君の名は。のレビュー・感想・評価
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細かい点への疑問を封殺させる映像と演出が圧倒
新海誠は『言の葉の庭』の映像美に驚愕した一方、『星を追う子ども』があまり面白くなかったし(そして名作の誉れ高い『秒速5センチメートル』とかは見てない)、RADWIMPSをフィーチャーした今作は何となく悪い意味でポップな印象を受け、正直全く期待していなかった。で、結果としては見事に裏切られた、良い意味で。
映像美は相変わらず圧倒的で、新宿の目まぐるしくごちゃごちゃした街並みも、飛騨の雄大で何となく停滞した雰囲気も、美しいの一言。ただ、今回一番やられたと思ったのは話の展開のミスリードにまんまとはまったこと。予告編で『転校生』よろしく男女の主人公の中身が入れ替わるのは知っていたが、そこに『時をかける少女』な展開が交じってくるとは思わなかった…。入れ替わりは同時代と勝手に思い込んでいたので、糸森町の真実を知ったときはしてやられた!って感じだった。時系列が複雑で、タイムパラドックス的に考えて茶々を入れることもできなくはなさそうだが、見事に内容がこんがらがらずに頭に入ってきた。台詞の言い方が仰々しい気もするが、アニメだしそんなものか。一番心配だったRADWIMPSの音楽は大丈夫だろうかという点は、むしろ良い仕事したなという印象の方が強い。歌入りのところだけはどうしても気になってしまうが、歌が入るタイミングも歌の雰囲気も合ってると思うので、個人的な好みだからどうしようもない。
「また新宿かよ!」「また万葉集かよ!」「また彗星かよ!」と今まで使ってきたモチーフが繰り返し利用されたが、持てるアイデアと好きなモチーフを惜しげもなくつぎ込んで、文句なしなエンターテイメント作品を作ったらこれができたのかもしれないとか思ったり。古典の先生の演出はにくかったですね。
めちゃ良かった!
新海作品を初めて見たけど、テレビでの特集通り、映像が本当にキレイで見とれちゃいました(^ ^)
そして主人公達のすれ違いに胸が苦しくなり、映画終わった後も30分くらい浸ってました。あー私も心が通じる相手が欲しいヽ(´o`;
あー今まで見てきた映画の中でも本当に良い作品だった♡本当にオススメです!
夢から覚めず終わってしまった。
この映画を心から絶賛している人はこのレビュー読まない方がいいかもしれません。
正直面白かった。大ヒットするでしょう。でも、大人としてみた時に手放しで絶賛が出来ないんです…
この作品を単純に言ってしまえば、素晴らしい運命の出会いによって結ばれるべき2人を描いた映画なのですが…
結局人同士が結ばれる上で一番の障害になるものを描いていないんですよね
どういうことかというと
2人を結びつけたのは運命です。土地の神の意思とでも思えるような何かによって2人は入れ替わり、関係を持ちます。
そして2人が結ばれる事を阻むのもこれまた運命です。自然の災害、圧倒的なパワー…
そんな大いなる何かによって運命づけられた素敵な2人を応援する気持ちはわかりますが…
これではあまりに“人の心”が描かれていないように思うんですよね。
そもそもどうして2人は惹かれあったのでしょう?ただ入れ替わってお互いの事を知っただけで人は人を愛するでしょうか?三葉は瀧のどんな性格を魅力に感じたんでしょうかね?
百歩譲って、素敵なシチュエーションでお互い惹かれあったとしましょう、でも恋愛が難しいのってその後じゃないですか?
好きなはずなのに、友達じゃなくなるのが怖い。
好きなはずなのに、向こうの心がこっちを向いていない…そういった心の動きこそが人同士を結びつける事の最大の障害なのに…
2人を引き裂くのも“運命”なんですよね、この作品は…
それは恋愛を描く上でどうなんでしょう?人の心と向き合い、2人で乗り越えていく前の、シチュエーションにドキドキしているだけの子供の恋ですよね…あまりにも綺麗な部分ばかりです。
現実の恋愛は、もっともっと相手の心と自分の心に苦しむものです。外的要因だけの出会いと、障害…そんな恋愛は見たことないです。
理想ですよね…夢なんですよ。
結局素晴らしく綺麗な、現実とかけ離れた夢を見た印象でした。
現実を描く恋愛映画は現実で参考になるんですよね、この映画にはそれがありませんでした。この映画の恋愛に憧れる程現実は残酷にのしかかってくるでしょう。
あまりに痛々しい大人の恋愛を描いたブルーバレンタインのような作品が、本物だよなと、やはり思ってしまうのです。
タイトルなし(ネタバレ)
背景というか、風土風習文化の「面白い」を取り出して扱うのがうまい。『星を追う子ども』でもファンタジーの中に由来や伝統をきちんともたせていた。今回もよく活きている。
ラスト。春だし、電車だし、踏切で出会ったらどうしようかと思った。そこでさよならにしろ、手を取り合うにしろ、サイアクだ、と思った。オマージュにしても二度とごめんです、あれ。
年上のみつはが階段の上から、年下のたきが階段の下から、その差を埋めるために歩みを進めて、通り過ぎて(本編と同じようにね!)、でもまた振り返り、そこでやっと「結ばれる」。よくできたラスト!大団円!本寸法!
夏の終わりにとても素敵な映画を見られました。
最高の一言!
序盤は入れ替わった日常を描いているだけだったのでそこまで面白くはありませんでしたが、後半にかけての展開が最高に良かったです!
RADの音楽もマッチしていました。始まっていきなり流れたときは鳥肌ものでした。
絶対に劇場でもう一回見たいと思えた作品に久しぶりに出会えました。
星10は欲しい
文句がひとつもありません。
入れかわってると気づくまでの色んな悩みがありつつの平凡な日常。
二人が気づいてからのスピード感、曲の使い方。
後半の衝撃の展開、手に汗握るストーリー。
応援し、祈りたくなっちゃうようなキャラクター。
からの劇場にずっとおりたくなるような幕引き。
しばらく席を立てませんでした。
泣ける笑える
最後の方ただのラブラブカップルです
見てるこっちもにやけちゃう
これは関係ないと思うけど後ろの席の人が
ポップコーンガサガサしてうるさかった
感動シーンが台無しホント最悪
ああいうのはマジで勘弁して欲しい
青春物語!
とても絵が綺麗で思春期真っ只中の高校生の心情と恋心がすごく鮮明に描かれていました!山寺先輩のキャラが良く、三葉のおっぱいのやつ、四葉のしっかり者キャラが良かったです。てっしーとはやかちゃんの恋もね笑。糸守町の存在が、映画として成り立っていく要素だと思います。『彗星』と『君の名は。』、『黄昏時(逢魔が時)』がかなりキーワードになっていますね。そして三葉と瀧が山で出会ったところにすごく感動するものがあり、事故から8年後の三葉と瀧が出逢うところはとても感動しました!小説の方も映画とはまた違った感動がありました!これは誰でも楽しめる、また、何度でも観たくなる映画です!青春映画♪
スパークルめっちゃ良い曲!
そしてラスト泣ける!まさか宮水神社に1568年の歴史があるとは。
~時間軸~
2013年 三葉の時間
2016年 瀧の時間
2013年10月4日 隕石落下
2016年 瀧、糸守へ
2021年10月4日 瀧がてっしーとさやちんと会う。
2021年 2022年? 瀧、三葉、再会
7/7(木) TOHOシネマズ流山おおたかの森にて
完成披露挨拶ライブビューイング
8月26日(金) TOHOシネマズ日本橋にて
9月16日(金) MOVIX亀有にて
10月29日(土) TOHOシネマズ渋谷にて
やはり新海誠監督!
前評判が、よかったので母と一緒に観に行きました。瀧と三葉の入れ替わりから彗星による街の崩壊、タイムパラドックス、ラブストーリーを絡めて、この二人がどうなるかハラハラの連続!最後は、ハッピーエンドでよかった!新海監督のファンになりました!
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