く期待を裏切る物語だったと思います。
けど結末もなく悪く言えば、Twitterと就活の話でした。
何も伝えたいことも感じなくて、ボーナスに入ってる就活講座みたいなのを見て正直気持ちが悪かった。リクナビの就活斡旋映画みたいに見えて凄く残念でした。
現代の若者の誰しもが抱える心の闇
Twitterというコンテンツを通し、主人公の本音が解るストーリーという、まさに現代の若者の象徴みたいな話な気がしました。
本人の前では、その人の事を励まし何でも無いように振舞って仲良くするけれど、心の中ではその人を妬み、否定し、悪くいう。
私は、Twitterというコンテンツでまさに、こういった経験があり、Twitterが怖くなってしまった人間なので、Twitterという人が簡単に見れると解っていて間接的にひとを傷つけるやり方が凄く苦手です。
話の流れはそれだけな気がして、映画の予告では、就職活動に頑張る若者の話!という紹介ですが、実際は、Twitterで悪口書いてるだけの若者の話
落ちも正直、何が伝えたかったのか解らなかったです。あれだけ、宣伝してた割には…という感じです
現代の象徴
こんな人ばかりな気がする。
夢を追って泥臭く努力する人を、
見下すことで自分を保つ。
ツイッターのアカウントごとに性格を使い分け。人からどう見えるかだけが大事で、自分の中身を磨く気は更々ない。
胸糞悪いけど、必要な映画だと思う。
自らの思考に疑問を持つ人が増えるきっかけになれば。
かく言う私も、無我夢中になれてなかったなと反省し、すこし泣けた。
すごくひりひりする
予告を見ていて、ヤダみが炸裂してるな!と感じて劇場鑑賞をスルーしていました。
家でBD鑑賞して、やられた!と!
桐島よりも、ひりひりして、釘づけになりました。
自分を投影してしまって、辟易する一方で愛おしくて、ほんと、上手く社会にでて、仕事して、たくさんの人と出会って学んでいたいめみて、でも幸せ見つけて欲しい…と、ほぼ祈りです。
音楽も、作品を見た後で主題歌をきくと、ささりました…。
劇場で見ればよかった…。
これは就職活動をテーマにした作品ではなく、大学5年生の心の葛藤を描...
これは就職活動をテーマにした作品ではなく、大学5年生の心の葛藤を描いたものである。
ツイッター・ラインなど、SNSを駆使した世代の闇の部分が描かれる。
前回同様、キーマンとなる人物が全く出てこず、会話で想像させるところは映画として面白い。
ツイッターの裏アカウントの扱いには気を付けないと。
最後のオチのあたり、分かりづらかった。もう少しストンと落ちるような描き方にしてほしかった。
人間終わってる
この作品を観ると自分を見うしなう怖い作品でした。
就活活動より先に自分探しが必要だと思う。
自分自信..世に出て何がしたい何ができるかと悩むと自分が、何者でポンコツに思えてきます。
だからタイトルは良い!
メンタルが弱かったりネガティヴな人はお勧め出来ない作品。
人に愛される人間になりたいと心から思う。
SNSは怖い……。 人の裏の顔は分からない。 就活の様子を客観的に...
SNSは怖い……。
人の裏の顔は分からない。
就活の様子を客観的に見てすごく難しい事を一人ひとり面接官に話してるなぁ〜と思った。自分も同じように喋れるだろうか…。
「三浦大輔」を採用した映画
原作、朝井リョウで監督、三浦大輔なので、早稲田出身のくくりとも言えるが、そんなことはどうでも良いだろう。要するにこの映画は、売れた原作で持って三浦大輔(劇団ポツドール主宰)をメジャーに押し上げようとする意図をもって作られた映画と言えるだろう。だが、その試みは、完全なる失敗に終わった。
三浦大輔の舞台を原作とした『恋の渦』は、無名の役者を使い、大根仁が撮ったのだが、これは全然話題にならなかった。DⅤDレンタルでは、大根のネームバリューからか、10本以上が棚に並んでいたが、どう考えても多くの人の目に触れたとは思えない。
逆に自分の舞台を原作として自ら監督を務めた『愛の渦』は、結構話題になっていたはずだ。と言うのも、門脇麦が完全ヌードを披露しているし、見知らぬ男女がセックスするためだけに集うハプニングバーを主題にするあたり、思い切りの良さを感じさせもするからだ。しかし、DVDレンタルでは2本しかなく、なかなか借りることが出来なかった。まあ、この内容では大売れすることはないのだが。
この二つの映画に共通するのは、舞台が限定された室内に限られていることである。また、そこで展開されるのが、集団の中での不和というか蹴落としあいと言うのも共通している。従って、これは三浦の十八番のテーマと言う事なのだろう。この三浦の特徴を目ざとく見極めた映画関係者が、似た主題をもつ『何者』に三浦を抜擢した、と言うのが私の見立てである。
ではなぜ、その試みが失敗したのか。正直、私にとってそんなことはどうでも良いのだが、取りあえず分析してみよう。三浦の上の二つの映画に共通するのは、「下衆さ」である。二股を掛けあったり(『恋の渦』)、ハプニングバーに行くこと(『愛の渦』)は、「下衆」以外の何物でもないことは、誰の目にも明らかだろう。だが三浦の特性はそれだけで終わっているわけではない。と言うのも、実はその中に、「純粋」さを一滴もたらすと言うのが、三浦の真骨頂だからである。「下衆」さと言う雑草の中に咲く、「純粋」さと言う一輪の花、この対比が、彼の特性を際立てる重要な要素となる。
もう大体わかると思うが、この『何者』においては、「下衆さ」が全然足りないのである。確かに仲間で集まっているのに、ツイッターで悪口を書くのは「下衆」なことではある。しかし、別にそんなことは大したことではあるまい。物事がうまく運ばない人が、人の悪口を言ったところで、それは負け犬の遠吠えと言うに過ぎず、誰でも聞き流してしまう程度の発言でしかない。それは言ってみれば、その人の純粋さと表裏一体とも言える。だから、この下衆さによって純粋さが際経つ、と言う構図は成立しない。これが失敗の根源だ。
そもそも、どの人物にも私は純粋さも下衆さも感じなかった。それは、キャラクターの描き方が中途半端である事が最大の原因だろう。有村の演じるキャラが、突然岡田のキャラに怒るシーンがあるけど、あれはなぜ怒っているのか全然分からない。正確に言うと、無理やり展開上怒らせているようにしか見えなかった。あそここそが、純粋さ(有村)と下衆さ(岡田)の対比のシーンでもあったのだろう。しかし、一皮むけば皆同じような立場・考え方なので、観客からはその対比が見えず、作者だけが対比を意図してしまった結果、あの謎のシーンを招いてしまったと言えよう。
そもそも就職活動と言うのは、どんぐりの背比べみたいなもので、映画の題材に向くもんじゃない。若者に個性を求めた所で、そんなものは「兆し」にすぎない。せいぜい性格をみるぐらいのもんだろう。明確な目標を持っているなら別だが、そんな人はこんな就職活動は最初からしないだろう。どう分析してみても、「就職活動」そのものに、魅力などありはしない。それが分かっていたからこそ、三浦は劇団と言う要素を、この映画に盛り込んだのだろうが、劇団そのものは決してこの映画の主題を請け負うことはできない。言うまでもないが、それをやったらこの映画の主題は劇団になってしまうからだ。
三浦がなぜこの映画で失敗したのかは既に述べた。だが本当の結論はそこにはない。真の結論は、誰が撮ったところで、この映画は失敗に終わることが決まっている、と言うことだ。題材の失敗こそが、この映画の失敗の根源である。三浦をこの映画に採用した慧眼の持ち主は、題材の良しあしを見極められなかったのだから、皮肉なものである。
不思議。現代って感じ。
なんだか不思議な気分の映画でした。
ツイッターの裏アカウントとか、そーゆー現代的なものもあり、劇団の話などもありましたが、就活、内定で切羽詰まってる人たちがいるとおもうと、こんな風になってしまうのか?と思いました。
なんか見終わった感想も不思議でした。笑
全444件中、141~160件目を表示