「ありきたりだが心に響く。青春ドラマの王道を行く物語。」青空エール 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
ありきたりだが心に響く。青春ドラマの王道を行く物語。
【賛否両論チェック】
賛:自身の夢や大切な人のために、一心不乱に部活に打ち込む主人公達の姿が、清々しくてステキ。忘れていた情熱を思い起こさせてくれる。
否:展開はかなりありきたりで、驚きはなし。
甲子園を目指してひたむきに練習に打ち込む高校球児と、彼を応援するために一心不乱に吹奏楽に打ち込む主人公。そんな主人公を最初は敵視していた周りの仲間達も、その熱意に負けて、次第に1つになっていく。・・・という、設定も展開もまさに青春ドラマの王道を地で行くような物語ですが、それでも感動してしまうのは、観ている方が思わず照れ臭くなってしまうような、真っ直ぐな心に溢れているからです。
ただ逆にいうと、お話としては結構ありきたりで、
「こうなるかな・・・」
と思った通りのベタベタな展開になっているのも、また事実。その辺りは好みが分かれそうなところです。
とはいえ、気になるようなラブシーンもありませんので、是非デートでご覧になってみて下さい。
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