君の名は。のレビュー・感想・評価
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言の葉の庭の方が好き
素敵な映画でした。
映像も大変に素晴らしく、物語中盤からの怒涛の展開はまさにエンターテイメント。
ハラハラさせられ、そして、少し泣かしてくれました。
周りは学生の方が多かった印象。
夏休みの終盤の終盤にこれ程の大作を鑑賞できたことに胸を張ってるんじゃないだろうか。
いい映画であることは疑いの余地もないのです、が、僕としては前作の言の葉の庭のほうが好きですね。
新海誠監督は短編の方が向いてるのかもしれない。
伝えたいテーマをゆっくりと時間をかけて論理的に構築していくことよりも、ギュギュッと濃縮し感覚や印象の力で表現する方が得意なんじゃないかな。
まさに詩人だと思います。
長編小説よりも、一編の詩を書き綴るほうが彼の才能を遺憾なく発揮できるんじゃないかな。
新海誠監督の短編、また観たいです。
嘘だろ!?
「入れ替わりする男女の恋愛もの」程度の予備知識で鑑賞しました。正直...
「入れ替わりする男女の恋愛もの」程度の予備知識で鑑賞しました。正直言って、私には合いませんでした。
アニメーションの利点とは、現実とはかけ離れた設定や現象を、それを観る側が受け取りやすくなる点にあると思います。「この現象は、この作品の中の設定では起こり得ることなんだ」という線引きを、より現実世界から遠ざけてくれるものだと思います。だからといってどこまでも現実離れすることなく、与えられた設定、線引きの中でいかに楽しませるかが重要になってくるのだと思います。
しかし本作は、その線引きが非常にあいまいだと感じました。本作を観る上で「入れ替わり」の要素は事前に受け止めるべき設定でしょう。作中では不意に訪れるその入れ替わりの中で試行錯誤しながら男女が互いを認識しあいます。しかし終盤ご都合的に入れ替わりが起こり、今までの試行錯誤はなんだったのか、これではなんでもありではないかと肩透かしをくらった感覚に陥りました。
上記はそのあいまいさ、ご都合主義の一例で、その他にも3年の差を認識するのが遅すぎないかという点や、なぜすぐに連絡を取り合おうとしないのかという点、ネットで地名を検索すれば済むのでは?なぜ記憶が消えるのか?書いていくと疑問が多くキリがありません。そもそも「名前」という要素が、本作にそれ程重要なファクターだとは思えませんでした。
確かに映像は綺麗でした。しかし本作を観た上で最後に残った感想は、「綺麗なPVをこれでもかと流し込まれた」というものでした。何も気にせず、綺麗な映像と音楽を楽しみたい方は観たらいいと思います。
映像、ストーリー、楽曲すべてに圧倒される。
ハリウッドとは違う、絵画的リアリティ。
アニメマニアじゃなくても、また大人でも充分楽しめる内容だと思います。ただ、主題歌がバーンと分かりやすく入ってくる演出はちょっと恥ずかしかった。。
背景画が素晴らしく、自然だけではなく、都会にも有機的にみずみずしく描かれているのが特徴的です。
作画がジブリで「もののけ姫」などを担当されていた作家さんだそうです。
アニメには詳しくないですが、「もののけ姫」あたりから、細田守監督作品や、本作に至るまで、背景画の作画の緻密さが増しているように感じます。
ハリウッドのディズニー・ピクサーあたりが追求している3DCGのリアルさとは違い、日本人のアニメーションの作画は、絵画的で、情緒があるリアリティを追求してきたのだと思います。
そのような意味では、本作はその高みに到達したアニメーション映画のように感じました。
初めまして新海誠と言います、以後よろしく
最高でした
よかった!
これは想像以上でした❗
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